ぼくは、
「チューブに入るぞ」
そうくりかえして言っていました。
がっ校が始まりました。
コロナでおくれたので、
ぼくたちは、
まい日7時間目もべん強することになりました。
おくれているので、
生とは、
学力をとりかえさなくてはならないそうです。
でも、
そうなると、
ぼくにとって、
べん強は、
長すぎるのと、
たくさんすぎておぼえられなくなりました。
ホンマツテントウだとナキさんは言っていました。
ホンマツテントウのいみがわからなかったので、
ツナクンさんに聞きました。
ツナクンさんは、
「あ”〜、それはテントウ虫の一しゅだよ…」
と教えてくれました。
でもツナクンさんはオドオドしていたので、
ぼくは変だなと思いました。
ナキさんに聞いてみると、
「気にしないで、オドオドよりオンドが良いよ」
そう言ったので、
お母さんに聞いてみると、
「おフロのオンドのことかもしれない」
そうやって教えてもらいましたが、
ホンマツテントウムシのことは、
なにもわからなかったことにきづきました。
サーフィン日記なので、
サーフィンのことを書きます。
だれもいないムジンのサーフブレイクがありました。
お休みの日なので、
道もコンビニもこんでいましたが、
サーフィンはムジンでした。
ナキさんとお父さんはいろいろ知っているんだと、
ツナクンさんが言っていました。
ツナクンさんはシーバスを釣りました。
ナキさんが鈴木だと言うと、
ツナクンさんは生後だと言いました。
お父さんは、
出世するウオなので、
いちいちめんどうだからシーバスと言うのだと教えてくれました。
ぼくはチューブに入りました。
チューブは入ったことがあったのですが、
これは本当です。
シャシンがあります。
ツナクンさんがと(撮)ってくれました。
チューブはシンヨウされません。
ぼくがチューブに入ってもお兄ちゃんは、
シンヨウしないと言います。
チューブはそのくらいめずらしいことです。
ぼくはチューブをショウメイしたかったです。
ショウメイしたら作文を書きます。
それをショウメイできて、うれしいです。
ネコマジンの気分です。
ネコマジンは鳥山明先生のけっ作です。
よかったら読んでみてください。
じろう
Jiro on
Catch Surf ®ODYSEA x Barry McGee Quad 7’0″
Photo by Tuna/マグヤン/DJタンテイ
.
これがジローくんのチューブ証明写真です。
右側が波側にストールし、
ちゃぶ台スタンスを支えるグラブレイルの位置良く、
ぶれない体幹と、
揺らがない意志が、
このチューブ・ライディングの成功を支えていたのだろう。
タキビ神は、
確かで柔らかい視線で、
「ジローは真理を究明しましたね」
と言った。
お兄ちゃんの太郎くんは、
「すげえジローチューブ入ってる!」
大感動していた。
それにしてもすごい少年です。
ジローくんはみるみると成長しています。
「ショウメイ」して、
「なんだ、かんたんだなと思いました!」
ポーズをするジロー氏。
上記部分の著者です。
証明して、
あまりにもかわいいので、
いつものように抱き上げると、
ずっしりみっしり重かった。
本人は「42kgです」と言っていたが、
私は大谷翔平くんが上げた225キロの
“デッドリフト”のことを思い浮かべていた。
今年の彼は伝説の主人公になる予感がある。
Aki the Father on
Catch Surf ®ODYSEA x Barry McGee x Nakisurf
“2+1” 7’6″
Photo by Tuna/マグヤン/DJタンテイ
.
二郎くんの父ちゃんは、
作文だと『お父さん」になるのですね。
父ちゃんは、
アキくんでもありました。
かんたんファーザーとしてクルージングしています。
Taro the Brother on
Catch Surf ®ODYSEA 6’0″
Photo by Tuna/マグヤン/DJタンテイ
.
明日12歳となる太郎くんは、
二郎くんの兄だ。
聡明な冒険者であり、
模範の少年でもあり、
そして信念のサーファーだ。
みんな太郎くんのことが大好きです。
あと六年でラカ法王就任となり、
世は39世のものとなっていくのだろう。
ハッピーサーフィンを多くの人に伝えてくださいね。
(数年後の彼は、バレーボールのチャンピオンとなります。
タキビ神の預言書より)
Tuna/マグヤン/DJタンテイon
Eric Christensen Mini Pelican 6’11″
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ジローくんの中で登場したマグヤンは、
3つの名前を使い分けている。
シングルフィンや、
クワイエットファンクを使いこなすいすみ市太東の住人でありつつ、
タキビパレス内のDJであり、
サントリー生がおいしいですと言いながら一番搾りを飲んでいる。
そしていつも何かに謝っている。
「誤っていないのにあやまらないほうがいいよ」(瀧朗)
「あ、はい、すいません」
「また謝る〜」
「あ”〜〜〜す、すいません…」
こうしてふたりの会話は終わらないのだった。
Saint Karu/Hair California on
Catch Surf® USA Odysea 10’0″ Log Surf Camp
Photo by Fish God Saito
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聖式カルちゃんは、
湘南からこの千葉北シークレット・スポットにやってきて、
10フィート・ログの乗り方を鋭意公開していた。
じつは先日ヘア・カリフォルニアでカットしてもらったのだが、
きちんと書きたいと感じたヘア・カットなので、
今度ゆっくりとここに書きますね。
Saint Karu/Hair California on
Tyler Warren’s Tracker 7’0″
Photo by Tuna/マグヤン/DJタンテイ
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カルちゃんは、
どんなボードにも乗る達人であります。
ミニ、フィッシュ、フィンレス、
ミッドレングス、そしてログ。
「さまざまなボードに乗るのは楽しいです!」
そんなコメントが彼らしい。
Fish God Saito on
Tyler Warren 2+1 “one-off” 6’5″
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美住町のフィッシュゴッド。
聖式カルちゃんを助手席にやってきてくれた。
いろいろあって、
現在はハローワークに通っているが、
のびのびした笑顔がとても良く、
ドラグラ・プロダクションズや園芸に詳しく、
箱根の温泉を気に入っている将来が有望な青年だ。
Dragon Keisuke on
Catch Surf ®ODYSEA x Barry McGee x Nakisurf
“2+1” 7’6″
Photo by Tuna/マグヤン/DJタンテイ
.
鬼に金棒ならば、
「ドラグラ・ケイスケに2+1」ということになっている。
サーフィン技のデパートメントストアであり、
サーファーのソニープラザというほど、
豊かで楽しい波乗りができる達人だ。
華厳さんが、
「『龍捻記伝』3巻”滑士伝”にケイスケくんを評したものがあります」
そんな本文を付けて、
Eメールしてきてくれた。
「恵介は憶を開き、胆は強く、波滑も境目を設けず。
しかれども志気一発、気を吐くに当たりては、
猛将勇者といえども、仰ぎ視ること能はざるものありしと云ふ」
恵介はそんなサーファーである。
波乗り界で鬼役でもある。
Nacky on
Catch Surf ®ODYSEA x Barry McGee Plank 7’6″
Photo by Tuna/マグヤン/DJタンテイ
.
ナッキーの選波眼が上がっていて、
ライトかなと思っていた波をレフトに行き、
見事に抜けてみせた。
聞いてみると、
JOBが逆走するようにテイクオフしたのを見て会得したものだという。
気づいたらここまで2800字もあって、
もう長くて読んでいる方もいなさそうなので、
ここにひっそりと終わります。
巻末から読み始めた人は、
冒頭部分のジローくんの
「ハッピーサーフィン日記」だけでもぜひ。
それではHave a great weekend and Happy day!!
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