あるメロディを口ずさむように目が覚めた。
それには歌詞もあったようだが、
例によってその記憶は気体のように消え失せてしまった。
今朝は海に行かずに8月5日から始まる
TOKYO CULTUART by BEAMSさんでの個展
『ときめきの水平線』の作品製作をしています。
じつは世界初となるオリジナルアートを完成させました!
詳細はまたここでお伝えしますね。
どうぞお楽しみに〜!
Photo by Brian Miller
Nation Lamborghini 5’4″
午後遅くから海に行くと、
ミラーが水中写真を撮ってくれるという。
(現在の日没がちょうど午後8時。晴れた日は9時近くまでサーフできる)
ちょうどドノバンのお店『The Barn 808』のノベルティTを着ていたので、
そのままサーフウオッシュすることにした。
しかし、水温は2度も下がって20度になっていた。
白人と違って、アジア人は寒さに弱いというのが通説で、
その白人たちがみんなウエットスーツを着ていた日でもあった。
10分間はなんとかなったが、
それからはただただ息を止めて、震える体を抑えていた。
ただ、体の調子が良いので、
いくら冷やしても風邪にならない自信もあったから、
結局たっぷりサーフしてしまった。
おかげで帰り路は、車内ヒーターをありがたく全開とした。
奇才と天才を足して2でかけたアーリック・ユール。
彼の奇天烈フィンレス。
波のサイズもたっぷりあるのにフィンレスで波に乗っていた。
やはりすごい人であります。
キャッチサーフのカスタマーサービス部長のコルトン。
190cm以上の長身を活かして、それはワイルドな波乗りをする。
人も良く、最高な同僚であります。
□
先日、ブライアン・ミラーが、
「ヘイ、NAKIVANをキャンプできる仕様にしようぜ」
「なに、手伝うから大丈夫」
そんなことになった。
NAKIVANは貨物バンであるので、
まずは荷物を全て降ろし、
ベッドの土台、
ベッドの柱と位置を決定する。
こうすることによって、
かなりのボードが入るようになった。
横にも9フィートが三本くらい。
中央は運転席と通じているので、11’4″のサーフボードが入る。
ホームデポで材料を買い求め、
作業が始まりました。
ミラーは、
手伝うと言っておきながら、
全てを先導し、私が完全にお手伝いとなっている。
すばらしいほどの技術を持ち、私は杉本さんを思いだしていた。
早い早い。
あっという間にベッドを設置し、
それをボルトで床に固定しつつ組み立ててしまった。
すごい。
そして今は内装を私が手がけています。
完成したらここにお伝えしますね。
車にプラスティック製のタンスを入れようということになって、
ウォルマートに行くとこんなレトロ号がバリバリ走っていた。
かっこいいなぁ。
サンクレメンテへの帰り路に使った405フリーウエイで、
メタリックブルーのランボルギーニを発見。
「自分のサーフボードみたい」
そう思える幸せ。(笑)
NATION工場に来ると、
デイブネイラーとタイキくんがいた。
ふたりは、
「ガソリンスタンド寿司VSトレーダージョーズのスシ」
について熱い議論を交わしていた。
私からすると、
どちらもかなりおいしいの反対だと思うのですが、
C級グルメのネイラーは、
逆に本物のスシより美味しいというので、
何も意見が言えなくなった。
タイキくんは、
日本に向かったので、見かけたら声をかけてあげてください。
道産子のすばらしい青年です。
ちなみにトレーダージョーズは、
全てがおいしいのですが、
このパック売りのスシと、日本酒のセレクトが全くNGなんです。
サーフボード博士と異名をとるライアン・イングルが、
ノーズライダーをシェイプしていた。
勉強を兼ねてしばらく見とれていた。
そこで再確認したのは、博士はシェイプの達人でもあったこと。
これは水曜日。
それは見事なオンショアが吹き荒れていた日。
おかげでほぼ無人であり、
シェーン・マクファーソンが遠くから私を見つけて話しかけてきてくれた。
これを書いていて、
突然、朝のメロディを思いだした。
「….ララ 奇跡のようにめぐりあう♪」
この歌詞だった。
早速検索をかけると曲名が出てきて、
歌詞と一緒に歌を聴いてみると、
そのすばらしいことといったら!
調べていくと、
この曲は大瀧詠一さん(故人)が作曲で、作詞が多幸福さん。
ん、これだけの大瀧さん節なのに変だな、と思い調べてみると、
多幸福は、大瀧さんの別ネームだということで、
やはりこれは作詞作曲を手がけてらした。
この『恋するふたり』を1曲リピートで聴きこみ、
歌を身に封じ込めると、なにやらウキウキとしてきた。
なので、ここにそのすばらしい歌詞と、
YouTubeでの音源を置いて、このすばらしい日を終わりにします。
Beautiful Sunday!!
◎
春はいつでも トキメキの夜明け
奏でるメロディー 恋の予感響かせ
Boy meets girl Girl meets boy
青い空の下で 奇跡のように めぐり逢う
甘い 君の ささやきに
忘れかけた 淡い記憶 色づいていく
虹の彼方に映し出す物語
映画みたいに ステキな夢を見る
揺れて ふいに ふれた 指先が
胸の鼓動 隠し 小さく ふるえてる
Boy meets girl Girl meets boy
恋するふたり 誘われた心に さらわれていく季節
濡れた瞳見つめ 唇に
愛の言葉のせて 静かに抱きしめる
燃える日射しが せつなさを焦がし
重ねるハーモニー 恋の余韻なびかせ
Boy meets girl Girl meets boy
白い砂の上で 恋人たちは 裸足の夏を待つ
君の まぶしい ほほえみに
あふれだした 熱い気持ち 溶け込んでいく
春はいつでも トキメキの夜明け
奏でるメロディー 恋の予感響かせ
Boy meets girl Girl meets boy
恋するふたり誘われた心にさらわれていく季節