Canvas -44- 10’1″
10フィート以上もあるサーフボード。
きっとログライダーたちにとってはなんともないことだが、
ショートボードあがりの私にとっては、
この船のような浮力で普通に波に乗るということは、
ファンタジーそのもの。
クリスちゃんこと、
クリスチャン・ワックはログマスターでもある。
タイラー・ウオーレンと同じで、
どんなボードにも美しく乗る。
ハングテンしたり、
スイーピングカットバックしたり。
こうして見てみると、
そこまでテイルにも乗っていないし、
それほど加重していないように見える。
ハングテンでウナクネ式というか、
クネクネと振るのは総帥アレックス・ノストと同じ。
ウナクネについては↓のポストに詳しいです。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/56083
ハンテン・ドロップはスリルの結晶。
温故知新だろうか。
パラレルスタンスでショアブレイクに入っていく。
これもスリルそのものだろう。
バックサイドカットバック。
これだけボードを傾けることができることがすごい。
ターンのきっかけなのだろうか?
やたらと安定している不思議。
きっと何かマジックの種があるのだろうから、
少し留意して検証していきます。
大きなフィン、
大きなボードの至福。
俺もいつかは、きっと絶対に。
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【おまけ】
ここサンオノフレには原発二基があって、
福島の事故を受けて、永久的に廃炉と決まった。
けれど、
プルトニウムだかなんだかが収束を迎えるまで500年かかると言っている。
そんなことで国民は憤慨している。
で、日本。
このブログではあまり政治的なことに触れないでいたが、
いまだに原子力発電所が廃炉となっていないことに驚きを隠せない。
以前は日本の人口に電力をくまなく供給するために必要だという刷り込みだったが、
現在はどの原発も稼働していないのに日本全国に電力は足りているようだ。
とすると、震災後に
「電力は残り何%です」とTVでやっていたのも茶番だと思える。
「みんなで立ち上がろう!」とかそういうことは言わないが、
これだけ危険なことを国で容認しようとしていることが信じられない。
日本の何人かの政治家は、国民を虫だと思っているのだろう。
私は完全に「原発反対」であります。
故清志郎さんが言っていたことが今ではよく分かります。
少し遅いけど、
でもしっかりとわかりましたよ。
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