15秒、西うねりのロッキーショア_ジェイ・アダムスとふたりだけのサンクスギビング・セッション!!_(1404文字)

こんにちは、

こちらは感謝祭当日。

しかもソリッドなうねりが届いていて、

ブイも5ft@15秒!
278°という西うねり、

ひさしぶりに強いうねりが届いた。

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真西うねり、

サイズがあるということで、

迷わずロッキーショアに向かった。

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およそ2ヶ月ぶりとなるオーバーヘッド(背丈以上の波)。

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そのロッキーショアは、

自分がまるでロケットになったかのような初速だった。

サイズが出ると、

やはりものすごい波質となることを再確認した。

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シーズン初めのロッキーショアは、

砂が取れておらず、

ピーク付近は逆に砂がついておらず、

ブレイクが岩の上なので、

干潮時以外は無人となる。

または、

ハードコアサーファーしか来ないので、

誰か来るとなると、

ヒーロー登場みたいにうれしい気持ちとなるサーフブレイクだ。

サンクスギビング(感謝祭)は、

朝から日没までオールデイサーフする日だ。

疲れはてた頃、

夕方の美しい光のなかに誰かがパドルアウトしてきた。

ジェイ・アダムスだった。

LOS ANGELES, CA – MAY 30: Jay Adams arrives at the 9th Annual MusiCares MAP Fund Benefit Concert at Club Nokia on May 30, 2013 in Los Angeles, California. (Photo by Jerod Harris/WireImage)

ジェイは私を見ると、

「波がこれほどナスティ(スラングで「極上」ということ)なのに、
誰も入っていないんだ?」

うれしそうにニヤリとした。

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彼の所作、

そのすばらしい波乗りに感動してしまった。

沖でジェイとふたりだけでセッションとなったのは、

心の宝物部屋にしまいこめると、

じんわりと感じたサンクスギビング。

ジェイは私の名前を聞き、

それは苗字か名かとさらに尋ねられた。

「NAKIという綴りのワンワードですよ」

「ふーん、マドンナみたいだな」

名前も覚えてもらい、

晩秋の贈りものだと、

ひとりごちていた。

「明日はサン・ペドロのシークレットに行くんだぜ!
ブレイクがふたつあって、
トレッスルズみたいな波質と、
もうひとつはベルジーランドみたいに掘れ上がるやつだ」

その練習になったと大喜びしていた。

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Zボーイズ、

ドッグタウンでおなじみのジェイは、

マンライで上がってきてこのポーズ。

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「Zボーイズのドキュメンタリー映画を最低10回は観ました。

その中で一番ジェイ・アダムスが好きです」

というユフィの言葉にジェイは震えるほど喜んでいた。

ちなみにユフィは、

NAKISURFのインターンで、

上記の証明からもカウンターカルチャーを得意とする才女だ。

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「へー、そんなにすごい人なら、

一緒に写真を撮ってください」

とマコさん(サンオノフリー三兄弟)も気楽に参加して、

気の良いジェイとこのポーズで締めくくった。

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ジェイ・アダムスと、

Zボーイズたちのスケートボード・ムーブメントは1971年から起こった。

たとえば、

ボウル(お椀状のプール)で滑り、

垂直スケートボード革命の父だと歴史書にはある。

「スケートボード界のジェームズ・ディーンだ」

そうアラン・サルロ(プロサーファー、マリブの闘牛)に公言させたりしている。

ジェイ!
ありがとう!!!!

それではどうぞすばらしい週末をお迎えください!

Happy Thanksgiving!

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