新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

キャッチサーフにNAKISURFのアイディア、オディシー5’6″が到着!_そしてそのトイフィッシュを乗ってきました!!_コールとノアと、カジキとハミルトン32_(3082文字)

こんにちは、

暮れも近づいてきましたね!

それにしても2012年がもうすぐ終わってしまうのですね。

時の流れるのは早いです。

さて、日本の週末は波があったようですね!

フェイスブックやインスタグラム、

ツイッターの文字が踊るようになっていました。

うれしいときの文体が集まると、

そんなパワフルさを持つのだと再確認した。

さて、キャッチサーフのオフィスに行くと、

なんとなんと、

オディシーのスキッパー(5’6″)が到着しました。

これはサンプルではなく、

製品版でサンクレメンテに届いたのです!

おなじみジョエルと、

主宰ジョージのうれしそうな顔をここに。

じつはこれ、

NAKISURFとCatch Surfとのコラボモデルなんです。

http://blog.nakisurf.com/naki/archives/5365

あれから3年3ヶ月と7日後(1194日後!)に

形となって現れました。

長く、遠い道のりでした。

オーダーした当時は、

「アイディアはいいのだが、

スポンジ・フィッシュボードに乗るマーケットがない」

ということで、

プレゼンが通らず製作がペンディングとなってしまった。

その後、

2011年になってからビーターが爆発的人気を得ました。

そこからオディシーと呼ばれる

ファンボード&ロングボードラインが登場すると、

全サイズ(7、8、9フィート)が大人気となったのです。

子ども用から全年齢に向けた商品作りが実を結んだのですね。

今年になって、ノースショアでは、

ビーターやスーパーワンに乗ったローカルキッズたちが、

新しい挑戦とばかりに大波にチャージしているという。

そんな成功があって、

この短いオディシー、

フィッシュスタイル・ラインに着手したという裏話がある。

だが、型を使うスポンジボードのビジネスですから、

1本あたりおよそ1000本のコミットメントがないと、

よほどの酔狂ではない限り製作はできないという事情。

ですが、

「この愛好家にマーケットが存在する」

というジョージの確信があってのもので、

逆に考えると、

俺が提案した2009年では、

このボードが世にでるには早すぎたのかもしれない。

そんなことを考えていたら久保田早紀の異邦人がiPodからかかった。

これはなんの示唆だろうか。(笑)

受け取ったその足で最近のホームスポット

『フォードアーズ』に向かった。

このブログをよく読んでくれている読者ならおわかりの通り、

ここはロングボードの聖地ブレイクであります。

ボディボードと同じスポンジ素材、

プラスティックフィン。

投げても落としても大丈夫。

このトイ感覚がたまらない。

でも中身はトリプルストリンガーで、

大事なところはしっかりとなっているのは、

キャッチサーフのいつもの手法。

弱い斜面だが、

乗るには十分な高さがあった日暮れ前。

水温も気温も冷たかったが、

2mmのジャージフルにインナースーツを着て適温としました。

このファーストセッションでは、

オディシーの、

いや自分のアイディアのスポンジボードを楽しみつくした。

分厚いレイルならではの不自由さをグラブレイルで、

「ねじりこむように曲げろ」cあしたのジョー

トリプルストリンガーの剛性を利用して、

「(ハングファイブで)スリルイズバック!」

とハービー・フレッチャーのモットーを体現したりした。

ちなみに写真を撮ってもらうときは、

「3本だけお願いします」

と撮ってもらっているが、

最後の、

つまり三本目の波はロールインで締めくくった。

これを書いていて突然思いだしたのが、

先日のNAKISURF質問メール。

「ビーターとプレイングマンティスはどちらが速いですか?」

といただきましたが、

ハイチューンのサーフボードと、

キャッチサーフは全くと言っていいほど異なるボードなので、

ここにそのことを明記しておきますね。

例えるなら、

レーサーバイクと、トイバイクの違いだろうか。

どちらも道路は走れますけど、用途も走りも違います。

でもトイボードでもちゃんと乗れるのです。

ボトムデザインがないからトップでもたついたりするのもご愛敬で、

こんなユルイ波乗り世界もいいなぁ、

と雲の向こうに沈んでしまった夕陽を見ながら感じていた。

友だちと2本揃えて、

一緒の波の上で、ぶつけ合いながら滑ることもできるし、

子どもに貸してあげることもできる。

そんなゆるやかな世界です。

それにしても完成してうれしい。

長いあいだお待たせしました。

今週末便で送り、

通関できれば年内にNAKISURF千葉に到着します。

続報をお待ちくださいね。

閑話休題。

こちらはクリスマスまで後1週間となりました。

ーー米国ではいつものようにーー

ショッピングモールはもちろん、

郵便局までもお祭り騒ぎになっている。

これはNAKISURF千葉用の荷物を持っていったところ。

大行列はまだいいのだが、

各人が多くの発送物を持っているので、

全く列が進まなかった。

一時間以上を郵便局で並んだ日。

その間、読書していました。

(プリズンホテル)

友人ボードのシェイプが終わりました。

例によって、

明日コールが再確認してからグラスショップに持っていきます。

Sちゃん、Yさん、Kさんはもうしばらくお待ちください。

ノアのルースキャノン。

ちょっと前のノア。

AVISO/CANVASミニノーズライダー6’12”

彼が乗ると、ロングボードみたい。

昨日、ノースハワイ南波が良かったのだそう。

冬場はノースショアが有名だが、

サウスショアでも腰胸くらいはいつもあります。

さて、また話が変わり、

石垣島のカジキ漁師の辻くんが、

このカジキが捕食する瞬間の連続写真を送ってきてくれた。

有名なフォトグラファーのものなのだろうが、

いったいどうやって撮っているのだろうか?

バイトした瞬間の据わった目つきがやけに怖いです。

このカジキを調べてみると、

全長4 m以上!

体重700 kg以上に達する水中における最速のスプリンター。

25mプールを1 秒以内で駆け抜ける速さだという。

ギネスブックには、

『水中で最も速く泳ぐことのできる動物』

として記載されているという。

こんなのがもし沿岸にいて、

イルカのように波に一緒に乗ったらと

考えるだけで恐ろしい。

「野球ネタですいません」

http://blog.nakisurf.com/naki/archives/35697

以前、ここで「野球ファン完全特大号」として、

ダルビッシュさんと一緒に登場したジョシュ・ハミルトンだが、

このオフにFAでエンジェルスに移籍してきた。

エンジェルスは、

サンクレメンテから30分のアナハイムを本拠として、

俺がMLB野球を見るのはたいていここ。

そこに球界屈指の8ツールプレーヤーのハミルトンがやって来たのだから、

世の中マンガみたいなものであります。

ハミルトンは、テキサスレンジャース時代には、

32(サーフ)という背番号を付けていて、

「うーん、やはりわかっている」と俺をうならせたのだが、

エンジェルスではどうなるのだろうか?

と思っていたら今日からユニフォームが発売されていて、

同じサーフ番号だった。

それにしても早いマーチャンダイズですね。

何人の人たちが夜なべしたのか。

すごいビジネスモデルです。

勇人さんはオーシャンサイドに行き、

俺はコラムの執筆を始めます。

波乗りコラムを書くときには、

必ず海の潮で清めてから、

つまりサーフしてから書くようにしています。

臨場感が違いますね。(笑)

それでは長くなりましたが、

すばらしい週になりますように!

今日も来てくださってありがとうございました。

明日またここでお会いしましょう。


Comments are closed.