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“かいぞく王ののりもの”Beater single fin 4’6” (137cm)_CATCH SURF!!_(2311文字)

http://www.youtube.com/watch?v=YCbd6pxmVHY

もし可能な方は上の再生ボタンを押して、

音楽をONにしながら読み進みください。

本当はロックな気持ちなんですが、

あえて華麗なる楽曲を当てはめてみました。

昨日は、「ビーターづくしの日」だった。

朝からホヌホヌホヌ・ビーチに行き、

ビーターに乗りまくってきました。

俺の選択は、4’6″のシングルフィンタイプ。

4’6″ (54 inch) x 20″ x 2 1/2″

スピンやスキムボードみたいにして使うときは、

コイン一個あればフィンを外せるし、

その穴から水を吸ってしまうけど、

ビーターは、

「比重が軽いので、重くなった方が調子がいい」

という持論もあるのです。

だから水をたっぷりと吸わせている。

なんだか植木の根みたいだなあ。

夏の色。

夏の海の味。

夏のヒンヤリ。

ノアはスポンジボードだと一切怖くないらしく、

ものすごいドロップをメイクしていた。

「ボードで怪我をすることはほぼない」

というのは、とっても安心なんですよ。

オープンフェイスに乗って、

ショアブレイクもこの通り。

一部始終を見たジェイデンもやってきた。

.

ボードは壊れづらいので、こうしてふたりで乗って、

ぶつけ合う遊びを『バトル』と呼んでいた。

そしてようやくジェイデンの番がやってきたぞ。

ジェイデンも怖くないそうで、

こんな落下型テイクオフを敢行していました。

安全第一なのか、初志貫徹なのか。

この後、寒くなって上がり、砂浜で暖まっていると、

やがてジェイデンが「(ビーター)乗る?」

と戻ってきたので、遂に俺の番となり、

岸まで乗ってきたノア(まだ入っている)に

「写真撮って」とお願いしたが、

ジェイデンという仲良し友だちが来てしまっては、

俺の言うことを聞くことはなく、首を振るだけなので、

カメラを車にしまい、ビーターにワックスをたっぷりと。

パドルアウトして、柔らかいビーターの上で波待ちしていると、

夏の海水浴場の沖で波をひとり待っているかのような錯覚に陥った。

ビーターは初期の頃から、

ホワイトハウスやサンオノフレ、ビーチハウスで乗り込んでいるので、

ターンはお手のもの。

ここはボディボードだけのブレイクなので、

立ち上がるだけで注目されるのに、

崩れる白波の上にローラーコースターをかけて見事メイクすると、

ジェイデン以下から喝采を浴びてしまった。

その後も何本ものニコリン波に乗り、

子供のヒーロー気分を味わったのです。

こうなったら5人集めて、

各マスクをかぶり、各色Tシャツを着て、ボード色も揃え、

戦隊シリーズ(ゴレンジャー等)みたくして、

悪ガキ隊たちとバトルしたらかなり盛り上がるだろう。

そんなことを考えながら、

クローズアウトの直滑降を味わい、

いかにホワイトウオーター(泡)

に長く乗っていくかに集中した『純粋波乗時間』でありました。

で、

俺の写真がないのもさみしいので、

ちょっと前に撮ってもらったビーチハウスのをここに持ってきました。

もうこんなソリッドなボトムターンができるようになりました。

これも読書百遍(どくしょひゃっぺん)、

一心不乱にビーターを乗り込んできた成果です。

そのまま滑り降るスラッシュをシュタター。

どうにも楽しい。

俺がビーターに魅せられているのは、

1)やわらかくてかわいい

2)子供用に見える

3)軟弱ぽい

4)乗れそうにない

5)持っているだけで肩の力が抜ける

6)車の中に入れっぱなしにできる

7)ノーズやレイルが変形してしまってもOK

8)よって修理いらず

9)ワックスも基本的にはいらない

10)荷物置き場にできる

11)砂浜のテーブルに

12)バーベキューの風よけに(熱には弱いのでご注意を)

13)ビーチ野球のキャッチャーに

14)ビーチサッカーのゴールポストに(2本必要)

15)フィンを外して、キャンプの際にベッドマットに

16)海水浴の浮き輪代わりに

こんな感じだろうか。

16条もあった。

こんな緩い性質のボードを使うことに懲り始めた。

ホワイトハウスのような硬派波で乗るのは、

難易度が高いので、上級者コースでしょうか。

ビーターには、

「性格が似ているというか、サーフボードとはチト違う」

というボード兄さんがいて、それはご察しの通りアライアだが、

あちらは扱う権威が世界中にいて、

さらに家元がいて、かなりマニアなるハードコアな世界だ。

乗るためにはハードボイルド文体で全てを語らねばならず、

さらには一子相伝とか、修行一筋、点前の途中で主客が総礼とか、

やたらややこしいので、

「触らぬ神に祟りなし」と決め込んでいる。

さらに硬いので(木材)、頭に当たれば一撃必殺と穏やかではない。

それにくらべてビーター派は、

“いなずまロック”

“かいぞく王ののりもの”

“おはようさんさんビーターさん”

“ビーターマンのうた”

“レッツゴーバトル”

というオリジナル曲を作ることができるほど、気持ちも世界も緩い。

子供のこころをとらえることで、大人もその世界にひたれるのだろうか。

まあ、そんなビーターくん、またはビーターちゃん、ビーターさん、

ビーターさま、君、氏、殿、院、卿、御所、嬢、公と敬称はさまざまだが、

海の、波の友だちとなれるボードを探していただければと願います。

ビーターに興味がある方は、

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こちらで詳しくどうぞ!

http://shop.nakisurf.com/shop/index.php?main_page=index&cPath=1_72_141

蚊取り線香

すいか

花火

プール

ナイター

そしてビーターですね。

すてきな夏を楽しみましょう!