タヌ・ビーチ。
タヌ(田野)は、
中世以前には、「田野々村」だった。
地名の『たのの』が、
『たなの』となり、
そして『タヌ』となったのは、
タヌーマンに由来する言葉であるからだろうか。
田野は、
段丘があって、開けた地という字面に由来している。
各辞典で「田野々」の語彙を調べてみた。
遠野もこれから転じたものであり、
タヌも坂本から転換したひとつである。
このタヌ・ビーチをGoogleの衛星画像で見てみると、
山間地に棚田があり、
豊かな水が美しい砂浜に流れている。
ビーチとされつつ、
東西端には岩場がこのビーチを囲む。
よって、
うねりの向きに合わせて、
左右からのウエッジ等が入るパワフルな波質でもある。
ビーチ部はサーファーが多く見えるが、
岩場ならたいていは無人なのもここを気に入っている理由で、
さらには、
タキビしながら各人のサーフィンを見ている人たちがいる。
スーちゃんとか、
イトウくんたちがそのメイン・メンバーであるようだ。
こういうところのサーファーは、
常に見られているからか、
品格に長け、
そしてグレイトサーファーが多い。
ひさしぶりの硬い波質と、
先日感得した『接着』の具体例に迫ろうと、
タイラーのツインフィンを選択した。
6’7″という長めのドリームフィッシュは、
この波にはばっちりはまるはずだ。
良い波が来た。
ずっと無人だったので、
波も喜んでいることだろう。
(そんなことはないだろうが、盛り上げたかった)
横は宇宙一とされる朋輩うどんの学くん。
やはりツインフィンの接着が一番強烈で、
この加速し続ける滑りまでもが、
ミッドレングス・ツインフィンの魅力だろう。
仁尾くん登場。
レフトにはチャンネルがあって、
その深いところに向かって、
浅いところからテイクオフし、
長い壁にレイルを接着させていくというJOB系のグライドだった。
そういえば、
JOBが東京大井町のシティウェーブと、
北海道にいますね。
チューブ・マスターの学くん。
クラシックな人で、
これからは山の整備です。
林業ですと、
海のためには山が大切だと感じ、
きっと今日も山に入っているのだろう。
レフトはロングライドができ、
まれにライト狙いで奥の岩場にいると、
そこからつながるレフトがやってきて、
100mは軽く乗ることができる。
今回のメニュー。
ボンザー1971を初日に。
そして今日の主役はこのドリームフィッシュ。
6’7″というのが私のこだわりでもあり、
NAKISURFオリジナルフィンもシングルフォイルにこだわり、
そして後ろにセットできるようにしてある。
桑田山温泉という名湯があり、
日帰りならば630〜700円で利用できる。
私の食師範であるクルミちゃんは、
ここで水を汲んでいるというのでマネをしたら、
硫黄味の体にしみ入る泉味に驚いた。
そういえば、
膝の痛みが1年以上も続いていたとき、
この湯に入ってから治癒に向かった記憶がある。
公式HP画像
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泉効用を調べてみると、
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり
(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、
運動麻痺における筋肉のこわばり、
冷え性、
末梢循環障害、
胃腸機能の低下、
軽症高血圧、
糖尿病、
高コレステロール血症、
喘息又は肺気腫、
自律神経不安定症、
ストレスによる諸症状
(睡眠障害、うつ状態など)、
病後回復期、
疲労回復、
健康増進と良いことづくめであった。
普段忙しくされている法王や、
タキビ神、
聖式カルちゃん、
顔面マヒのマグヤン(旧名ツナくん)、
そして腰痛に悩むきんちゃんたちの顔が次々に浮かんだ。
Happy Surfing!!
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