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【加筆版】愛島心_奄美は最高よ〜ツアー_グリーンヒルSurf&Cafeでマンラン!_(2627文字)

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今回の「奄美は最高よー」の至高なるメンバーです。

左から近藤さん。

彼と接していると、

「はて、達観を超越した言葉というのは何だろう?」となる。

そしてテレパシーみたいな能力をお使いになられる。

そして菊池さん。

彼はノースハワイ編ドノバンシリーズにも登場されていて、

沈着冷静で、

魔法のような好奇心を常にお持ちになられている。

それはすばらしき時間を楽園で過ごした同士でもあり、

前述した近藤さんの能力を目撃した重要な現認者の一人でもあります。

ヤマちゃんこと、山川さん。

風の噂によると、

お仕事とプライベートで60カ国以上もの国を旅され、

大学ボクシングでは、ウエルター級チャンピオンだという。

身長187cmの斬れ味鋭い巨漢。

私が彼に感じるのは、

ゾロアスター神話の英雄神ウルスラグナ。

瀧本さんorチャッキー。

この全ての旅や、

今日ここに全員がいるのは彼が、

ーー長い話になるがーー

千葉北ノースタイガーとサンライズを隔てる堤防があって、

波乗り後の瀧本さんが、

そこで私が波の写真を撮っていたのを見つけ、

話しかけてくれたのが始点だと私はしている。

それで、ノースハワイ、そしてここ奄美に至っている。

NATIONドリームクラッシャー使いであり、

上記した全員と同様に明晰な頭脳を持っていて、

さらにはそれをフィードする場を持っている立派なスーパー社会人であります。

ビッグバンの発起人でもあることをここに記しておきます。

奄美は沖縄の上に位置するので、

温帯になるのだろうが、

熱帯にも感じられるほど梅雨明けの太陽は熱い、眩しい、強い。

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Tシャツをサーフウオッシュし、

こうして天日干しにすると、

ほぼ一瞬で乾くほどの強烈な太陽光線。

近代サーフィングの父デューク・カハナモクが伝えた

「人が楽しく安全に波に乗ること」

という思想をプリントしたメッセージが、

ここ奄美にも拡がり始めている。

(NAKISURF製ですが、ファーストエディションはこのイエローのみで完売しました)

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奇しくもこの思想Tと、

ペアルックとなった瀧本さんorチャッキー。

「さすがであります」

そうお互いを讃えた瞬間を菊池さんが撮ってくれていた。

波は目の前の手広、ビラが小さく、

朝から吹いていた南からのサイドウインドが強くなってきたので、

島の北側に行くことにした。

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直立すると、

身長4mの視線となる位置で3本のSUPを屋根に積む。

ちなみに私は8mの長いロープを常に携帯していて、

「ボードを車の屋根に積むのが得意」として、

履歴書に書いている身であります。

なぜSUPかと言いますと、

このうねりの角度から推測するに波は小さいであろうから、

フラットに備えてグリーンヒルさんで、

SUP(エスユーピー)をレンタルしたというのが実情であります。

Surf

SUPの大きいのは巨大であり、

ちょっとした小舟なので、

こうして現地で、

しかも玄関から徒歩3歩でそれらが借りられるということもうれしい。

それを奄美皇太子(緑くん)号に積んでいるところ。

全員がこの小舟の扱いに慣れていたのは、

年季の入ったサーファーだということでもある。

車を走らせて5分ほどすると、

「神の子」付近で太平洋が見えてくる。

輝くような蒼と青、

そしてターコイズブルーに全員が歓声を発している。

私が「奄美は最高よ〜」と緑くんのモノマネをすると、

全員がそのモノマネをされていて、

この言葉をメロディにのせて合唱したら最高かもしれないと直感した。

坂を下っている途中に突然右手に拡がる濃い青の海を満たした土浜。

この景色にも全員が喜声を上げた。

この海景色のおかげで、

山側にある『ハブと愛まショー』という館が見逃されているという。

あまり関係がないが、これで場所がわかる人にはわかるだろう。

奄美空港を抜け、狸の置物がある商店を過ぎ、

向かったのはアオショウビン。

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到着すると、

悲しいかな予測通りのフラットコンディション。

が、でもしかしでも、この美しい海に感激する私たち!!

サーファーならば、

波がない海は気分が落ち込むはずなのだが、

感嘆符が付くのはなぜだろうか?

しかもこんなに楽しく、

全員が嬉々としているのは、

サーファーは波も好きだが、海が好きなのだと再確認した日。

201606_Amami_Kikuchi_san_8800

Kikuchi san. Stand-up Paddling

先ほども書いたが、

奄美王子、

つまりグリーンヒル王国皇太子緑くんの口癖は、

「奄美は最高よ〜」

これこそが愛国心、いや愛島心からのものであるが、

ここに来るとそのことが心底実感できる。

この後、

私たちはそれぞれこの言葉を100回以上発し、

「エスユーピーを持って来て大正解!」

そんな英断を互いに讃えながら、

交代で天国のような海の上を漕ぎまくったのであった。

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本来なら男4人の孤独な「奄美は最高よーセッション」だったのだが、

幸運にもこんなにもすばらしいチアガールズたちもやってきて花を添えてくれた。

左から

りうちゃん、なっきちゃん、徳ちゃん、そしてサンゴ。

彼女たちは、私たちと同様に旅人であったり、

島人であったりする混成トリオ+1。

(ワン、わかりましたよね。笑)

彼女たちは温かで、どこまでも透明な海を楽しんでいた。

時間はあっという間に過ぎ、

「あ、ヤマちゃんが到着したそうです」

そんなことになって、

この「最高よーツアー」のメンバーは、

バニラエアで到着したヤマちゃんをお迎えに

奄美空港にスルドク向かっていったのであった。

(椎名誠さん風に)

冒頭の写真がピックアップ後のやまちゃん。

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空港からグリーンヒル王国に戻ると、

手広の入り口で皇太子の実弟優人くんが波チェックに来た。

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「夕方、少しできるかもです」

そんなうれしき情報がやってきた。

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ほぼ4時間ものあいだ漕ぎまくり、

泳ぎまくった私たちは、

グリーンヒル新館1階に完成した『グリーンヒル・サーフ&カフェ』で、

それはおいしすぎるタイランチに心を弾ませ、

あの海遊びの楽しさを思いだしながら心を溶かせていくのであった。

全員が水を飲んでいるというのも大人の休日である。

(満たされると酒はいらないのですね)

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デザートに

Banana Cheese Cake and Triple Cappuccino

をいただき、完璧なまでのここまでの時間を思い返し、

満足ライディングならに満足ランチ、

つまりマンランを満場一致で得たのであった。

おいしいおいしいおいしいおいしいおいしい

の5つ星です!

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