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naki's blog

鍛錬はおいしい生活の巻 / シェー!当時のキャプションはつらいザンスの二本立て_(2555文字)

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アローハ!

本日もお寒い日曜日ですね。

神ノ島のロコとアネラのようにこうして寝ていたいのですが、

そうもいかないので、トレーニングをしてきました。

loco and anela

まずは市民プールに行き、潜水とクロール三昧。

それから大井の河川敷に行き、遠投とブルペンピッチング。

ピッチングはこうして野球談義と、

波乗り用語をクロスオーバーさせながら行いました。

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空手家WANGちゃんもヌンチャクをボールに持ち替えて、

「アチョー!」

と龍爭虎鬥(燃えよドラゴン、ENTER THE DRAGON)的な投球を見せた。

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これは俺のベストピッチで、

元太陽ホエールズ投手、

現在靑山NOWSのMさんに診断していただいたら

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「肩が最後に出てくるところが良い」

とお褒めの言葉をいただいたので、

うれしくここに掲載しました。

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これでおいしいご飯が食べられるぞー!

と、その後セブンイレブンに行き、

豚しゃぶと豆サラダを前菜に、

そして品川エノテカで、ドライフルーツとスパークリング。

横のつばめグリルに行き、ハンブルグを食べ、

最後はアンナミラーズでストロベリークリームパイ・アラモード。

というシナガワ・スペシャルディナーとなりました。

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運動するとおいしいものをよりおいしく食べられますね。

と、東京アジトに戻りメールをチェックすると、

四国のKさんより、

「キャッチサーフが届きましたー」とメールが来ていて、

キャッチ

和とUSAのマッチングって合うのだなあ、

と見入ってしまった。

さらには、

「Yさんが注文された水中ハウジングが完成しました」

とあって、

デール・コベティッチ作の美しいイオス7Dハウジングに感動する。

Dale Kobetich Housing 1

ハウジングさえあれば、こんなショットが撮れます。

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と、拡がるカメラ表現フィールドのことを考え、

波のことを思いだして幸せになった。

海ってすごいなあ。

さらに次々へと届いてくるメールを開くと、

謝罪岬をND9 (NDR)でドロップ中の画像が出てきた。

これは見ての通り、

もっと奥からテイクオフすればそのままバレルに入れるのだろうが、

ここは水深約50cmというハードコアなリーフなので、

なかなかそこまで攻められないのが実情なんです。

「名声より安全平和」

そんなところでしょうね。

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さらには昔の雑誌(1989年)に俺が

ブルーワー&ナガヌマさん広告に掲載されているのもDセンパイが見つけてきてくれた。

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これは初ハワイ年のパイプラインのショットで、

下重さんのボードに、土屋さんの写真。

そして絵とデザインはカリスマ下田さんで、

なんともなつかしくなった。

もうこの広告も21年前になるんですね。

時の経つのは早いなあ。

さらにサンダーバード模型写真も添えられていて、

Thunder7

「やはり2号がかっこいい」と声にしてしまった。

ノースショアの盟友Kさんよりメールが届き、

こちらも昔の早川さんと俺が掲載されていた

「マリブ台風波特集号」の切り抜き画像が届いた。

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上はキリモミドロップの早川さんで、

「若手を束ねる中堅として」

と意味がわかりづらいキャプションがあった。

これらのキャプションが硬派風なのか、

または誰かに気を使っていたのか、

という案配のハガユキものに、

当時のメディアの立位置を実感させられた次第である。

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上のは俺の写真。

アウトサイドでこんなスバラシ波に乗っているのにも関わらず、

「インサイド・ポジションから」という言葉に

「写真は載せるけど、(アウト=乗りこなしたということ)はローカリズムにはご法度」

と暗に書かれていたことがわかったのです。

こういう記事を通過し、文章が好きな俺のことですから、さまざまなことを考えました。

それから記事を「裏読み」するという技を身につけ、

現在では料理雑誌を読んで、

「シェフ自ら市場に買い付けに行く?」

という言葉に

「ああ、これは何も書くことがなくてこんなことを書いているのだなあ」

とわかるようになったのです。

だって、シェフが市場に買い付けに行くのは当然で、

それを書かないと字数が稼げないほど、

味やお店に関して言葉が浮かんでこない店だからきっとおいしくないんだろうな。

という裏読みなんです。

野球でも「走守揃った」という選手は要注意なんです。

なぜならば、

「プロになれる選手というのは、たいていが走攻守揃っているから、

それを特記事項として書かれるということは、よほど突出していないのだろう」と。

まあ、そんな裏読みの中にすばらしい記事や文章が混在しているのも事実で、

それを見つけるのも楽しいんです。

少し話が変わりますが、

コンパクトカメラはフィルムの時代からリコーと決めつけていて、

そのリコーから新製品が発売されたというので、

カタログをもらってきた。

で、その表紙に唯一踊っているキャッチコピーが、

“スライド&チェンジするたび、表現世界は拡大する。”

というものでした。

要は「レンズが交換式なんですよ」

ということだが、

これを見てなんだかがっかりしてしまい、

急に商品が欲しくなくなってしまった。

奇を衒(てら)った、

というわけではないのだろうが、

なかなか昂奮しないキャッチなのでありました。

じゃあ、自分だったらどう書くのか?

と考えるとこれがむずかしく、

思いついた25文字をここで。

「コンパクトカメラの王様が、レンズ交換式に恋をした。」

おそまつですが、

これを書きながら思いだしたのが、

「おそ松くん」なんです。

で、六つ子が主人公の赤塚不二夫さん作品。

六つ子全員の名前を言えるクイズをよく出すのだが、

時代が変わって、

あまり答えられる人が少なく、

「チビ太」

または「ハタ坊」という迷回答まである始末。

「違うジョー」とハタ坊よろしく正しますと、

おそ松

一松

カラ松

十四松

トド松

チョロ松

が正解です。

なつかしいなあ。

iyami

↑イヤミのシェーに見えるという「岡」4。

ウーンいつ見てもおかCです。

顔がよく似ていますね。

iyami art

さらには2005年にビームスさんのB GALLERYで開催させていただいた

個展案内ポストカードも発掘されて、

B Gallery2005

鳥の絵にNAKISURFロゴの前身を感じてしまった。

今日も、こんな寒い日にもNAKISURFにお越しくださって、

たくさんありがとうございます。

きっと暖かくして読んでくれていることだと思います。

ではではHave a beautiful sunday night!!