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naki's blog

【特大号】サイドスリップにマルイプロを思い出す_愉快な仲間たち_マウイとセイジ_車修理_絶品レモンクリームパスタ・レシピ_(2835文字)

Catch Surf x DFW Barry McGee Pro 7′

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ミニマルフィンでのサイドスリップ。

私の選手時代にテイルスライドが流行したのだが、

それはマーティン・ポッターがノーズをあえて斜面内に射して、

テイルを押し出すというのを一瞬で、

しかもフルパワーでやっているのを見てから、

「あれをやってみたい」

そうやって私なりに挑戦していた。

わかったことは、

下手をすると、

つまり失敗してある位置にボードを寝かせてしまうと、

波の抵抗を受けてそのままねじれて、

膝の内足も外側靱帯も一瞬で弾けてしまうとわかってから、

トレーニングしなくてはと、茅ヶ崎パルバルに通い、

プロティンを飲みながらウエイトトレーニングしたが、

そこまで長続きしなかった。

話が逸れた。

テイルスライドでした。

その時は、

こうして柔らかいボードでその追体験が簡単に、

つまり膝に負担をかけずにできるようになるとは、

夢にも思わなかったことだろう。

そのくらいミニマルフィンでテイルを滑らせることは、

簡単で、しかも膝や足首に安全であります。

私が真剣な顔をしているのは、

ショアブレイクがあり、

その向こうにそびえる玉石群が見えるからだろうか。

その昔、

千葉県勝浦市の部原というブレイクに初めて行ったとき、

分厚いショアブレイクに驚いたことを思い出した。

結果、そのセクションはマルイプロ等での最終コーナーというか、

フィニッシュ、またはゴールであったことも連鎖して浮かんできた。

フィニッシュは波先を見つけて、

そこに引っかけるようにオフザトップしていく。

私は波先に張り付くのが好きだったので、

可能な限り加重していく愉楽。

浮遊後、加速というTシャツになりそうなうれしき2単語。

Brian Miller

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ミラーのグライドを見ていると、

テツガク的なことを想ってしまう。

エリック・クリステンソンのボード話で盛り上がった朝。

Be Radことビーラッド。

『過激に』というのがそのニックネームの持つ意味だが、

ビーラッドは、そんな過激さと気品、

さらには愉楽をたくわえる好青年。

今日は私のミニマルDFWで過激だった模様です。

彼のインスタグラムアカウントは、

@b_rad_ewart

です。

お知りおきを。

Catch Surf Odysea Log 9′

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ミラーの親友ライアン・ヒメネスは、

9フィートキャッチサーフでノーズライド。

彼はマスターバリスタたちを指導するコーヒー博士として知られていて、

そんなことで職を得て、家族を養っているのです。

サードウエーブの旗手『スタンプタウン』の大使は、

私にコーヒーのイロハニホヘトを教えてくれた人でもあります。

ブリタのフィルターを求めて、

ターゲットという総合スーパーマーケットに行き、

大好きなオモチャ売り場をのぞくと、

なんとベンチュラ・セイジのフィギュアが発売されていた。

というわけではなく、

映画『モアナ』のマウイ人形でした。

それにしてもセイジと似ています。

Ventura Sage and TW’s Dream Fish

at Costa Rica

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こちらがリアル版ベンチュラ・セイジ。

ウリマップタツ。

サンオノフレにいると、

すごいトラックがやってきた。

荷台にはこうしてキャッチサーフと、

姉妹品のウエイブバンディットが。

なんだか純朴でいいなぁ。

NAKISURFバンが先週から絶不調で、

急坂は上れないし(迂回)、

フリーウエイはトラック車線で大型車と混ざって低速走行していたが、

ミラーに調べてもらうと、

この原因は触媒コンバーター(catalytic converter)だと、

最初のダイアグノーシス(診断)であった。

全交換して溶接だなんだとやると、

3000ドルもかかる大手術だとあきらめていた。

で、ミラーと再度ダイアグノーシスをかけてみると、

違うコード(0303)が出てきて、

それを調べてみると、3番シリンダーの発火系問題だと分かった。

そこでスパークプラグを交換。

まだ直らない。

次の診断は0179。

「エンジンルーム内の排気不良」

とあった。

なるほど煙が出ていて、

以前から走行後はドライバーキャビンが異常に熱くなり、

サウナ状態だったが、エンジンの水温計は正常なので、

この貨物バン特有の現象かと思いあきらめていたが、

その煙をたどっていくと、

なんとオイルが入るパイプがずれていて、

それを直すのに今度はエアクリーナー装置を取り外して、

オイルパイプのマウントから調節し、パイプを元通りにした。

2つ解決したけど、

まだ不調。

うーん。

まだ3番シリンダーの発火問題とあったので、

横にある1番のワイヤーと替えて、

それで問題が1番シリンダーの発火となるのなら、

3番のスパークプラグワイヤーであろうと、

そうしてみると、それが大当たり。

ワイヤーを替えると完治した。

やった!!

直りました。

良かった〜。

これから少し遠出してニューポートに行ってきます。

ミラーありがとう!

そうやってリクが持ってきてくれたカレンダーをミラーに進呈すると、

7月は彼の作品で、

それに大感動してくれた。

うれしいものです。

その配達人リク。

テニスはフェデラーかボルグかと噂されている。

次世代の錦織さんとも。

有機レモンクリームパスタを作りました。

しかも全粒粉のオーガニック。

じつはこれ、

恵比寿のアポンテの看板メニュー。

なんでレシピを知っているかは、

聞かないでいただきつつ、

作りたい人のためにここに公開します。

今回の材料です。

全粒粉パスタ(スパゲッティーニくらいのサイズで。アポンテは通常のパスタ)

生クリーム

有機レモン

黒胡椒

パルメジャーノ・レッジャーノ

この6つだけです。

しかも私流は火はひとつだけでいいので、

カセットコンロでも調理できます。

2人分

0.小さめの有機レモンを1個を絞ります。

1.ソースパンに直接生クリーム(300ml程度)を入れて、弱火で半分以下になるまで煮詰める。

2.煮詰まる前に大さじ一杯程度のパルメジャーノ・レッジャーノの塊を溶かし、火から外してから(0)のレモン汁を加ます。

3.茹でる鍋にブクブク・サバーラカ〜と、お湯を完全沸騰させ、海水より少し濃いくらいの塩を投入します。(必ず沸騰してから塩を入れてください)

4.そこにパスタを200g入れて、表示されている時間または少し長めに茹でます。(全粒粉の場合。アルデンテではない=オーバークック)

5.パスタが茹であがったら、ソースパンを火にかけて、沸騰する寸前にびしゃびしゃという感じでパスタとゆで汁を加える。(このゆで汁で塩加減と、乳化状態を調節します)

6.パスタがソースを吸い、パスタ色でなくソース色になったら温めておいたお皿にパスタを回すように盛りつける。

7.盛りつけたパスタの上にパルメジャーノ・レッジーナを軽くおろし入れ、黒胡椒もふりかけ、最後に有機レモンの表皮(黄色)を刻んで振りかけて完成。

ああ、さまざまなパスタを食べてきたが、

「官能」という単語が浮かぶものはこれ以外にありません。

ぜひお試しくださいね。