横山泰介さんは、
『世界一の写真家のひとり』
だと感じてやまない。
その泰介さんが、
ロスアンジェルスに到着し、
サンクレメンテに向かわれている。
これは彼の新しい写真集となる『Surfers2』の撮影で、
ドラグラ始皇帝のハービー・フレッチャー家族を焼き付けるのだ。
泰介さんと佐枝さん。
ここはサンクレメンテ・ピアへの参道デルマー通り。
泰介さんは博愛主義のグレイトサーファーだ。
そしてハッピー・サーフィンの祖。
品があって、
私のように彼を人生の師とあおぐ人は、
数えるだけで両手の指がすぐに足りなくなる。
こちらは私の大好きなサウス・オブ・ニックスでの一コマ。
それはおいしいメキシカンを泰介さん夫妻と食べる喜びは、
すでに永遠のものだと刻み込んだ。
その伝説人(びと)による伝説家族の撮影風景。
あたらしい写真集『サーファーズ2』は、
すばらしいものとなりそうです。
泰介さんはハービーと同年代。
それはお詳しいリアルタイムの話もあって、
お二人はかなり盛り上がっていた。
(泰介さんの英語が堪能で驚きました)
Herbie Fletcher at Maui
Photo by Art Brewer 1976
.
これはSURFER MAGAZINEの有名すぎる表紙。
ハワイはマウイ島のマアライアでのアート・ブルーワーによるショット。
このボードを発見された泰介さんは、
興奮に震える指でシャッターを押し続けていたのが印象的でした。
39年もの時を越え、
ここに極まる瞬間がすごい。
ハービーは、
デューク・カハナモクから続くハッピーサーフの系譜であり、
ものごとの真理がわかる。
インディアン家系の知能とDNAレベルというのは、
息子たちや孫の能力をかんがみるととても高度だとわかる。
泰介さんが言う「全てが自発的なる瞬間」を得られたようだ。
クリスチャンの単独撮影風景。
そしてハービーの妻であり、
クリスチャンのお母さんディビもやってきて、
伝説家族写真の様相を帯びた撮影は大団円で終了し、
全員が笑顔で「また会おうぜ」と言ってそれぞれに散会した。
Safe Travels!
それから私はサーフ系映像作家ジョージ・トリムが、
3年間かけている大作映画の日本語アフレコをしていた。
こちらも完成したらここで報告という伏線カムカム・エブリバディ。
サンクレメンテは終日曇天で、
一度も太陽を見なかった。
たまに霧雨。
June gloom.
南カリフォルニアの6月。
Have a great day and Happy Surfing!!
◎