こんばんは、
更新遅れました。
クリスマスの波高し。
最高のプレゼントをいただきました。
兒玉さんと待ち合わせをし、
夜明け前にミドルスまでサンオノフレから歩いていき、
ストップウオッチで計ったら28分かかるということがわかった。
未明頃、沖合に低気圧だか気圧の谷のしっぽだかが通過して、
新しい西うねりと、
遠くからのサウスが沖のブイを動かしていた。
4ft at 14s WNW (281°)
1ft at 14s SSW (202°)
このふたつの情報。
朝11頃に6フィートの満潮。
どこも無人になるクリスマスデイ。
どこでサーフしようかと思案を巡らせていたクリスマスイブ。
西うねりと南うねりのコンボ。
280度の西うねりならリンコンとミドルス・トレッスルズがいい。
あとチャーチも完璧。
ロッキーショアはできるのだろうけど潮がありすぎる。
南うねりが入ってピーキーなバレルならカラフィア北あたりだろうか。
ピアもいいし、
グラブルズの地形はいまいちである。
そう考えていたら、
サンオノフレから歩いていけば、
チャーチのベイ、チャーチ岬、チャーチの奧、
そしてミドルス終点の広範囲が探れるということで、
さらにさらに歩いていってミドルスに到着すると、
最近の波の中では一番パワフルな波が炸裂していた。
風波が合わさってブレイクセクションを形成しているので、
とてもテクニカルでピンポイントなダブルアップピーク。
平均300mライドのマンライを繰り返し、
空腹の極地で上がってきたらオンショアが吹いてきて、
携帯を見ると時刻はお昼となっていた。
Tyler Warren’s 6’4″ Tracker
今日のボードにトラッカーを選んだのは、
6.5フィートくらいの重たいボードが乗りたかったから。
途中から合流してきたミッチくん(上写真)は、
自作のほぼフィンレスボードで長い波に乗っていた。
クリスマス日、
もくろみ通り友人だけの無人セッションでした。
高速テイクオフを繰り返したジョー兒玉さん。
新しい世界のドアを開かれたようです。
帰りにチャーチをチェックすると、
ちょうどタイちゃんことタイラー・ウオーレンが来たところだった。
クリスマス日にひとりでふらりトライフィンでサーフしにくるのが、
ソウルだな、と村上春樹のコラム風に思う。
波情報を交換しているあいだ、
私のトラッカーのフィン位置をチェックし、
シェイパーとしての顔を見せていた。
「かなりのマニアです。かっこいい」
このトラックとエアストリームトレイラーを見ての兒玉さん。
激しく同意。
兒玉さんとお別れし、
無心に「ツナマヨとご飯」ランチを食べた後、
そのままサンオノフレはフォードアーズに。
Canvas Purchase 10’4″
こちらも波ありました。
コリー・コーラピントはキャンバスのマネジャー職に就いた。
まだ高校生だが、こういうことがアメリカっぽい。
彼のクラッシックなサーフを目撃し、
Seeaのオンリーデザイナーであるアマンダ。
「いまイタリアはとても寒いから、
こんな気候のサンクレメンテはすばらしい」
私と同じでやはり育った国とくらべてしまうのでしょう。
Tyler Warren’s 8’3″
ちょうどフランクが上がってきたところだった。
彼はパリからのバケーションサーファーで、
盆と正月頃には必ずここにやってきます。
パリはイタリアよりも寒いと言い張っていました。
Bonjour.(ボンジュール、こんにちは)
タイラームービーのプレミアが30日にあるので、
フランクにその場所等を伝えていると、
Seeaのルーキーがやってきた。
彼女の最近の写真の質がかなり良いので、
サーファーズジャーナルに寄稿すればいいよと、
そんな話もする。
こちらはそんなクリスマスデイ。
夕食の支度をしながらワインを飲んでいたら、
疲れ果てて気絶するように寝てしまい、
いまさっき起きてこれを書いています。
曲は陽水さんと安齋肇さん。
時刻はちょうど深夜2時22分のぞろ目だった。
それでは年末に向けて忙しくなりますが、
お体に気をつけてお過ごしください。
もうすぐ明日ですね。
今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。
おやすみなさい。
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