おはようございます。
こちら強風新島です。
接続が悪いのですが、
なんとか写真を上げてみようかと。
今週は、
シェーン・ドリアンことD師範と行く新島旅です。
波乗り界では生きる神そのもの、であります。
「一緒にいられてうれしい」
そんな気持ちでいる時間が、
自分にとってすばらしいものとなっている。
新島に自生するツツジ。
英語で何というか調べてみると、
Rhododendronとあった。
ツツジというのも発音しづらいが、
英語でも似ているのが不思議な美しい花。
桜からツツジの季節となりました。
さて、波。
折からの東風。
しかも立っていられないほどの強風。
そのオンショアは、
波をここまで大きくしました。
自然の力はすごい。
この旅はシェーン・ドリアンが、
日本の子どもたちにサーフィングを教えるというもので、
その前半は、
ビラボンチームの16歳以下の3人に時間が割かれている。
今日のお題は、
「良くない波でも30本乗ること」
そうなんです。
「どんなに悪い波でも30本乗ってきてクダサイ」
そんなこととなった。
「悪い波」
私は「個性的な波」と呼んでいて、
昔からそれに乗るのが得意技でもあります。
しのちゃん。
女の子なのにこの向かい風をパドルアウトし、
たくさんの良波に乗っていた。
その美しいフォームに新時代の予感を感じた。
じんくんとモンちゃん。
いつもニコニコ。
そして、すばらしいサーフィング。
なんと13歳だとか、15歳、16歳という。
とすると平成15年生まれとなるのだから、
本当に新時代なのですね。
強烈なカレントと、
合わさる複雑で猛烈な波。
そんな海で真剣に遊び、
滑り、巻かれて、沈められて上がってくる。
それもあれもこれもハッピーサーフィング。
こういう波に挑戦しない人が見たら苦行だろうが、
そうではなく、これが経験となり、
すばらしいものでもあります。
夢に向かって走る少年少女の春。
そんな子どもたちの1ページを丘から見つめるD師範。
今回もエルサルバドル同様に一緒に時間を過ごしているが、
彼は神のように穏やかで、そして偉大です。
体力と、心配り、そして底知れない包容力。
波に乗ることによって人格を形成し、
それが極まった典型だろう。
彼と同じ時代に波乗りしてきて、
彼の高みを感じられて本当に良かった。
ビラボンさんも含めて、
多くのメーカーや企業が彼のことを永年スポンサードしているが、
こうして何十年も一流でいられるのは、
星の数ほどいるサーファーでも一握り。
そのすごさ、
すばらしさを感じられたのが、
今回の旅の一番の収穫であったと思える。
まだ終わっていないけど。
それほど毎日が充実したものとなっています。
瀧朗の23年前のフィッシュ。
猛風オンショアには目もくれず、
ふわりと一人で海に向かっていったのが印象的だった。
彼もまた昭和の人だが、
波乗り魂というか、
そんな熱き血潮を常にたぎらせている一人でもありましょう。
もちろん私もオンショア波に。
ひさしぶりの強い波でありました。
それでは、明日からGWの始まりですね。
シークレットが良いというので、
これからみんなで移動して、
そして湘南で開催される子どもたちのシェーン・ドリアン杯に移動します。
すばらしい2017年のGWとしましょう。
明日またここで!
◎