理想のサーフボードが完成するまで、
シリーズでお届けしてきたカスタムオーダー特集。
本日、ついに完成編をお伝えいたします!!
(今までの流れ)
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第1弾 理想のイメージに合うサーフボード選び
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/81029
第2弾 サーフボードをオーダーしよう!
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/81317
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“オルタナ風ハイパフォーマンスボード”というコンセプトを胸に、
サイズ、デザインともに、理想のサーフボードをカスタムオーダー。
そしてオーダーから約4ヶ月弱、
待ちに待ったカスタムサーフボードが完成。
CANVAS『POINT 5(ポイント ファイブ)』、その全貌をお届けします!!
“CANVAS POINT 5 の全貌を公開”
CANVAS『POINT 5』5’7.5″ x 19-1/8″ x 2-3/8″ CL値:約27,5CL
ティントカラー/シーフォーム、ボランクロス、FCS 5FIN
テイクオフの速さと安定感を重視するために、
Lengthを「5’7-1/2″」と長めに、
Thicknessも「2-3/8″」と厚みをもたせた設定。
全体的にボリューム感がありつつも、
精緻なパフォーマンス性能を発揮するフォルム。
【ポイント1】
CANVASの特徴が活かされた美しいアウトライン
エッグ系のミニボードとは一線を画す、
全体的に細身のアウトラインが新たな時代の幕開けを予感する。
ハイパフォーマンス仕様と言っても、
忘れてならないのは「CANVAS流」だということ。
このようなアウトラインでも、
ワイデストポイント(もっとも幅のある位置)をノーズエリアに寄せることで、
抜群のテイクオフ速度とライディングの安定感を出している。
【ポイント2】
速さを生むノーズとコントロール性を上げるテイル
ノーズエリアをワイドにすることで、
CANVAS特有のテイクオフの速さと安定を生んでいる。
また適度なロッカーを設定することで、
ワイドノーズの欠点であるターンの重さを軽減。
軽快なターン性能とクイックな反応を実現し、
波へのアプローチや波面からのリリースなどがとてもスムーズ。
標準仕様のラウンドピンテイル。
テイルにかけての緩やかな曲線が、
ターンの際にスムーズな切り返しを生む。
また抑えめのテイルロッカーで、
ボードのプレーニングエリア(接水領域)を広くし、
パドルの速さ・テイクオフを楽にしてくれる。
【ポイント3】
レイル形状は若干のハードレイルを採用
レイル形状は若干のハードレイルを採用。
レイルのボトムにかけてエッジがあり、
波面へのレイルの出し入れもスムーズな上に、
ドライブ性とコントロール性能をバランス良く保つ。
レイル形状はテイルエリアにかけて、
エッジを効かせつつも徐々に薄く絞っていくことで、
取り回しの良さ(回転性)がとても良くなっている。
特に切り立つ波のトップや掘れた波でも、
クイックなボードコントロールを可能にしている。
【ポイント4】
ボトムには加速性の高いシングルコンケイブを採用
ボトムに薄いシングルコンケイブを施すことで、
波への吸い付きも良く、スムーズな加速感が得られる。
掘れた波では特に速さと安定感を感じることができる。
またレイル形状(ミディアム〜ハードレイル)との組み合わせにより、
ダウン・ザ・ラインでは飛ぶように加速し、
ドライブの効いた快感的なターンの虜になるだろう。
【ポイント5】
トライか、クアッドか、それは…あなた次第
もはやマジックボード感がプンプンな『POINT 5』
5フィン仕様にすることで、
お好みのフィン設定を探す楽しみがある。
トライフィン、クアッド、ツインスタビなど、
それぞれのセッティングを試してみるのも良いだろう。
速さを最大限に生かすのか、
ターンの回転性を重視するのか、
その絶妙なバランスをとるのか、
それは…あなた次第です!!
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ー 総評 ー
このボードは掘れた波、特にリーフの硬い波を想定してオーダーしました。
普段はフィッシュやミニボードに乗ることが多いので、
サイズのある波で速度と安定感のあるパフォーマンスボードをイメージし、
さらには大好きなオルタナ風をしっかり宿すCANVAS『POINT 5』。
現在、ボードインプレッションを書くために、
さまざまなコンディションで『POINT 5』を試乗しています。
先の台風波にも乗ったのですが、すでにマジック認定しております♪
みなさんも理想のサーフボードとの出会いを大切にしてくださいね!!
(マンデーヤザワ)
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