黄昏のころを逢魔時(おうまがとき)と言う。
「妖怪、幽霊など怪しいものに出会いそうな時間」
だとものの本には書いてある。
黄昏というのは、
黄が太陽、
昏が暗いということを意味する言葉だ。
私にとって怪しい、
妖しいものとは、
タヌーマンだが、
彼はタヌ星からやってきた宇宙人だと知ってからは、
(巻末リンク*1、2参照)
「そんなものか」
そこまでの興味は失われてしまった。
台風10号が去り、
残ったうねりと、新しい地形。
そしてタイラー・ウォーレンのドリーム・フィッシュ。
ワールドクラスの波。
クリスチャン・フレッチャーがやってきたとき、
「アメリカからすごいサーファーがきた」
そんな噂が流れ、
土佐高知の写真家たちが集まってきた。
こちらは小松さん。
普段は鳥の写真を撮られているのだそうで、
クリスチャンと会えて、
とてもうれしそうだった。
地元の人にとっては、
クリスチャンが来国というのは、
大きなできごとだったのだろう。
こちらは私とクリスチャンの再会図。
元々私とクリスチャンは近所の仲。
「こんなところにいたのか!」
日本の南にいる私に驚いていた。
左にはラカ法王が波を見つめ、
クリスチャンの後ろにシュンジくんがいた。
片岡さんのがしらハウスの前で獲れたカワハギ。
冨永のおばちゃんがやってきて、
「ナニはナニやき、
こうやってさばくんやで〜」
そうやってお造りにしてくれた。
ひさしぶりにいただいたカワハギは、
亡き父と一緒に行った釣り船で食べたものと同じ味がし、
その45年も前の味が蘇るという不思議もあった。
これが台風10号接近時の片岡がしら邸で、
風波が道路に打ち付けていた。
満月大潮と気圧の関係で、
潮位が異常に上がった朝でもありました。
さて、
高知新聞浦ノ内販売所は、
独自のアプローチで多くの読者を引きつけているが、
これはそのひとつ「瓦版」であります。
「御城印をもらおう」
というのが、
今回の瓦版のテーマ。
裏面には、
誇らしくNAKISURFの広告が入り、
私たちの活動はこうして、
かの地でも行われているのでありました。
前の海は、
小魚がたくさん泳いでいて、
この湾の魚にとても詳しい冨永のおばちゃん(前出)に聞いてみると、
「これはナニや、ナニやで〜」
そう教えてくれたが、
ナニではわからないので確認すると、
サバゴーという魚で、
サバの稚魚の方言のようであった。
土佐高知のガシヤン。
ココ・サンシャインを愛する男でもあります。
ガシヤンは、
オカちゃんとか、
オカピーとも呼ばれている。
彼はリップに叩かれても、
バレル内で同化しても、
ショアブレイクで転がされても不死鳥のように蘇る。
不屈の精神と、
ブレイクの範囲が広く、
東の室戸岬から南西の足摺岬までを範囲とするグレイト・サーファー。
四国の偉人タマちゃんは、
銘コーヒーの焙煎家として多く知られていて、
今回はコスタリカの逸品が入ったというので、
200gを5袋求めた。
高知でジグザグコーヒーと言えばタマちゃんであり、
タマちゃんと言えば、
ジグザグコーヒーなのであります。
流通先は、
タマちゃんを見つけてお願いすれば、
数日後にはハンドピックして、
焙煎して渡してもらえる仕組みです。
偉人は今日も笑顔でした。
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【巻末リンク:宇宙人だったのかタヌーマン】
【巻末リンク:タヌーマンが地球にやってきた日】
Happy Surfing!!
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