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【サーフィン研究所奄美支局】(サーフィンの)原理とは?_(693文字)

TYLER WARREN 2+1 / 6’5″

Greenough 4A-9″ + VEKTOR VMK

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昨日も少し書いたが、

上の画像は、

真理を解き明かそうとしている行為だ。

瞬時に動く速さの波先は、

サーフボードの上だと、

認識してから動いても間に合わないと気づいた。

遅いとやられる。

この位置でやられると、

大怪我をするだろうか。

なので、

その波の芯を目指すことになる。

円の中央。

芯をただひたすらに目指す。

あるとき、

集中しすぎたのか、

なんだったのかはわからぬが、

知覚がなくなった。

知覚がなくなるというのは、

この場合の具体は、

一切の音がなくなることだった。

無音。

無音のなか、

波の芯にとどまっている己(おのれ)すら、

もはや何もない存在なのだと知った。

そんなことが十数年前にあり、

バレル波、

原理の内側に真理のカケラがあって、

それをパズルのように隙間に埋めていきつつ、

入りこんでいくのだった。

では原理の内側とは何だろうか?

そんなことを考えていた。

答えは出なかったが、

昨年の台風波で感得したのは、

波と同体となるのは、

サーフィンの原理そのものではないかということに気づいた。

原理そのものになれるように芯に飛び込む。

祈るように飛び込む。

祈りが霧散するころには、

「光が自身からあまねく全方向に散らばり、

それがとても遠いところから反射して戻ってくる」

そんな感覚を知った。

そんなことを知ると、

風が吹けば、

風になろうとする自分が出現してきた。

了。

【巻末リンク:原理を知り始めたころ】

【サーフィン研究所特大号】『宇宙とつながる』感覚_2021カレンダー5種!!_(2538文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!