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【特大号】奄美後半まとめ_サーフィンを始めて2本目で完全なるテイクオフ!_Green Hillは最高よ〜!_SURFマガジンにMucho Alohaビールね_(3474文字)

Tebiro, Amami Oshima

手広ビーチ、

奄美大島龍郷町の夜明け。

梅雨空ではありますが、

一度晴れると内地(本州)の真夏の暑さ以上。

イタリア人のアマンダが愛用していたのはココサンシャイン・クリーム。

「色々試したけど、これがイチバンね」

そんなコメントをくれたSeeaの創始者兼、デザイナー。

ランチはグリーンヒルカフェ。

この愉楽を知ってしまうと「暑いから」とか、

「雨が降ってきたから」

そんな理由でカフェに居座ってしまいます。

ちなみに私のお気に入りが、

ココナッツミルクのシーザーサラダ

島カボチャのブリュレ

で、これにカプチーノを加えて、

完全なる幸福行きのランチでした。

「間に合ったよ〜」

そう言って、中村豪くんと竜くんの兄弟、

そして大野修聖くんと仙雅くんによるインドネシアトリップに、

甥の牧野大地くんと参加する当日の朝にパスポートが完成して、

この安堵した表情。

彼の口癖は「奄美は最高よ〜」で、

それは私も同様になってきた。

でも奄美グリーンヒル王国のパスポートではないんですね。

(当たり前か)

この旅でウナクネに目覚めたシギーこと、

鴫原カズノリくんはありとあらゆるボードに乗ることで、

達観と悟りがやってきたという。

彼が横浜に戻って、すぐにいただいたSMSは以下の通りであります。

「こんにちは、奄美ではありがとうございました!

最高に楽しくて充実した奄美旅行になりました。

テイクオフからショルダーの一点に向けてレイルを適正角度で立てて、

ターンレス、シームレスでトリムする意識とか、

板から蹴り降りちゃう癖の矯正とか、

目から鱗があふれるほどのマンライでした!

長年サーフしていたのですが、

自分なりに考えて試して答えがでなくてもやもやとしてたものが、

これで一気にクリアになった感じがします。

あと、何より波乗りマナー、初級者にはこれが難しいのでまた教えてください。

フィンレスも面白かったです。 

一瞬だけ「無我」を体験しました。もう決して悟りの道から退きません。

今までショートボード一筋で、

ずいぶんと無駄な時間を過ごしてきたことを実感した次第です。

でもフィンレスは想像していたより10000倍難しかったです。

修行を積み重ねていつかはラララーと乗ります!

ナキさんを通して、色々な豊かな人に会えたのも新鮮でした、

今回の旅で10年分ぐらいの出会いがあって、

奄美とは、そして旅とはやたらすごいです!」

Seeaのみんながグリーンヒルさんに寄せた色紙。

アマンダには「波、ください」と教えたのだが、

表記してみると「ナミ、クラサイ」となっていた。

しかもC。(笑)

では、豆腐くらさい(ください)!

この豆腐づくしのランチは、

グリーンヒルから車で15分南にある「島とうふ店」。

これにおいしい作りたての豆腐が冷や奴か湯豆腐で食べ放題、

絞りたての豆乳とみき(甘酒のような伝統的な飲料)が飲み放題で850円。

グリーンヒルのお父さんというか、

国王が干潮の貝拾いから戻ってこられると、

地域の新米(赤ちゃん)が挨拶に来ていた。

優しい、頭脳明晰なお父さんです。

島田さんと山田さん、

ウインドサーファーの伊東大輝さんと八神さんたちが来られたので、

ディープ奄美をご案内した。

こんなボードを用意しました。

ちなみに向かってイチバン右にある8フィートのJOBモデルは島田さんのニューボードで、

彼はなんと、波乗り初日で、

2本目にはこのようにテイクオフして砂浜まで一直線に!

 

おめでとうございます!

かなりの高いセンスです!

鵠沼一のノーズライダー山田さん、

大輝くんは私のUNK-S IIのフィンレスを選択。

一本目からこのフルレイルスピンを決めて、

プロウインドサーファーの身体能力の高さをまざまざと見せつけてくれた!

もう伊東大輝から目が離せない!(カラーズマガジン風にね)

波乗りが何よりも好きな八神くんも、

その大輝くんの滑りを見て、

「ぼくにも!」とフィンレス開門し、これが彼の模範演技。

すばらしい!

ちなみに向こう側は島田さんで、

これがすでに30本目だかそのくらいの乗りっぱなし状態。

オディシーLOG8’に乗り換えた大輝くんは、

こちらでもハングテンを決めたり、

フェイキーをしたりと、遊び倒していました。

前出した山田さん、

マカハスタイルですね!

こちらは冒頭に出てきた鴫原くん。

これがそのフィンレスに挑戦した際の一コマ。

グリーンヒルのお父さんは、

NAKISURF初期の激レアバードTを着てくださっていた。

懐かしうれしい。

ちなみにこれは深夜1時。

飲み終えたお父さんと、

朝(?)起床したての私。

2交代制です。

ちなみに今回の奄美の私の起床時間が深夜1時〜4時。

それから7時まで仕事をして、

朝食等をいただき、

8時からSeeaの撮影。

それが途中の休憩を挟みながら、

19時か21時半終了。

夕食後、気絶するように睡る毎日でありました。

遊びと仕事の両立はオモツライ。

アマミアンスタイルサーファー御用達

『Pension Green Hill』

最高よ〜!

梅雨時の月桃。

ほのかに甘い香りを発していた。

そのグリーンヒルさんの朝食。

特筆すべきは味噌汁で、

いりこだしがたっぷり入った特級品。

バランスよく、すばらしいもの。

だから寝不足なはずなのに体調が良い。

Yogi Teaマイブームです。

「真剣に、誠実に考えよう」

そんなメッセージの日。

奄美の織物工場に行き、体験してみることになったSeeaチーム。

手編みというか、手作業で編まれていく大島紬。

膨大な仕事量です。

着物一枚を仕上げるのに、

熟練者で6か月から1年はかかるというのもうなずけるほど途方もない作業です。

日没後の緑くん。

Catch Surf Odysea 8′ Log

緑くんと同ボードのアマンダ。

世界を旅してきた彼女もまた奄美大島の魅力に夢中となり、

「また来年家族で来ます!」

そのことを強調し、繰り返していた。

Photo by Yoshihito Midori

.

「フナキさん、フィンレス上手くなったね。

去年はほとんどやってなかったのに」

写真を撮ってくれた緑くんにそう言われた。

来島は一年ぶりであり、

前回の奄美旅の後から真剣にフィンレスを始めたので、

そう考えると、フィンレス歴1年となりました。

最初はジャスティン・アダムスから借りたフィンレスで、

5年前だったかな?

長いような短いような。

Catch Surf Skipper Fish 6’6″

この2本を持ってやってきました。

旅には究極かも。

待ちに待った創刊2号目のサーフマガジンが届いた。

まずは自分がたずさわったページをめくって、

マンライ・マインド。

この奄美旅で、

そのHPA(ハワイアン・ペールエール)のおいしさに魅了され、

この金曜日のビームス・ジャパン4Fでの

Pop Up個展でのウエルカムドリンクとなったMucho Alohaビール。

その見開き広告作品を自前の帽子と撮りました。

題名は『Surfed out』。

訳すと「もう波に乗れないほど乗り尽くした」そんな感じです。

(英語監修byマーボーまーちゃん)

さらにシェーン・ドリアンとの新島旅。

これを読まれたきんちゃんから先ほど電話があり、

「泣けたね。これは泣ける。特に最後は視界が潤んで読めなくなっちゃったよ」

そう言ってくださった。

シェーン・ドリアンと会うと毎回思うのは、

「次は生きて会えないかも」という刹那があり、

その一期一会の感覚が書ききれたと思う。

さらにハービー・フレッチャー始皇帝へのインタビューがあり、

予定だと全文5万字一挙掲載だったのだが、

それは妄想にしか過ぎなかったようだ。

が、しかしここには深い内容が記されている。

今月号の私のお気に入りのアート作品。

ブラー(ボケ、ブレ)大好きなんです。

さらにはグリーンヒルのドローンマスター優人くんのお師匠、

中村豪さんによる稲村ヶ崎から望む七里ヶ浜と江の島。

すばらしい!

明後日からビームス・ジャパンさんの4F(新宿東口)で、

私個展のポップアップをします。

16日(金)の18時より21時までオープニングパーティをやりますので、

どうぞお誘い合わせの上お越しください。

ご一緒にムーチョアロハ等飲みましょう〜!

明日には都内に向かいます。

その場所:

https://latte.la/fashion/shop/beams-japan/map-access

私は新宿駅東口で降ります。

それではすばらしい日となりますように!

Have a wonderful day!!