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【サーフィン研究所】クローズアウトの強化鍛錬日_ドラグラ式和製英語とは?_(1189文字)

暦(こよみ)というものは、

なかなかうまくできている。

まだ晩夏だ、

秋のはじまりだと、

冬の到来を固辞していた。

だが12月となり、

これからやってくる行事を考えるだけで、

冬の、

すでに入場していますよと知ることとなった。

The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″

Nakisurf Original Twin-Fins

.

岩盤ブレイク。

このスポットには名前はまだない。

東うねりが強いと、

ごらんのようにクローズアウトとなる。

とすると、

サーフィンにはあんまり向いていないのだが、

テイクオフの練習にはもってこいだ。

テイクオフを無事にメイクすると、

次にインパクトの圧に耐え、

減速しながらスープ(泡波)に乗っていく。

乗り手の設定というか、

マインドとしては、

とにかくジョウブツ(上陸)を目指すわけなので、

ミスしなければ起点(岸)まで乗っていける。

そうなると、

次の波に向かうためにパドルアウトするわけとなるので、

たゆみのないパドリングと、

ダックダイブの混合強化セッションとなる。

サーファーズ・イヤーの予防には、

耳を濡らさないのが良いだろうから、

ダックダイブせずにボヨンと泡波を越えていくことも多い。

(ボヨンの詳細解説が巻末にございます)

『ゲッティング・アウトの多様化』

という題名の本を書かれたらいかがですか?

文筆を生業とする華厳さんにそんな冗談をお伝えすると、

「それは大切な視点だね」

そうおっしゃってくださったが、

すぐに話は逸れて、

和音のCコードで終わる楽曲のお話となった。

ちなみにダックダイブとは、

ドルフィンスルーのことだ。

けなしているわけではないが、

メルヘンチックな(サンリオ風味)キラネームなので、

どうにも使いづらいサーフ・ワードだ。

「ポイント」

も同様に言うことが恥ずかしい。

ちなみにこれも「フライドポテト」や

「フリーマーケット」と同様に和製英語。

例えば外国人に

「ドルフィンスルー」と言っても、

「どこだ?イルカはどこだ?」

そんな風に伝わるだろうか。

他にカステラ、

シュークリーム、

トイレにマイカー、

マイホーム。

和製英語はたくさんあることに気づいた。

とにかくドラグラ民は、

ダックダイブ、

または「沈める」と使うと、

エンジ(ス)ュアステック

(enthusiastic、エンスー。©渡辺和博さん)でいいのかもしれない。

本日は講義のようで、

難解度を増してしまったが、

とにかくクローズアウト(ダンパーも和製英語)の波に際して、

ドラグラ人(巻末リンク*2)の心得を書いてみた。

こういうサーフブレイク状態の際は、

混雑とは全く無縁でもある。

サーフ後は、

禅マインドが満タンとなるのもいい。

【巻末リンク:ボヨンと解説】

【テクニック編】大きなボードでの波の越え方『ボヨン』_(1269文字)

【巻末リンク*2:ドラグラ人について】

【サーフィン研究所DGP渾身号】特別エッセイ『ドラゴン・グライド・プロダクションズについて』_(1422文字)

 

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!