新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

『OP PRO』→US OPEN OF SURFING_サーファーマガジン特大号!_5’6″Y-QUADのハンス・ヘーガン_ハワイの温かパーティ_田中一村さんについて少し_夏よ、晴れろ?!

こんにちは、

雨、晴れの繰り返しのノースハワイです。

日本の天気図を見ると梅雨前線が低気圧になったものの、

いまだに湿った大気のようですね。

天気予報は全国的に曇りか雨で、

晴れのニコちゃんマークは那覇のみという状況だった。

波もあんまりなさそうで、USオープンのあったカリフォルニアからも

「ようやく小さくなってきました」とメールがあり、

今週はどんな波になるのだろうか?

さて、先日届いていたサーファー誌のビッグイシュー号を昼食時に見ていると、

俺に届いたのは、OPプロのトム・カレン表紙のものだった。

このファイナルはライブでは見ていないものの、

確かハンティントン在住の紀藤さんが撮ったフィルムがVHSテープにダビングされていて、

それを見てハンティントンピアの高さや波質に驚き、

そしてトム・カレンの美しいカーブサーフィンに感動したことを思いだした。

折りしもUSオープンが終了したところですね。

地元のブレット・シンプソンが優勝し、

決勝日の早朝にいた柳瀬が

「ブレットだけ朝早くから練習していました」

という報告だった。

やはり一流な人が努力を重ねてようやく結果が出るのだなあ、

とNEWSに現れない事実を知って気が入った。

ご存じこのイベントの前身は『OP PRO』だったわけで、

南カリフォルニアの色々なことを思い出しながらページをめくっていった。

↑ボード紹介ページでは、ND9(NDR)が存在感を持っていて、

↓最近お付き合いしている未来派工場のキャッチサーフも2本掲載されていた。

「catch surfboards」は広告もこの通りの見開きで、

その柔らかい素材とは逆に硬派な押し出し方だった。

5’6″クアッドに乗るのは体重85kgのハンス・ヘーガンで、
動画もyou tubeで見つけた。

なんだかD大先生が乗っているようだぞ。

ドノヴァンがスタントしているの?

と疑うほどの斬れ味にびっくり。

すばらしいカービングサーフィンだなあ。

このキャッチサーフには、

スキムボードチャンピオンのブライアン・ビーカーもライダーとして契約しているんだけど、

以前に池田潤ちゃんと話していたときに

「ビーカーをマーケティングしてもしょうがないでしょう」

と指摘され、「まさしく」とうなずいたことを思いだした。

ビーカーのスタイルはD先輩に言わせると、

「両股関節を骨折している男が毒を盛られての断末魔サーフィン」

なんだそうで、なるほどかなりガニマタで苦しそう。(笑)

アメリカはドノヴァンみたいなかっこいいサーファーもいれば、

ビーカーのような断末魔的なスタイルもあって幅が広い。

まあ、彼を必要とするかしないかは、

USマーケットと日本との大きな相違で、

それはスタイル重視かそうでないかなんでしょうね。

トリプルオーバーのホワイトハウスで、

ビーカーがエア1080度を決めてもうっとりとしないと思います。(へへー)

さて、ケイキフラ優勝祝賀パーティがいつも行く公園でささやかに催された。

↑ハイライトはこうして生徒のがんばった点とか、

優れていること、これからのことを師範(クム、先生)がみんなの前で語り、

子供たちにとってはそれまで努力してきた色々がここで浮き出された。

感極まって泣く子あり、親も泣き、先生も泣き、それは温かい時間だった。

5時間あまりの野外パーティなので、

遊びの天才ノアはこうしてシートの上に水をまいて、自作水上ランプを作り、

その上で滑走したり、いつまでも自転車でグラウンドを走り回っていたり、

みんなでおいしいものを食べて、なかなか楽しい時間でした。

ハワイのこういう暖かみのあることって、すごく日本ぽくていいなあ、と思う。

その後、少しの丹田トレーニングをして、暗くなったと思ったらもう8時。

雨が多いからか蚊が多い。

夏の夜は短いが、それもまたすばらしいな。

.

今日の南からのうねりは少し下がったけど、朝の満潮から干潮にかけて一瞬良くなって、

その後風が強くなり終了しました。

それからクリスチャン・ワックについての原稿書きをし、

8000字まで書いたところで、背中が痛くなって終了。

フェラーリ林編集長へ、

結構良いパラグラフが書けていますよ!

この原稿の掲載号の発売が9月1日なので、どうぞお楽しみに!!

.

さっき昔のシンラという銘雑誌のバックナンバーを開いていたら

田中一村さんの奄美大島での作品特集があって、そのすばらしさに胸をうたれた。

「極貧でないと、良い作品は作れない」

と作品は売ることはせずに、お世話になった人に贈り、

絵の具代を稼ぎながら描くという毎日だったそう。

そんな自己の入り込み方が生き生きとした作品となり、

ここにありありと現れているような筆遣いだった。

緑くんと田中一村美術館(奄美大島)に行ったあの日の感動が蘇ってきました。

俺もがんばるぞー!

と、コーヒー飲んでメール仕事をしています。

これからまた丹田のトレーニングに行ってきます。

やっぱり心技体ですね。

早く晴れて、みなさんにも夏が戻ってきますように!

6 thoughts on “『OP PRO』→US OPEN OF SURFING_サーファーマガジン特大号!_5’6″Y-QUADのハンス・ヘーガン_ハワイの温かパーティ_田中一村さんについて少し_夏よ、晴れろ?!

  1. ハーレーかつ

    ポケットマネーは出しましたが、大阪で展示会でした。

    弊社ライダーが勝ちましたので、
    回収もできそうです。
    へっへー

  2. markee.

    田中一村さんの美術館行きました。
    色鮮やかなアカショウビンやリアルな波など、とても感動しました。

  3. ウミ平グリヒィーJr.

    トムカレン、ん?カッコいいす。キンさんずのトムカレンチクリ魔さん、まさるさんのように鋼の肉体でゲットする時全開休みなしでアウトにでれるようにならねば。僕の場合ストレッチするふりして五回位は休憩しないと無理です。腕立てします。

  4. naki Post author

    ハーレーかつさん、
    さすがです。
    ポケットマネーで、ウエイブプールを原宿警察署の屋上にお願いします?!

    へへー。

  5. naki Post author

    markee.さん、
    私もあのアカショウビンの絵がすごく好きです。
    鳴き声が聞こえてきそうです。
    海をはさんで同じ絵で感動できるのってすばらしいですね。

  6. naki Post author

    ウミ平グリヒィーJr.さん、
    休憩ぜひ?!
    イカ釣り名人だと鎌倉日報の3ページ目に出ていましたが、
    すごいですね。
    餌木ですか?
    トムカレン式の釣法ですか?
    「つり丸」の連載したらいいのに。