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naki's blog

晴れた波と仲間たち_(1340文字)

雲が増え、

雨が降ってきたが、

私は、

記憶の中にある晴れた日の波の上にいる。

切り立つ波壁。

体温並の海水温。

無風。

岩盤、そして強いうねり。

仲間たちと波に乗った日。

忘れられない夏の日。

忘れることができない土佐高知。

自主ビーチクリーンをしていたタヌーマン。

タヌキでもプラゴミが気になるのは、

きっと獲物となる魚が、

マイクロプラスチックで汚染されるのを見ていられないからだろう。

ハイカラ・マコちゃんに会いに行ってきました。

桂浜に住むタマちゃんが、

「マコトくんの店は、高知市の福井やからここから30分くらいです」

そんな距離で市内にありました。

ハイカラ・ミシン

高知県高知市福井扇町6-18

088-854-7123

アクセサリーを売っていたり、

服飾好きの私にとっては、

心が躍る小さなお店だった。

新品はもちろん、

中古もあり、

修理も、

使い方も教えてくれる伝統的かつ、

近代的なお店でした。

高知の名店100選。

こちらは中村竜さんのインスタグラム・ストーリー。

鎌倉もまたテトラポッドの被害にあっているという。

前出の高知桂浜も現在、

この消波ブロックを数千個入れる作業に入っていて、

しかも高い堤防があり、

その裏に入れて、

簡単に言うと市民から隠れた工事をしている。

土佐市新居地区の会長と話したとき、

消波ブロック等の無駄なことに税金を数億円も使って、

逆に海岸を失わせてしまう愚策だと、

何人かしかわかっていないのです。

サーファーのみなさんも協力してくださいと言われ、

こちらは諸手を挙げて賛成しています。

とにかく、

市民レベルで消波ブロックを設置させないことはできないのだろうか?

もっと言うと、

外海から影になる『竜の浜』でも消波ブロックを設置していて、

サーファーからすると、

「こんなところに波が来るのは年に数回」

とわかるのだが、

こういうのは、

特定の誰かが儲かるようで、

意味のない場所に全く意味のないことをして、

自然を破壊し、

国民の血税の結集である予算をふんだんに使っている。

5月に来た際に捨て猫がいた。

元々飼い猫だったとわかるのは、

人を怖がりながらも、

人が恋しいのか、

グルグルブルブルと近づいてきて、

数日すると触れられるようになった。

こういうのはノラネコではありえない。

ただ、

飼い猫で育ったおかげで野性の餌を獲ることがむずかしいようで

やせ細ってがしらハウス付近をさまよっていた。

あまりにもかわいそうなのと、

人間由来の捨て猫なので、

魚を与えたりしていたが、

出発の日が来て、

このネコの先行きが心に引っかかっていた。

今回やってくると、

この捨て猫はグレー色をした仲間を見つけ、

この廃墟付近をアジトとしていた!

さらには毛並み良く、

獲物を獲ることを覚えたようだった。

浦ノ内にアイゴという魚がいる。

背びれに毒があって、

割と危険な魚だと聞いたが、

「食べるとおいしいですよ」

漁師のおじさんがそう言って、

ニンニク味噌で漬けてくれたのをフライパンで焼き、

冨永のおばちゃんのブシュカンをかけていただくと、

それはそれは感激するお味でした。

台風10号の奇跡波。

高さ3m、

厚み10mものショアブレイク。

もの静かな仁尾くんが波に乗った。

彼の夢波。

私の夢の波。

Happy Surfing!!