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波乗神シェーン・ドリアンとの新島旅_ハッピーサーフの子どもたち_(1403文字)

おはようございます。

こちら強風新島です。

接続が悪いのですが、

なんとか写真を上げてみようかと。

今週は、

シェーン・ドリアンことD師範と行く新島旅です。

波乗り界では生きる神そのもの、であります。

「一緒にいられてうれしい」

そんな気持ちでいる時間が、

自分にとってすばらしいものとなっている。

新島に自生するツツジ。

英語で何というか調べてみると、

Rhododendronとあった。

ツツジというのも発音しづらいが、

英語でも似ているのが不思議な美しい花。

桜からツツジの季節となりました。

さて、波。

折からの東風。

しかも立っていられないほどの強風。

そのオンショアは、

波をここまで大きくしました。

自然の力はすごい。

この旅はシェーン・ドリアンが、

日本の子どもたちにサーフィングを教えるというもので、

その前半は、

ビラボンチームの16歳以下の3人に時間が割かれている。

今日のお題は、

「良くない波でも30本乗ること」

そうなんです。

「どんなに悪い波でも30本乗ってきてクダサイ」

そんなこととなった。

「悪い波」

私は「個性的な波」と呼んでいて、

昔からそれに乗るのが得意技でもあります。

しのちゃん。

女の子なのにこの向かい風をパドルアウトし、

たくさんの良波に乗っていた。

その美しいフォームに新時代の予感を感じた。

じんくんとモンちゃん。

いつもニコニコ。

そして、すばらしいサーフィング。

なんと13歳だとか、15歳、16歳という。

とすると平成15年生まれとなるのだから、

本当に新時代なのですね。

強烈なカレントと、

合わさる複雑で猛烈な波。

そんな海で真剣に遊び、

滑り、巻かれて、沈められて上がってくる。

それもあれもこれもハッピーサーフィング。

こういう波に挑戦しない人が見たら苦行だろうが、

そうではなく、これが経験となり、

すばらしいものでもあります。

夢に向かって走る少年少女の春。

そんな子どもたちの1ページを丘から見つめるD師範。

今回もエルサルバドル同様に一緒に時間を過ごしているが、

彼は神のように穏やかで、そして偉大です。

体力と、心配り、そして底知れない包容力。

波に乗ることによって人格を形成し、

それが極まった典型だろう。

彼と同じ時代に波乗りしてきて、

彼の高みを感じられて本当に良かった。

Only a surfer knows the feeling.

ビラボンさんも含めて、

多くのメーカーや企業が彼のことを永年スポンサードしているが、

こうして何十年も一流でいられるのは、

星の数ほどいるサーファーでも一握り。

そのすごさ、

すばらしさを感じられたのが、

今回の旅の一番の収穫であったと思える。

まだ終わっていないけど。

それほど毎日が充実したものとなっています。

瀧朗の23年前のフィッシュ。

猛風オンショアには目もくれず、

ふわりと一人で海に向かっていったのが印象的だった。

彼もまた昭和の人だが、

波乗り魂というか、

そんな熱き血潮を常にたぎらせている一人でもありましょう。

もちろん私もオンショア波に。

ひさしぶりの強い波でありました。

それでは、明日からGWの始まりですね。

シークレットが良いというので、

これからみんなで移動して、

そして湘南で開催される子どもたちのシェーン・ドリアン杯に移動します。

すばらしい2017年のGWとしましょう。

明日またここで!