新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

魔力を持つ不良娘(パンクガール)の出自&詳細_マーク・マシューズの魔界系トランスファー_(1593文字)

DSC_1648

とてつもない週末だった。

DSC_1593

先日アレックス・ノスト総帥の家に行き、

シングルフィンコレクションを見せていただいた。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/65397

そのとき、レインボウフィンが付けられたボードが気になり、

これについてジャスティン(フィッシュゴッド)と、アル(総帥)と話し込んだ。

なんでもこれは魔力を持つほどのマジックボードで、

あまりのすばらしさに

『PUNK GIRL(不良娘)』とインスピレーションが浮かび、

そのままの勢いでボトムに揮毫したそうだ。

ジャスティンはこのボードに出会ってから、

いちどきも離れられず、なんと40日間もこれだけに乗っているという。

やはり今日もそのようで、パンクガールのセッション日だった。

IMG_1299

なるほどこれに乗ると、

良い波が来て、さらには足に吸い付くようになり、

ワイプアウトする、という感覚はなくなったと言う。

それはすばらしいライディングを繰り返していった。

IMG_1287

あまりにも奇妙なので、

このパンクガールの写真を撮りたかった。

IMG_1331

ジャスティンもこの気持ちがわかるようで、

こうしてアウトラインをカメラに披露してくれた。

IMG_3359

この写真は土曜日にも掲載したのだが、

パンクガールに乗る機会が与えられた。

「うー、乗ってみるかい」

「いいよ、大事にしているんでしょ。流すかもしれないし」

「あー大丈夫さー。パンクガールはワイプアウトはしないからな」

ジャスティンはそう言うのだが、こういうレトロ系のシングルフィンは、

ターンをしようとすると、海面に吸い付いてしまったかのように重く、

とにかく乗りづらいボードだと私は知っている。

でもせっかくの機会なのと、

アレックス・ノストとジャスティン・アダムスが、

このようにサーフボードを絶賛するのは珍しいことなので借りてみることにした。

乗ってみると、その逸話群はどれも本当のことだった。

あまりの乗り味に魔法というか、

もしかすると狐系、または夢なのかと思ってしまったほどである。

201508_Justin_Adams_1334

世の中には不思議なボードがあるのですね。

また乗ってみたいナンバーワンボードとなりました。

さて、向こうから「NAKI!!」と大声で歩いてきたのは、

IMG_3342

ショーン・パーキンとショーン・ペズマンだった。

ふたりともサーファーズジャーナル誌のスタッフで、

ペズマンはスティーブとデビーの息子。

つまり創業者の跡継ぎということになる。

パーキンはアライヤ、ペズマンは重いログ。

こういうのを見ると、さすがというしかない。

ふたりともグレイトサーファーでありました。

IMG_3343

最近流行はハンセンズ(Hanson’s AVE PICO)のベジタブルサンドイッチ。

新鮮で味の濃い野菜、こだわり抜かれたチーズ、

その甘酸っぱいパンと相まって、

おいしいを通り越してうっとりとするものであります。

IMG_3344

甘味には限度量があって、

だから小さなヨウカンが好きで、

これはセットでいただいた最後のもの。

甘い紅茶味の菓子を食べると、純露という紅茶キャンディーを思い出す。

砂糖味に感動していた昭和時代。

IMG_3348

最近の朝陽は雲一つなく、

「真夏の朝です!」という主張がある。

この後すぐに暑くなるのもあとわずかの日々だろう。

楽しまなくては。

IMG_3350

最後はマーク・マシューズの『ボード・トランスファー』。

これはJOBもバックドアでやっていたけど、

大きなボードでテイクオフし、

それから適正サイズの小さいボードに乗り換える。

恐ろしい波世界トップ5のタズマニアのシップスターンズ・ブラフでやってしまった。

誰も一度も考えたことすらなかっただろう。

けれど、本日それが現実となったようです。

ただただ、すごい。

831は「やさいの日」だそうで、

当て字にもほどがあるが、

普段脇役になることが多いやさいにお祝いしましょう。(笑)

それではどうぞすばらしい日をお過ごしくださいね。