おはようございます。
船木@ワイキキです。
その昔、
「飛行機でひとっ飛び」という表現がありましたが、
今はまさにそれで、
空を飛ぶ距離で考えると、
どこも近く感じてしまうようになった。
空の旅もいいのだが、空港を通るのが大変。
まずは空港までがだいたい面倒で、
それからチェックインカウンターで並ばされ、
次にセキュリティゲートでの長い列。
さらにゲートで待たされて、
機に乗り込むのにも人の背を見ながらよたよたと歩き、
機内では狭い通路を荷物を持って自席まで辿り着かなくてはならない。
特に俺は重いカメラ機材なので、
荷物検査でいつも引っかかり、
機内ではグライドアテンダント、
じゃなかったキャビンアテンダントにじゃまにされ、
それはそれは大変なんです。
同業のU-SKEさんや、
横山泰介さんもいつもそんな思いをされているのだろう。
これは避けられないことではありますが、
少しだけ快適にできる俺流のやり方があって、
それは「早めに行くこと」と、
「遅めに搭乗すること」のふたつ。
そうすれば行列を避けられて、
(長ければ列が短くなるまで、お茶でも飲んで待てる)
搭乗時はゲート入り口付近にいて、
乗るのを最後まで粘ると、
列もなく、機内の通路も流れている。
到着後も機内に最後まで残るつもりでいると、
すっきりとした通路をさくさく歩いて降りられるのですよ。
さて、こちらオアフ島は、
アメリカが夏休みということもあって、
ものすごい人であふれかえっています。
閑散なノースハワイと、この島の都市部を較べてみると対極的に違い、
こんな無人波もなく、
何日か前の『三世代セッション』を思い出していた。
66歳のフレちゃんに
44歳の俺、
そして12歳のノアが一緒に遊べるサーフィング。
なんだかそんなことを考えると、
波乗りというのはすばらしいもので、
遊びやスポーツというジャンルを超えて、
ライフスタイルとして世界中で認識されているのも頷ける。
子どものノアが子どもサイズのバレルに入り、
大人の俺が子どもサイズの波で大人の技をかける。
運動量もすごく、
海のエネルギーで体を満たし、
風を受け、太陽光線をたっぷり浴びる。
鳥のグライドを眺め、
雲からイマジネーションを感じ、
荒れた海をボードだけで闊歩(かっぽ)する。
海に行けないときは、
記憶を取り出してきて、
それをチビリチビリと撫でては、
あのギラリとした滑走を思い出し、
自身に光を宿す。
こんなすばらしい日々の旅をさせてくれる波乗りはやはりすばらしい。
こんなことを大都市の30階という高所から想うわけであります。
いますぐに波に触れに行きたくなりました。
ちょうどコールから電話がかかってきた。
最近の色々を伝えよう。
□
ノースハワイにひたっているわけにもいかず、
これから色々なところに出発するわけですが、
もう金曜日なんですね。
そろそろ梅雨明けかな?
と思い、朝日新聞コムを開くと、
ワー ルドカップの話題や、
相撲名古屋場所、ゆうパックの遅配、
ユニクロの社内公語が英語になる、
という記事を読んで いたら天気概要を見るのを忘れてしまった。
かなり蒸し暑いと聞いております。
でも、少し前に「寒いですね?」
とやっていたら、
いつのまにかこんな季節になっていて、
一日が終わるのが早いし、
月も季節も進むのが加速度的に早くなっている。
年を取るということはこういうことなんですね。
さて、ワールドカップ人気が加熱しているのですが、
NAKISURFショールームスタッフは、
コカコーラ・サッカーボール・ボトルがプチ流行していて、
こんな画像がとおるから送られてきました。
一気飲みできるサイズに喉が炭酸を欲しがってきた。
スペインVSネザーランズ(オランダ)
ぜひ?、グビー!
これはLots-O’-Huggin’ Bear。
これから登場する映画話の重要なキャラクターなんです。
ストロベリーの香りがするそうで、
子どもに大人気ですが、その実態はいかに!?
ということで出発前に見てきたのは、
とっても楽しみにしていた『トイ・ストーリー3』。
ノースハワイの映画館はいつも閑散としているのですが、
このヒット作は大きな収益を得ていて、
この島では全員が見たのかも?
というほどの人気で今日も昼間から写真の左端までの長い行列でした。
(アメリカでは昼間はあまり映画を見ないので、
それを考えると、この行列のすごさがわかると思う)
映画の内容は他のサイトに譲りますが、
作品の出来は100点満点中で7777億万点でした!
トイ・ストーリー、トイ・ストーリー2が大好きだった人なら、
「オモシロすぎて、どうしていいかわからなくなっちゃう」
ほどの楽しいエンターティメントなんですよ。
観終わってすぐにドッキーから電話があって、
「みてきましたよ?、トイストーリー3」
「ドウデシタカ?」
「すごい、最高!人生最高の映画でした」
「マサカ!それではアバターよりも上ということデスカ?」
「もちろん。アバターもよかったけど、
あれは戦争がテーマだからモヤモヤした気持ちが残るでしょ。
でもトイ・ストーリー3はまったくそれがなくて、
それはそれは楽しかったのです!」
「そうデスカ、ソーデスカ。それではすぐに観に行きマスネ」
という会話でした。
英語でのキャッチコピーは、
”NO TOY GETS LEFT BEHIND ”
この日本語訳は、
”さよならなんて、言えないよ…”
ですが、
船木のキャッチコピーは、
”みんな一緒だぞ”
ということで、日本は明日から公開ですので、
(紹介できる今日を待っていました)
週末は波がなければ映画館にぜひ。
ひさしぶりに映画らしい映画を感じた。
あっ、こんな歴史的にすばらしい作品は銀幕でどうぞ!!
手を大きく拡げながらの映画紹介でした。
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グライドアテンダントの潤ちゃんがNAKISURFにやってきて、
動画熱が火を噴いている。
じつはNAKISURFメディアのJUNも動画編集に長けていて、
彼は米国でのベストサーフムービーにノミネートされた
『FIREWATER』のチーフエディターでもあるんです。
http://nakisurf.ocnk.net/product-list/6
彼の作ったライアン・カールソンの動画がVIMEOにアップされています。
COLEのスリングショットでの宇宙的な動きをドーゾ。
Nakisurf Movie File:002 – Ryan Carlson from nakisurf on Vimeo.
それでは、すばらしい週末をお迎えください!
今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。
ALOHA ALOHA ALOHA!
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