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naki's blog

南うねり到来!_日本初夏旅回想記-1_波高賭博って?_(3577文字、中編です)

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おはようございます。

ノースハワイより船木です。

突然届きはじめた南うねり。

これは遠く南半球のニュージーランドよりやってきていて、

本日が最大という予想となっていた。

念願だったホワイトハウスに行くと、

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うねりはパンピングしていた。

ここではサイドとなる東風が20ノット

(およそ風速10m)で吹いて、

斜面をよれさせていた。

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最大サイズでダブルくらいだろうか?

波を見ていると、

チャンネルを泳いでいる人がいて、

それはパパジョニーだった。

「一本目から泳ぐと思わなかった。

俺のボードはどこなのだ?」

と、リーシュを切ってしまったらしく、

探しているがどこにも見えない。

このあたりの離岸流はものすごく速いので、

こんな風の日はきっとククイ浦港の向こうまで行っているに違いない。

トラックに乗って探しに行ったジョニーを尻目にゲッティングアウトする。

沖に出ると、

岸から見る以上に斜面のデコボコが激しく、

セットの一本目は長いガンでもないと降りられないだろう。

2本目、3本目と目に力を入れて見極めると、

一瞬だけリップが止まるような瞬間があり、

そのタイミングでパドリングをして波に入っていく。

それでも一本目は体が起きていなかったのか、

腹ばいのままボトムまで急滑降してしまったほど。

スープに弾かれてから立ち上がり、

事なきを得たが、

腹ばいのまま刺さってしまうと、

かなり苦しいし、干潮気味でもあったので危険だ。

そんなこんなで怒濤のセッションを終える頃、

パパジョニーが戻ってきた。

「ようやく見つけたぞ。

これでいいのだ」

うれしそうにラインナップに戻ってきた彼は、

熟練のハワイアンサーファーであって、

あまり海の恐怖というものを知らないようだ。

小さい頃からこんなスゴ波でやっているのだから、

それは当たり前なのだが、

彼は特に強靭で、

そしていい意味で鈍感なように感じる。

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こちらは敏感派総帥で、

俺が上がってくるまで入念に波チェックしていたフレちゃん。

彼もまた熟練であり、

長時間波を見て、

セットの本数や位置を確かめているところにデータ重視のサーフィングを感じた。

66歳の彼はこうして今日も沖に出ていく。

俺もさまざまなことを先輩たちから見習っている。

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戻るとノアが

「お腹が空いた?!」

というので、大盛りカレーライスを盛ったら

「もっともっと」

と返されたので、

このように大量に供したら彼は全て食べてしまった。

これだけ食べるのならきっと大きくなるのだろうな。

じつは俺のティーン時代は大食いで、

吉野家牛丼大盛り三杯の記録を持つが、

鎌倉のプロサーファー上條将美さんがまだ中学生の頃に

「彼はすごい大食いだ」

と聞いて対決を挑み、

当時「大盛り食堂」で有名だった千葉は志田下の

『松風食堂』でフードバトルをした。

それで完敗してからというもの、

そのショックで小食になってしまったという経緯がある。(笑)

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さて、日本初夏旅回想記です。

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本日発売の稲葉浩志さんのソロシングル

『Okay』を今日も聴いています。

1. Okay

2. Salvation

3. マイミライ

の三曲に加えて、

初回限定版にはOkayのPVが入ったDVDが封入されているんですよ。

縁あって、

発売前にサンプル版を手に入れてからというもの、

機内で車内で、海や街で聴き続けていて、

あまりにすばらしいので、

今日のめでたい発売日を待って紹介しちゃいます。

稲葉さんのことはみなさんご存じなので、

すでに紹介するまでもありませんが、

まだの方はぜひ?!!

すばらしい歌詞とメロディ、

シンプルな歌だけど、

全てが海のように深いのです。

ありがとうございます。

これは千葉のロスカボスで乗り倒したミニグライダー。

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全長が6’0″(183cm)と短いが、

気分はロングボーダー。

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↑ゲティングアウトの際にもこんなロング技ができたり、

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スネ波でもハングファイブで、

そのままショアブレイクに行けたり、

それは重宝できる楽しいボードだった。

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車への積み込みもこんなにイージーな短いデザイン。

ボランクロスの質感とあいまって、

俺はミニグライダーを大好きになったんです。

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これはショールームスタッフが偶然同じTシャツだった日。

京都からとおる、

千葉からおおにし、

メキシコから大ちゃん。

かなりの遠距離通勤ですね。

撮っている俺はノースハワイですし。

この遠距離での結集に新時代を感じる。

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↑こちらは大先輩であり、

だいせんせ、そして気の合う友人である早川さん。

都内にいらっしゃるときは必ずこうして会いに来てくれました。

太った猫が大好きなグレイトサーファー。

パンダ猫が大好きでしたね。

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お次はオモチャ。

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レゴ好きなので、

こうして展示品につい目が行く。

「想像力を形に」

こんなキャッチコピーを得た。

そして、

「レゴで作るサーフボードがあったらおもしろいぞ」

と話が飛躍するが、

「浮く素材だったら可能ですよ?」と、

レゴ社に手紙を書こうか。

テイルデザインもビーチで変えられたり、

長さも幅も自由自在だ。

でもデンマークの人はサーフィンを知っているのだろうか?

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このように”食べ放題”というお寿司があったが、

上記したように小食派となってしまったので挑戦しなかった。

それは俺が貧乏性なので、

食べすぎるに決まっているからに他ならない。

そして食べながらこのネタはいくらと計算してしまうのだろうか?

「お寿司で算数のススメ」

ということになって、のんびり食べられないよな。

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いただきものシャンパン。

こんなすばらしい液体があるのですね。

ありがとありがとうございました。

と感動しながら翌日は缶チューハイを飲んでいた俺。

甘くない炭酸が好きなようです。

ペリエとかも大好き。

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反戦模様の金沢八景駅に行くと、

偶然暑い真夏日だった。

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こちらでは、

いつもの関口歯科医院で、

歯のクリーニングをしていただきました。

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半年に一回というクリーニングだが、

俺は暇さえあれば行っている。

プロにたのんでしまった方が簡単なのです。

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横浜は赤レンガ倉庫にて、

グリーンルームフェスティバルにも出展しました。

主宰のかまやちさんと2ショット。

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奄美にも行きました。

雨模様の最終日。

高気圧が本州にあって、

その際が島にかかると天気が悪くなる。

高気圧って晴れると思っていたけど、

実際には違うのですね。

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俺もみんなも大好きな

『カルディ・コーヒーファーム』

これは原宿ショールームから徒歩7分の位置にある表参道店。

ここでよく買い物をしている。

店内にリプレイ社主宰の土井さんが写っていますが、

彼もカルディ派なんです。

そのカルディの帰り路で偶然お会いしたのは、

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ビームス本店の加藤さん。

何回かお店に伺ったのだが、

彼が昼食中だったり、

公休日だったりしてお会いできなかったが、

こうして雨中ばったり行き会えるというのはすごいなあ。

梅雨空の奇跡か。

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これは中野で見かけたCOOLな看板。

アラスカに行きたくなりました。

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早川さんの

「波いいですよ?」

という言葉を信じて、

鹿島は下津海岸に向かったのだが、

到着すると

「さっきまで良かったんですけど….」

これは良く聞く、

いつものサーファーのフレーズ。

こちらではFUTURE社から発表された

「奇妙なフィン」の乗り味いかに?

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このフィン、

ボトムターンではいいのだが、

トップターンで抑えきれないと浮いてしまう特性があって、

それを抑えるのはロングやファンボードみたいなデザインが合うのだろうか。

そんなことを考えながら波待ちしていた。

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スペースインベーダーの10点エイリアンの足みたいなフィンだが、

機能的な未来を感じた茨城セッションだった。

(このまま乗るには難しいが)

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元関取の”いでっち”もやってきました。

彼は朝青龍の先輩でもあり、

聞くと、

「野球賭博は断じてやっていなかった」

そうで、

そもそも野球賭博ってどうやるのかがわからない。

で、『波の大きさ賭博』

「お天気賭博」

があったらサーファーたちはやるだろうか?

やらないだろうな。

サーファーは忙しいからね。

そうだ、BLUE誌の巻頭コラムは無事に脱稿しました。

フェラーリ編集長ありがとうございました。

これからビームスブックの編集にもとりかかります。

クリスちゃんと長話をし、

COLEとも、

ドッキーもAVISO王子のニックとも電話でミーティングをする。

電話は国外からでもできるけど、

やはり同じ時間軸にいたほうが色々なことを伝えやすいような気がした、

今日は少し長くなってしまったけど、

ここまで読んでくださってありがとうございます。

そうだ、ステッカーの売れ行きが好調なんです。

こういうのって、

どのくらい売れると社会現象みたくなるんでしょうね。

そうなると嫌な人も出てくるでしょうし、

タイミングとバランスが重要なのだろう。

今日もありがとうございます。

明日も書きます。

マンゴーをクレイグさんにいただいたので、

これから食べることにします。

今年初のノースハワイ・マンゴーです。

ではいただきます?!

ALOHA!!