こんにちは、

真夏日の今日をいかがお過ごしですか？

そろそろ出発なので、

１時間が１分に感じられるほど忙しくなってきました。

波はまたさらに下がり、

しかし日本風で言うところの頭サイズは確保できているのだから、

太平洋のどまんなかに浮かぶ島の凄さを感じるところではあります。

今日はCanvasのミニノーズライダーを持って、

ノアの大好きなビーチハウスに行ってきた。

5’11″の麗しいボディフォルム。

昨日スパーキがこれを見て、

「本当にこれでノーズライドできるの！？」

と聞かれ、ノアと俺で、

「当然」という顔をして首を縦に振った。

持つとこんな感じで、

幅が広いので浮力はばっちり。

きっと75kgの人もこれに乗れるだろう。

ノアは、「ターンをいかにタイトにするか」

ということに集中していて、

フックから離れないようにしながらターンを繰り返していた。

これなんかは

「じょうずにできました」

という切り返しを横で見て、

なんだか子どもというのは、

たった一日に大きく変わるということを知った。

かと思えば、キックアウトのときに

こうして「ボヨーン！」

と言いながらジャンプしていたりもするから、

彼にとっては波乗りというより、

海での遊びなんでしょうね。

俺はというと、

ノーズライディングを楽しみまくった。

この連続写真は、

波のトップで一度おいていかれそうになったが、

そのままの体勢でいたら復活した一例。

「カムバックで賞」をいただけると思うのだが、

いかがでしょうか？（笑）

あきらめないことが大事だと、

波乗りが教えてくれた。

セッション終了後にホワイトハウスに行くと、

このモンクシールが昼寝していて、

でも首に釣り糸が巻き付いた跡があったり、

背中に同様の傷があったりと、

それはかわいそうなアザラシだった。

なんだか泣いているようにも見え、

ノアは、

「フィッシングラインを捨てたらダメだよね」

と、彼もこころを痛めていた。

こちらではＧＴ（ロウニンアジ）を狙う釣り人が多いのだが、

彼らの帰った後は必ずと言っていいほど、

釣り糸や針、ゴミが散乱している。

俺が見るに、

白人の釣り師は、

周りまでそれはきれいにしていくが、

ひどいのがハワイアン。

彼らの島で、

つまりローカルが自分たちの海を愛せず、

そうしてゴミや危険物を散らかして帰るのが全く理解できない。

釣り糸は

ーー特に５０kgを越す魚を釣るものはーー

ご存知のようにめちゃくちゃ強いので、

こうして、

海獣や鳥たちに大きな被害を与えていることを彼らは全く知らないのだろうか。

釣り糸を見つけるとノアと拾っているが、

俺たちが行かないとこうして海に流れていき、

さまざまなものにダメージを与えてしまう。

こうしたマナーが浸透するのはいつなのだろうか？

楽園に思える島だが、

そこで生まれ育つと、

「島の美しさ」

などは何も感じないのかもしれないな。

悲しいことではある。

ノアはサビタでの移動中はこうして外を見て、

大好きな植物や鳥を観察している。

クラッシックな子どもの姿勢だと思う。

シャッター音に気づきこの笑顔。

よく見ると、お気に入りのミニ飛行機も持っていますね。

まだまだ子どもです。

ひさしぶりのパンダ。

なんだかやせたような気もするな。

さて、これから日本に向けて出発です。

到着後すぐにビームス・カルチャートさんで始まる個展の設営作業です。

https://www.nakisurf.com/beams2010/

それでは日本でお会いしましょう。

今日もNAKISURFにお越しくださって、

本当にありがとうございます。

明日から日本編です。

どうぞよろしくお願いします。

今日もすばらしい日にしてくださいね。

ALOHA?！

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