おはようございます。
帰省ラッシュが始まっている頃だと思います。
霊もそれぞれの楽園に戻ってくるのでしょうね。
嵐は去り、すばらしい夏の青空が拡がっています。
最少の南うねりがあって、闘牛岬で膝。
仕方がないので泳ごうとして、ホワイトハウスに行くと、
ちょうど頭サイズの波が一本だけやってきた。
「多分だけど、波乗りができますよ!」
と、波乗りするのを心待ちにしていた長老に報告し、
待ちきれずに先にパドルアウトする。
青く透明な海の上を漕いでいく。
青色の中に、緑色リーフの陰影の、
それは美しい海の上をパドリングしていく。
ほぼフラット、たまのセットで胸?頭サイズのコンディションなので、
ひとり沖で波を待つ。
赤や黄色の魚が泳いでいるのが見える。
たまらなくなって、底のリーフめがけて潜った。
海の中ではリーフと石が当たる音なのか、
「ゴッガッ!」という音が聞こえて、
見た目の美しさにリアリティが加わって少し怖くなってすぐに顔を上げる。
素潜りは全ての環境に気持ちが慣れないと畏怖してしまい、
呼吸が続かなくなるんだよな、といつも潜るときに感じることを思いだす。
何回か顔を耳までつけていき、海中の音も聞き慣れてきたので、
リーフの窪みめがけて深く深く潜った。
裸眼なので視界はぼやけているが、魚が横を泳いでいったり、
リーフの向こうでは大ガメが浮き上がろうとしていたり、なんだか別世界。
底のリーフを軽くつかみ、意識を消すようにゆったりとリラックス。
水底の流れが変わり、沖にゆっくりゆっくりと、
陽が直接照る世界に浮き上がると、波が来ていた。
それを追いかけ、ピークのエッジから乗ると、
インサイドまでやってきたフレちゃんが右手を挙げて喜んでいる。
両手を挙げて返して、キックアウトすると霧雨のようなものがさーっと降って、
虹が空一面に拡がった。
「虹と一緒にやってきましたね」
「おー、すごいな!来てよかったぁ。
ワシはもうこれですばらしい一日となることがわかったよ。クフフフ」
「ひさしぶりの波乗りでこんなきれいな世界を見られて最高ですね」
「フフ本当だよな、ワシはこのために生きているんだ!Sooo Happyなんだな?」
と尻上がりに長老は叫び、
俺たちはいつまでも消えない巨大で完璧なダブルレインボウを眺めていた。
それから波が来るのを待って待って、2時間で三本だけ波に乗り、
「エクササイズだ?!」と言いながらビーチハウスまでパドリングで行き、
横のビーチから上がると、そこにはハワイアン・モンクシール(アザラシ)が寝ていて、
なんだかハワイを凝縮したような日です。
□
昨日はハナペペのZENSHUJIで、BON DANCEが行われました。
これをかけながらお読みください↓
美ち奴の歌声で、これは1950年に発売されたレコードという。
59年の時を越えて、太平洋も渡ってここまでやってきました。
ここはノースハワイなの?
というほどの賑わいで、昨夜は島全ての日系人が集合していたようです。
一曲目はお決まりの「炭坑節」(上でかかっていると思います)
♪
月が出た出た 月が出た♪
ヨイヨイ
三池炭坑の 上に出た
あんまり煙突が 高いので
さぞやお月さん 煙たかろ
サノヨイヨイ♪
踊り仲間の輪を抜けて
ヨイヨイ
偲ぶ恋人 影ふたつ
屋台風の出店があり、
それは
かき氷 $3.00
ジュース、水 $1.00
弁当 $5.00
焼き鳥 $2.50
フライングソーサー(ミートソースを食パン二枚ではさんだもの)$2.50
サイミン(ハワイ式ラーメン)$2.50
アメリカンドッグ $2.50
を売っていた。
お寺はこの日の売り上げによって、夏の収入をまかなうのだそうで、
それならばと、焼き鳥2本に、サイミンを購入して影ながら協力してみた。(笑)
↑これが一番人気のフライングソーサー。
1時間も待つ長い行列が続き、最後は行列を残したまま
「売り切れご免」となっていた。
見学していると、
ここが一番の名物らしくそれぞれ10、20個も買っている人もいたりで、
行列の後ろからは
「早く買ってくれ光線」が照射されたりして、静かな戦いになっていました。
偶然カビカのあっちゃんを列に見つけ、便乗して購入する。
「ミートソース・スパゲッティパン」を焼いた味でした。
おいしい、もう一個!
と思うのだが、行列はちょっと。。
浴衣のアニーと、ハッピのカイリー。
合わせて「ユカタ・ハッピー」。
千葉にいるWangちゃんから「Hotel Hasegawa前が空いていて、いい波です?」
とメールがあった。
それにしても合成写真みたいな彩度の赤だなあ。
ワンちゃんいい波に乗ってください!
□
お盆休みは今日が最後の日ですね。
夏も終わっちゃうのかなあ。
だとすると短すぎる夏なので、
これから盛夏なのでしょうか。
暑いのでお体にはお気を付けてお過ごしください。
今日も来て下さってありがとうございました。
すばらしい日になりますように!
□
(お盆のおまけ)
落語「時そば」をYOU TOUBEで初体験した。
で、俺風の時そばを書いてみました。
帰省ラッシュでお暇でしたらドーゾ。
.
「イエケイLOVEのラーメン一代男」
.
「いらっしゃい?!」
ラーメン通に知られる横濱のラーメン屋。
ある夜、店に飛び込んできた男が、
「兄ちゃん!チャーシュー中、麺カタ油スクナク味濃めで」
「へい、チャーシュー中で、メンカタアブスクナクアジコメで?」
「暑いね?、TVで見たけど、こんな暑い日はラーメンでデトックスてのが美容にいいんだってね」
「いやあ、本当に暑いっす」
「商売はどうだい?最近は家系ばっかりでたまらねえよな。ウチのセンムがね、吉野家も家系ですか?
と聞くから『てやんでえ!』って、ど根性ガエルの梅さんのように叱ってやったよ。えっ、梅さん、知らねえって?お兄さんはおいくつ?それじゃ知らないね。宝寿司の寿司が食べたかった時代もあったんだぜ。へへー」
と、その男は厨房を見て、
「おっ、酒井製麺の麺だねー」
とか、
「厨房もぴっかぴかで飲食店の鏡だ、やっぱりラーメン屋はこうでないと。俺はね、吉村家の親父のを食べてからは、
ずっと家系専門なんだよ。でも六角屋騒動には参ったね、あれで親父が本牧屋を閉めちゃうとは思わなかったよな。俺も出来の悪い後輩がいて、いつもシメていたら最後にはハワイに逃げちゃったんだよ。へへー」
さらには、
「ちゃっちゃっっと湯切りする浅ザルいいよな、美しいねえ、これが家系の証拠だよね。キャベチャーある?」
と詳しい。
「はいチャーシューチュー、メンカタアブショーアジコメこちら!」
「おー、うれしいね。香りがヤバイね。ダシに鶏ガラ、昆布、ゲンコツに豚骨、醤油はヒゲタの本返しとくりゃぁ、
もうラーメン界のフェラーリだね。ん?マセラッティか。黒のクアトロポルテいいね。いや、これはこっちの話。麺もストレートの太麺でさ、腰があって最高だよ。俺のよく行くショーメンの波にもしっかりとした腰があるんだよね。ショアブレイクでもこの海苔みたいにフワリと着地するんだよ。わかる?」
と、話は止まらない。
食べ終わり、「幾らだい?」
「はい900円です」
「小銭は間違えるといけねえよな、手を出しなよ。それ、一つ、二つ、三つ、四つ五つ、今何時だぃ?」
「えーと、七時です」
「八、そして九百円ね」
とさっさと行ってしまった。
レジに向かった店員は、「あれ、700円しかないよ。それにしてもいいところで時間を聞いたなあ」
と感心して、店長に怒られてしまった。
このことがあってからは家系系列店では食券方式になったというが、真偽のほどは定かではない。
へへー。
■
流石!!
麺道八段の落語はリアルです。
もちろん主役はD大先輩ですね?
まるでラーメンのソムリエ。 素晴らし?(笑)
私の住む北東北には夏はやってきませんでした。
8月11日に梅雨明けせず秋への移行期間に入ったとのことです。
その後は太陽がでれば夏のような日差しですが朝夕の空気は涼しいものです。
Fgさん、
お後がよろしかったですか?
あれ?
D先輩って書かなかった(怒られるから)のですが、なんでわかったのでしょうか?
さすがこのブログのソムリエですね。
ぜひ?
佐藤さん、
コメントをありがとうございます!
そうなんですか。。
もう秋とは、すこしがっかりしちゃいますよね。
世界的に変な天候です。
せっかくなので、太陽がばっちり出て夏を連れてきてくれればいいのですが。
ぜひ、時そばを腰越商店街ネムラ編(兄弟のネムラ肉屋もゲストでお願いします)でお願いします。
HIPOVER-3さん、
ネムラいいですね?。
サンマーメンにオムライス。
(弟さん)肉屋さんの200円トンカツがごちそうでした。
庄虎まで思い出しました。
かきや食堂、翁に岡田書店。
ハーバーライトで酔っぱらってしまいます。