今日もグラブルズ。
波情報には膝から腰、たまに胸とあったのだが、
これはどう見ても
ーージャイアント馬場さんでもーー
オーバーヘッドはある。
それにしてもどうしてここにだけ波があるのだろうか?
サンクレメンテはもちろん、
ハンティントンに至るまで小さく、
サイドオンショアのまあまあコンディション。
ここだけがオフショア風というのが奇妙に感じるほどだ。
もっと言うと、
他の場所が曇っていてもここは晴れていることが多い。
地形的には、
ダナ岬北側のふところにある白砂ビーチがソルトクリーク。
山と岬に囲まれているので、
風にも強く、沖には海藻がたっぷりと茂っているので、
どんなにオンショアが吹いてもチョッピーにはなりづらい。
このソルトクリーク・カウンティビーチは、
真西に向いているから多くの波がやってくる。
さらに沖が急深となっているので、
うねりはブレイクエリアまで何も干渉されずに進んできて、
浅瀬に乗り上げる形でバレルとなる強い波。
そして、
こうして驚きの波が人知れず届く場所でもあります。
「波の色」は、
海底の色と密接な関係があるとされている。
とするのなら、
湘南や房総の砂鉄が多く混じった黒砂は、
こうしたエメラルド色にはならずに、
西伊豆のビーチブレイクや新島の白砂は、
美しい波の色になるというのもうなずける。
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ーーシェイパーになりたいというわけではなくーー
サーフボードシェイプの世界が気になって、
ボードを成形しはじめた。
これはラウンド系の5’0″
丸いエッジをレイル全体につけて、
後ろ足部分はコントロールと、
切り返しが確実に保持できるようにハード、
つまり角をつけていく。
こういうことは、
今まで何万本ものサーフボードを見てきてわかっていたことだが、
実際に自分でエッジをつけてみると、
その適正位置やフォルムというのは、
砂漠の中に落ちている鍵を探すようなもの。
あまりの広大さに茫然自失となる。
同じ時代を生きる名匠コールがいて、
その背中を追いかけるヤングレジェンド・ライアン。
彼らのシェイプルームで、
日々沸きでる疑問を立体的に解決していくというのは、
今の自分に必要なことなのだろう。
まだ狙った数字を出せない”フリーシェイプ”だけど、
逆にこれでいいのだとも思える。
幅が19インチとか、
厚みがこの数字でボードを製作するというのは、
まったく違う世界の要求だとも感じている。
「幅はだいたいこのくらい、厚みはこう」
そんな旧式世界があります。
週に一本は削っていきます。
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どうぞよろしくお願いします。
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昨日コールとハイパフォーマンス・ショートボードの話をしてから、
さらに波乗りがしたくなって、
さっきはご飯を電子レンジで温めているあいだ、
ずっとイメージ・ボトムターンをしていました。
普段からサーフィングを気にしていることが重要です。
波に乗っている時間はごくわずかなので、
そのときに100%表現できるように予習復習です。
それではどうぞすばらしい木曜日にしてください。
また明日です。
NAKISURFにお越しくださってありがとうございます。
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