じつは奄美大島の旅くらいから、
ーー詳しく書くと6月17日からーー
細胞が振動するように興奮していて、
まともに眠ることができなくなっている。
たいていは2時間も眠ると、満ち足りるように起きてしまう。
長くても4時間だろう。
この現象はちょうど二週間になるのだが、
体力は120%あるし、特に眠くはならない。
これがどうなっていくのかはまたここに書いていきますね。
屋久島のグレイトサーファーみっちゃん。
「食べものを持ち寄って、映画の上映会をしませんか?」
そんなうれしい提案があった。
彼の家にはプロジェクターがあり、
そしてたっぷりの映画の蔵がある。
そこで何を見るかと意見を交わした結果、
家主&主催であるみっちゃんが上映したのがこのTracks。
邦題は『奇跡の2000マイル』とあった。
旅物語は私の好きなところで、
さらには実話をベースにしているシリアスなもの。
シネマグラフィの美しさ、
運命、ミア・ワシコウスカの演技、そして旅の記憶。
映画のベースとなった自伝と、
そのリック・スモランの写真集、
さらにはナショナルジオグラフィックが特集した号。
旅先でこんなに秀逸な作品に出逢え、
しかも映画好きの私がまだ見たことのないもの。
この震えるような気持ちが続いているのは、
この映画を見たせいなのかもしれない。
今日はサンオノフレ岬の手前、
つまりレフト側でサーフしていた。
友人のブライアン・ミラーと二人で良い波に乗っていたのであります。
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NATION工場に戻ってくると、
ちょうどランボルギーニが完成した。
ライアン博士はこの仕上がりとデザインにかなり感動していた。
フォルムをTOMOから踏襲し、
それをマジックボードのアジャストメントをしたというサイエンスサーフボードです。
この詳しくは後日ここに書きます。
その後、
高い技術を誇る孤高なるラミネーターのデイブ・ネイラーがやってきた。
「ガソリンスタンドでスシを買ったぞ」
「えー。大丈夫?」
「ん、悪くないぞ、味はするな」
「ソイソース(ショーユ)の味なんじゃないの?」
「そう言われてみればそうだ」(笑)
こんな笑うに笑えない会話がなされた。
私とブライアン・ミラーはバックギャモンにはまっている。
彼が会得したら子どもに教えると言っているほど、
とても情操豊かなゲームです。
お互いを讃えるといったような後半戦まで用意されている。
ちなみに私の子どもたちは全員バックギャモンができます。
電気のない場所でもローソクの光があればゲームができるので、
旅に向いたボードゲームであります。
天才ベーカー、
つまりマスターパン職人の和田さんがNATIONログでやってきた。
少し見ない間にとっても上手になっていて、
彼の次のステップとして、
「波の芯を探してください」
そんなテーマを掲げてみた。
誰かの画に触発されて描いたワタリガラス。
かなり不思議なパワーがあります。
カウアイー奄美と旅を共にした菊池さん。
NAKISURFのプレミアムTを着て、
ショールームに遊びに来てくださいました。
こういうことって、とってもうれしいです。
ありがとうございます!
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