東京、
湯河原、
湘南まで出て千葉北まで戻り、
大好きなジェフリーズ波に乗った。
（私は）サーファーズ岬、
リキ（ナチュラル・ミスティック）浜、
HCS（ヘア・カリフォルニア・スタジオ）前でサーフして、
鎌倉風鈴波に目を入れつつ、
坂の下のアーバン・アイランド・ソシエティ前で波を研究した。
千葉ジェフリーズは堤防があったり、
バックウォッシュの宝庫、
またはウエッジしたりと、
何かと人気がない。
だが、
その独特な波質に対して、
「こういうものだ」
「だから良い」
などと、
多様性なる評価を与えてあげると、
独特の＝クセ波が輝く。
このジェフリーズを愛好する人もあり、
８人くらいを知っている。
勝手に、
『ジェフリーズ８人衆』
そんな風に呼んでいる。
昨日は波があり、
さらには週末なので、
８人衆の人たちの数人とお会いできた。
「このままここが、
ピースフルなサーフ・スポットになるといいですね」
将来の眺望として、
こんなことを話していた。
湘南では、
辻堂東海岸の大人気スポット、
ヘア・カリフォルニア・スタジオに行き、
聖式カルちゃんにヘア・カット等の施術をしていただいた。
（詳細は後日）
この日は、
美住町のフィッシュ・ゴッドが合流して朝サーフ、
小ぶりのパーフェクションの数々に乗った。
長らくサーフしたのち、
茅ヶ崎大新（たいしん）まで行き、
それぞれの麺を好きな細さでいただいた。
ごま好きの私は、
担々麺として、
ごらんのような視界に突入したが、
カルちゃんが注文した「かたやきそば」は、
やたらとおいしそうだった。
“The grass is always greener on the other side.”
このことを英語では、
こんな風に言うのだと講釈を受けた。
日本語で言うのなら、
「隣の芝は青い」
ということでしょう。
かくして湘南を出発し、
横浜ベイ・ブリッジ上でご来光を見て、
そしてアクアラインで木更津を通過して銚子を目指した。
旭市、
飯岡経由で銚子市三崎町にあるイオンモールに行き、
カルディでいろいろなものと、
花を求めつつ墓参りに。
「きらっせえよ」
（おいでなさい）
母の妹からの呼び声があり、
ガケ（屏風ヶ浦）を通って、
せんげん台（愛宕町）とコカド（南小川町）へ。
コカドの根本さん家では、
かっちゃんもいて、
おじさんとみなさんでのっぺ汁（けんちん汁のごま油抜き）や、
蓮餃子の絶品をいただきつつ、
伊達巻きや甘美な海産物に目を細め、
さんまの佃煮をいただいた。
このお味によって、
私はいろいろなことを思い出した。
昔の銚子は、
道にイワシがあふれていたこと、
桜と母のこと、
それぞれの昔話に花が咲いた。
そういえば銚子で、
生まれて初めてこのヤクルトY１０００の実物を見た。
どこも品切れなのにすごい。
マニアのみなさん、
ヤクルトマニアのみなさん銚子にはありました〜。
余談となるが、
私が小学生のとき、
仮面ライダー・カードが狂騒的に大ヒットした。
で、
そのカードが付いてくるライダー・スナックは、
どの店も品切れという事態になった。
けれど、
母と銚子にやってくると、
どの店でも普通に仮面ライダー・スナックが売っていたのだ。
私の嗜好は、
そんな体験をしたことによって、
サブカル、
不人気、
田舎、
のんびりが好きになったのだろうか？
なるほど、
前出した千葉ジェフリーズは、
クセ波もさることながら人気がないことが好きだ。
ヘア・カリフォルニア・スタジオ前の波もまた人気がなくサーフできる。
（付近に駐車場がないため）
私が焦がれるのは、
こういう「離れ」とか、
「田舎」といった
サブ・カルチャー的なことへの賞賛なのかもしれない。
そんなことを考えつつ、
海岸線を南下して房州を目指したのだった。
Jiro on
Catch Surf Heritage Collection 8’6″
□
【巻末リンク：銚子編】
【巻末リンク＊２：これも銚子編です】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎
