メリークリスマス!
枕元のプレゼントと、
不二家のイチゴショートケーキに歓喜していた少年です。
十代後半には、
KFC江ノ島店(腰越)でバイトしていて、
クリスマスのときは朝5時からチキンを揚げまくっていました。
アメリカに来て気づいたのが、
「クリスマスにフライドチキンを食べる習慣」は一切なく、
どうやらあれは日本のケンタッキーが作り上げたようで、
国民全員がメディアにだまされていたかを知った。
成人を過ぎると、
日本はバブル景気で世の中は浮かれていた。
クリスマス・イヴは夜景の見えるレストランに行き、
高級ホテルに宿泊するというスタイルは、
こちらも円高不況期にメディアによって仕掛けられたとされている。
もちろん俺のようなマル貧のサーファーにはそんなことは全く関係なく、
小さい頃からの不二家のケーキを継続しながら翌朝の波を想っていた。
さて、こちらのクリスマスは、
日本で言うところのお正月と同じか、
またはそれ以上のイベントであります。
興奮がクリスマスまで上昇し続け、
そして当日に爆発して、消沈していく。
クリスマス翌日は通常通りという会社も多く、
元日も普通通り出社していく。
所変われば品も変わりますね。
そして、
クリスマスはNAKISURFにとって重要な日でして、
それはNAKISURFの誕生日、創立記念日なんです。
本日おかげさまでナキサーフは満8歳となりました。
これも全て、
「NAKISURFを支えてくださっているみなさま」
があってのことです。
ここに深く感謝させていただきます。
NAKISURFは8年前にスタートして、
それから今日まで、
多くのお客さまに支えられております。
スタートしたときから今日までテーマは一貫していまして 、
それは、
「サーフィングのすばらしさを余すところなくお伝えし、
ライフスタイルを構築する道具を販売する」
というものです。
これからたくさん学ぶことはたっぷりとありますが、
ピュアで、楽しく、豊かですばらしい波乗りの、
そのすばらしさをみなさんにお伝えできるようにいたします。
「”波乗道”は自分の内面と向き合うこと」
そんな日もたくさんあります。
大波に自分の小ささを知り、
美しくも理想の波を前にして、
興奮で震えるほどの感動を得る。
夜明けに祈るようにパドルアウトして、
自分の前にやってきた波。
太陽の明るさに感謝し、
波乗りというライフスタイルを謳歌したい。
NAKISURFというチーム。
働く人、支える人、友人たち、
そして道具を作る人たち。
全てが上手にオーケストラのように機能して、
ひとつのメロディとなります。
全員の役割もすばらしく、
もし、またやり直すとしてもこのメンバーがいいです。
いつまでもハッピーグライド!
” WE LOVE SURFING!”
新しい波、いつか乗った波。
それぞれにドラマがあり、
記憶があり、喜びを波から得ている。
波に乗るために食べ、休み、生きる。
そしていつかやってくる「その波」を待つ。
初心に戻って、「夢を追い続ける」
ということが大事だと、
2013年の暮れに感じています。
繰り返しとなりますが、
晴れて8歳となったNAKISURF。
ついに末広がりの数字までやってきました。
今日もNAKISURFにお越しくださり、
そしていつも支えてくださって、ありがとうございます。
NAKISURFはこれからもしっかりと進んでいきます。
僭越ながら、
「波乗りを通じて、
みなさまの人生を豊かにする役割を果たしていきたい」
と考えております。
今後とも、NAKISURFをご愛顧たまわりますよう、
どうぞよろしくお願いします。
2013年12月25日
NAKISURF主宰 船木三秀
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