Photo by Brian Miller /GoPro

撮れた！

これを見た瞬間、

人生をかけて追い求めていたもの、

その自分が抱いていた波乗りのイメージがここにあった。

まずは誰もいない海。

そこでサーフする至福。

２年越しで乗り続けているミッドレングス。

いつも一緒にいる友人ミラーが、ゴープロで撮ってくれたもの。

しかもこちらからお願いすることなく、

自発的に撮ってくれた作品である。

これはかけがえのないことである。

この作品を眺めていると、

波乗りを始めた頃にタイムスリップさせてくれるもので、

なぜかあのときに乗っていた４００ｃｃの中型バイクを思い出すに至り、

さらには初めてサーフボードで波に乗った日。

あの日の茂原すかいらーくのAランチ（ハンバーグステーキ）の香りまでが、

思い出されてきた。

なぜ波に乗るのか？＿私が波乗りを始めた頃の回想記【前編】＿（３２２２文字）

記憶とは不思議で、

さらには波乗りも不思議なことである。

成績表にまで書かれていた

「飽きっぽい私」だが、

３３年も毎日波に乗ることばかり考えている自分ということは、

今まで想像すらできなかった。

５０歳を越えて、あまり多くを望まなくなったが、

波に乗ることはまだまだ未開であり、

その扉を開けて内部に光が点った感覚であります。

日本が日曜日。

こちらが土曜日。

なんだか不思議な感覚だが、

地球規模、いや宇宙で考えると当然なことなんだろう。

いや、宇宙だと千年を一秒と考えるとも聞いたので、

この一秒なのか、

または千年なのかがわからなくなってきたが、

その１０００年の１／２０を生きてきたことで、

その単位が少しだけわかった気がした。

今日もすばらしい日に。

そういえばすっかり師走ですね。

温かく、のんびりと。

明日またここで！

◎

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