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naki's blog

本当のキャッチサーフの春_(1728文字)

 

本州に春一番が吹いたようで、

とすると本当の春のはじまりである。

「本当の」というのが、

私の旧友であるきんちゃんとの会話に良く出てくる。

「あのさ、波良かったよ。オーバーヘッドはあったね」

「それは良かったですね。でも本当はどのくらいあったのですか?」

「本当に、でも頭はあったね。ピーク付近はさ」

「とすると、波情報では胸という感じですね」

「そうだね。本当ならそうだけど、たまに来るセットはオーバーヘッドあったからさ」

「例の5時間入られて2回だけ来たというマボロシのですか?」

「すごいのがきたんだよ」

「それ、たまりませんね」

こんな会話から「本当の」の使い方を知っていただきたい。

そのきんちゃんがゲストでステージを務めたのがいつぞやのドノバンライブ@渋谷。

「家宝というか、墓まで持っていくよん」

そんなことをきんちゃんは、あのことを思い出すとそう言う。

インスタグラムを見て、

インスピレーションを得ることが多い。

ちょうど閲覧しているときにタグが付けられたので、

見に行くとドノバンが私の写真を使ってくれていた。

あのマーティンギターマニア垂涎ですね。

マウイでのライブ、何人が見ることができたのだろう?

NATIONのライアン博士は、

おしゃれなレイアウトでベストセラーの

The Pink Champagne on Ice(シャンパン)のカラー&レイルコンケイブをご披露。

こういうものって、

よほどアウトラインに自信がないとポストできないもの。

『サーフボード美術』という雑誌を編集したくなった。

 

サンオノフレの小屋のその後。

さらにカスタマライズされて、良い感じになっています。

このブライアン・ベントの娘エスターが後ろに見え、

そしてシーピー(ペソズ)が小屋の中でギターを弾いているのだろう。

キャンプがはじまり、

イチローさんのTシャツがメディアを賑わせているが、

NAKISURFから、いやウナクネ広報部からはこれを提案したい。

このパロディデザインはベンチュラセイジによるもので、

「親和感とエシカル」

とサブタイトルを付けてみたのは、

そんな特集名の女性誌をどこかで見たからだろうか。

スタブマガジンが、

世界最高の500mバレルのビーチブレイクの紹介をしている。

最初イナリーズ?そう思ったが、どうやら違うらしい。

ここはいったいどこなのだろうか?

ここにあるシェーン・ドリアンのコメントを意訳してみた。

「ここはどうやら世界でも有数の、

ライトハンダー波がやってくる砂地の岬ということは間違いがない。

たいていは、大きくなればなるほど良く、

とっても楽しい波で、

長時間サーフし続けても飽きることはなかった。長い間だよ」

「LCCを使いこなす」

これもどこかの雑誌の特集のような題名であります。

「3000円台で日本の南まで」嘘のような本当に話であります。

成田から飛ぶと、

さっきまでいた上総国、つまり千葉がすっかり見渡せた。

大きな岬が東に突き出ている。

「日出ずる国」。

司馬遼太郎ではないが、「神の目」のことを思い浮かべていた。

カリフォルニアで一緒にサーフしたレオくんもまたキャッチサーフ仲間である。

クラブフィンレスのメンバーでもあるバリー・マッギーモデルの前でチーズ。

フィンレスぜひ!

しょう寅杉本さん。

彼の波乗り口上、続編というか新編を録音しましたので、

いつかここで。

冒頭にあった会話の相手でもあるきんちゃんも、

横浜インタースタイルを視察されていた。

キャッチサーフのニューモデルのお披露目でした。

こちらはかつ禅師。

殺到している受注をさばく真剣なお顔。

Photo by Colors Magazine

キャッチサーフは全11サイズくらいあるのだろうか?

調べてみると、

キャッチサーフだけで(デッキの厚みがあるウエイクシリーズも含めて)15サイズ。

弟分のウエイブバンディットも含めると全27サイズもあったことに驚いた。

とすると、24色の色鉛筆の数より多い計算となる。

今回の使命は『作品創り』。

そんなはじまりとなっています。

みなさんもどうぞすばらしい週末をお過ごしください!

Have a wonderful weekend!!