ニューポートから見えるハンティントンビーチ・ピア。
ミラーたちが、
アレックス・ノスト総帥が愛するサーフブレイクがニューポートにある。
その名もブラッキーズ(Blackies)。
ここのレジェンドサーファーであるマイク・ロジャースにブレイク名の由来を聞いてみると、
「その昔、1950年代前半にブラッキーズという犬がこの浜にはいたのさ」
なかなかユニークなことであります。
「混むから空いているうちに1セッションしてくるよ」
そう言って、
放射冷却時の気温5度に着替えてサーフしていたミラー。
噂の波が写っている。
こうしてウエッジ、またはラップしてくる波質は、
サーファーたちの心をとらえて離さない。
あれ、ノブさんだ。
そうやってシャッターを切ったのがこちら。
NATIONのミッドレングス&Z1サーフスーツを着られた、
カーデザイナーの偉人であり、伝説。
滋賀のマコさんを鍛えた師匠だというと、
現代の水滸伝王進師範を彷彿させるが、
実際は、
「マコさんは、昇進して国際本部長となり、
ものすごく偉くなったので、もうサーフィンは教えられません」
そんな波乗りとは関係ないことをおっしゃっていた。
「肩書きがないのがサーフィンの魅力ですよ」
そうお伝えしようと思っていたが黙っていた。(笑)
私にコーヒーのイロハニホヘトを教えてくれたライアン・ヒメネス。
彼のスーツもZ1である。
ちょうどフロウグライドの完璧レイルターンをしたので、
シャッターを切った瞬間。
「早朝に魚が買える」
そんなこともブラッキーズの魅力だと聞いていた。
水揚げされたばかりの深海魚!?が並んでいた。
この魚は何?
上記したけど気温5度、
オフショアによる体感気温1度(Weather Liveによる)という冷え込んだ朝。
水温14度は、日本人には完全にブーツが必要な水温。
けれどこの人はトランクスでやってきて、
躊躇せずに海にずぶずぶ入ってきて、こうやって写真を撮っていた。
信じられない光景だが、
アメリカ人にとっては普通のようで、
聞いてみると、寒くも痛くもないそうで、
こちらは完全防備でいるのに足の指先が冷えて、
痛いを通り越して感覚がなくなっているので、
しばらくそのことを信じられなかった。
鈍感なのか、寒さに超強いのか。
暖まったのと、
ミラーが写真を撮ってくれるというので、
パドルアウトすることに。
この時間でもまだお寒い私。
Nation The Connector 7’0″
Photo by Brian Miller
.
ついに、
コスタリカでの盟友6’5″の長兄7フィートの初乗りがやってきた。
良い波を待ってとやっていたらこんなに時が経っていた。
ファーストウエーブ。
マンライ感激。
なぜか遠くにいるラカちゃん(旧名鯖一郎)を想う。
ピアの上からのダブルアングルで撮ってもらえたのは、
これもたくさんの幸運を呼び寄せるサーフボードなのでありましょう。
一度上がって時計を見ると8時だった。
すると、ノブさんも上がってこられて、
その王進師範の支度品を拝見することができた。
ニューポートレジェンドのマイク・ロジャース。
齢69歳になられるのに、
水温14度をトランクスとタッパーでサーフされていて、
中年の星というか、
ミック・ジャガーを思い出したのは言うまでもない
サーフブレイクの隣では、
ファーマーズマーケットが開催されていて、
こんなサルサ&ジャム屋だったり、
自家製コールドプレスジュースだったり、
グルメ系パンが売られていた。
まだ写真があるので明日に続くのなら続きます!
【おまけ】
これは前出したラカちゃん(旧名鯖一郎)の昨夜。
Video by タキロー
関東地方は雪がすごかったようで、
けれど、ラカちゃんは冷気には強そうでした。
ビーター(キャッチサーフ)でスノーボードをするとはさすがです!
今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。
Happy Surfing!!
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