こんにちは、
いかがお過ごしですか?
こちらサンクレメンテは、霧のち快晴真夏日。
梅雨の終わりに暑くなって、そのまま真夏に突入したようです。
“Baja”と呼ばれるバハ・ビルのキャンパー車内。
サンオノフレ岬と、フォードアーズのレフトが見渡せる絶好地。
ここでは、さまざまなサーフィングについての論議が行われている。
今朝のお題は『スタイルについて』だった。
バハ・ビルが強く主張していたのは、
”サーフィングはスタイルを追求すべき”ということ。
バハ・ビル曰く、
「波に乗るのは表現でもあるので、
サーファーはスタイルを磨き、それを極めるために波に乗れ。
このアレックス(ノスト)のボトムターン写真なら俺は一日中眺めていられる。
波乗りのすばらしさのエッセンスが詰まっていると思うだろ?」
「はい。まったく同感です」
「波乗りはただ波に乗るサーファーもいて、
お前たちのように自己表現するサーファーもいる。
俺が言いたいのは、個々がそのスタイルを磨き、
美しくエレガントで、そしてアートピース(美術品)のような波乗りを見せてくれ」
ということであった。
彼のことは昨日もここに書いたが、
台所機能が付いたキャンパーを持ち込み、
自分の農園で採れた野菜、
釣ってきた魚を調理して一日中サーファーたちにふるまっている。
タイラー・ウオーレンやジョージ・トリム、
アンディ・ニエブレス、サム・シャファーたちはここの常連で、
いつもここにいてサーフィングについて話している印象がある。
ジャレット・メルやジャスティン・クインタル、
そしてロビン・キーガルたちもここに属している。
それはきっと、
サンオノフレのスタイルあるサーファーたちにとっての寺子屋なのだと思う。
リユニオン・ウエットスーツのジェン。
これを見たビルたちがスタイルポイントについて論じていたのはここに書くまでもない。
それにしてもサンオノフレのリユニオン率というのは半数以上ではないだろうか。
そのリユニオンを愛するフランク・フェリオス。@frankfelixf
彼はパリに住んでいる生粋のフランスサーファー。
その中身は「オルタナサーフィング・カルチャーマニア」で、
簡単に言うと、おフランスにいるウナクネ子弟。
今年も4週間のサマーバカンスにやってきて、
JJウエッセルやブライアン・ベント、
前出したタイラー・ウオーレンたちと交流が持てているようで毎日笑顔であります。
「ねぇ、フランク。フランスでは1ヶ月も夏休みがあるんだね」
「エビダモン!(もちろん=Evidemment.)3ヶ月もざらさ」
「とすると、クリスマスも週末もホリデーもあるから1年の半分近くお休みになりそうだね」
「エビダモン」
「すごい国だね」
「ジャポンはどうなんだい?」
「夏は1週間休めたら御の字だね」
「御の字?どういう意味だ?」
「まあ最高にうれしいということさ」
「みんなフランスに来ればいいのにビエニヴュ(ウエルカム=bienvenue)」
ある良いことがあった私とたつやくんは、
お祝いも兼ねて街の南にあるハワイアンレストランの『ハパ・ジェイズ』に行き、
ショーユチキンとスパイシーポキ(ハワイではポケと発音する)のランチとなった。
私が製作した『サーフスターT』。
寡黙にかなりの本数をこなすジャーミーにプレゼントしたらこの笑顔。
こちらもうれしくなりました。
最後の話題はキャッチサーフ。
カラニ・ロブが『ハワイツアー』と企画して、
里帰りしてJOBたちとサンデービーチでチャージした動画をここに。
CATCH SURF GET WET TOUR HAWAII from Catch Surf on Vimeo.
それにしてもキャッチサーフ人気というのは、
本国はもちろんのこと、ハワイでもすごいものがありますね。
もう木曜日。
週末の計画はいかがでしょうか?
冷たい海でたっぷりと遊びましょう。
トランクス一枚で入り、
寒くなったら熱い砂浜に体を横たえて寒暖浴できます。
これは温めたり、
冷たくしながら全身の筋肉を刺激する健康法です。
ぜひお試しください。
今日もNAKISURFにお越しくださって、ありがとうございました。
それではまた明日ここで!
■