photo by Brian Miller
2日前にZ1サーフスーツの新作のことをここに書いたが、
私自身が着はじめて3年目となるネックエントリー、
そのことをお伝えしていなかったのでここに。
当初はこのネックエントリー、
つまり丸首だけのウエットスーツを着ること、そして脱ぐことが面倒で、
ジッパーでいいや、またはフラップ型のジッパーレスで十分だと思っていた。
それが着はじめると、トランクスでサーフ気分とは大げさだが、
わりとそんな感覚となれるくらい軽く、自由な気分となった。
ただ難点は脱ぐことだった。
けれど、二回目に脱ぐときには、
「なんだ、首回りの生地はここまで伸びるのだ」
そんなことを驚きながら知り、
何度か着脱するだけでコツを掴んでしまって、
その脱ぎ方を1、2、3とやるのが趣味のようになっていった。
そうこうしていると、
去年の冬の話だが、
千葉でネックエントリーが乾いておらず、
ちょうど昔の自分のジッパーレスのフルスーツを見つけたので、
それを着てみた。
いわゆる背中から首にかけてベロみたいなのが出ていて、
かぶって、
二重だか三重にして保温と耐水性を出した15年前くらいに出現したもので、
特許はジッパーがないものらしく、その特許を持っていないメーカーのは、
なぜか短いジッパーが付いていて、その特許の隙間をついていた。
着てサーフすると、
これが不快で、なんと首回り、そして肩が重くなることかと、
セッションを終える頃には肩凝りでパンパンになって、
疲労困憊で上がってきて、
「ああネックエントリーが開発されて良かった。もうジップレスには戻ることはない」
そんなことがわかった午後四時の県道30号線の歩道。
これがそのネックエントリーの生地で、
通常の何倍にも伸び、
さらには首回りをシールするネックリングが付くボタンが付いている。
普通の考えだと、こういう伸縮性のある素材に固定したもの、
(この場合はボタン)を付けると破ける原因となりそうなものだが、
まだ一度もそんなクレームがないとはウエットスーツの権威とされる石井博士。
これが遠赤外線エネルギーを体に送り返し、