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カーソン・ワック_SONIC BOOM_SDSの耐久性_アローヘッド予告編_(1453文字)

201504_SanO_Carson_4281

カーソン・ワックはクリスちゃんの弟で、

ハーレーのトップデザイナーとして、

数々のトップデザインを世に誕生させている。

ストライプのウエットスーツやトランクスは彼の作品のひとつでもある。

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インスタグラムで、

レコードジャケットのように正方形デザインをすることに凝っていて、

これはそのひとつ。

当人がとっても気に入っているのもうれしい。

ピークの中に、

またはピークの後ろに入ろうとしているフェイドターンの極みをここに。

NATION工場に行くと、

ライアンのパーソナル、

ソニックブームのグラッシング(ラミネート)が終了したところだった。

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このハイ・デンシティフォームは名前の通り高密度で、

それを示すようにストリンガー付近に色が付いている。

SDSという特殊なグラッシングを施すとメガ級の耐久性となる。

sonic_boom

私のボードをNATIONページ用のスタジオ撮影のためにワックスを落としたが、

30回以上も乗って、どこにもフットマークが付いていなかったことに驚いた。

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このようにひとつの凹みすらない。

確か膝を何度か打ち付けたが、

どこにも痕跡がないのが不思議ですらある。

NATIONテクノロジー、

ライアン・イングルが主導者だけあって、

ネクストレベルなことが再確認できた撮影だった。

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キャッチサーフの倉庫に行くと、このように空っぽ。

というのは、アメリカ本土はもちろん、

ヨーロッパ、オーストラリア、

そして日本からオーダーが殺到していて、

生産が追いついていないようです。

去年も予約注文した分しか買えなかったので、

今年こそは多めにと思っていたが、どうやら同様なようです。

売れるのはいいけど、ここまでとは…。

ジェイミー・オブライエンや、ジュリアン・ウイルソン、カラニ・ロブたちが、

あれだけこぞって乗っているだから当たり前と言えばそうだろう。

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NATION主宰ライアン・イングルとキャディラック・エルドラド。

彼はユーモアがありすぎて、ひねったポーズを決めたのだが、

はたして何人がこのおもしろさを理解するのだろうか。

ちなみに後ろのメガネの人がマックス・デクスターで、

ライアンのコンピューターマシンのオペレーターとしてNATIONを支えています。

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さらにはデイブ・ネイラーが全てのグラッシングを担当し、

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いにしえのサンディングマン

『ジョー・ウッド(故人)』の第一弟子のジャーミーが、

こちらも全てのNATION&CANVASボードを仕上げていく。

彼もまた、北米ではトップサンディングマンとして名を馳せている。

ヨッシーさんのサンオノフレ、美しく完成しました。

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サンオノフレに行くと、

またブラッドフォードが来ていた。

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コーリー・コーラピントと彼のミッドレングス。

ほぼロングボードの長さがある8’11″という絶妙サイズ。

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こちらはクリスチャン・ワックの

9’3″アローヘッドをカーソンがチェックしているところ。

ハングテン等のクラッシックと、

モダンカービングの両方ができる希有ボード。

これが短くなるとFLOWというモデルになる。

出世魚のワカシ、イナダ、ワラサ、ブリを思い出すにいたった。

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これはボックス(オーストラリア)の近影だが、

まさしくホワイトハウスの大きな時と同一で、

あの興奮を思いだした。

あの凹みの下からパドルして、ボードを落とすようにテイクオフする。

それにしてもすごいボウル波です。

クリスちゃんのアローヘッド映像を撮ったので、

ここに予告編を作ってみました。

それではすてきな週にしてくださいね。

明日またここで!


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