10月の南うねり。
南半球で発達した低気圧からのもので、
今年はカリフォルニア(西海岸)にはそこまでのうねりがなかったようで、
土曜日の夜明けにその波高がピークを迎えた。
ひさしぶりに海のパワーを感じて、
そして激烈なるインプレッションを得た。
Tyler Warren’s Bonzer 6’11”
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運がいいのか、すごい波が来た。
今までここで撮影された一番良い波だと、
ボードを生誕させたタイラーたちに教えられた。
悪い気持ちはしない。
土曜日の正午くらいから落ち着き始め、
日曜日には半分程度となり。
昨日の月曜日には下がってオーバーヘッドとなり、
今日もセットでオーバーヘッドあった。
ただ、オーシャンサイドやその他のブレイクでは、
胸程度と下がってしまったので、
このうねりを受けるブレイクのみが、
いまだにすばらしい波となっているようだ。
チャーチ岬。
トレッスルズと著名ブレイクはものすごい混雑だったようで、
みんなそこまで波に乗れていなかったが、
このサンオノフレ岬は人も少なく、
駐車場が満車となった朝は多少混んでいたが、
正午頃となると、
ベンチュラセイジと私たちだけでサーフすることができたのだから、
マイナーブレイクの利点はありあまるほどあった。
Ventura Sage on Catch Surf x DFW 7′
(Minimal fin set-up)
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セイジにとって、
夢にまで見たサンオノフレ岬波。
長いのは500mも乗れるとあって気合いが入っていた。
普段フィンレスでサーフしているらしく、
ナブスターx2のミニマル仕様に乗ってマンライを繰り返していた。
セイジのサーフバディのNYシゲルさんとマイちゃん。
そして希南(きな)ちゃんと航太が見えます。
お父さんがマンライして帰還したみんなのうれしさが写っていた。
Nation Champagne 6’11”
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今回は大波というか、
中波での、
ミッドレングスのポテンシャルのすごさを感じたうねりだった。
高速パドリングやダックダイブが完璧になりつつあります。
カラーズマガジンのヨゲさんではないが、
「何歳になっても真剣に滑走」そんなフレーズを得た。
こちらでは大きな山火事が発生していて、
有料道路が閉鎖していて、
あちらに住むミラーとデイブ・ネイラーが大変な目に遭っている。
この2日間は迂回と大渋滞で
昨日は4時間かけて自宅まで帰ったとこぼしていた。
そういえば、こちらに来てから一度も雨が降っていない。
また干ばつになるのだろうか。
雨が降らないとまたどこかで山火事になってしまう。
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宮古島に私のサーフ生徒がいて、
「もうすぐ家族旅行でそちらに行きます」
というメールと一緒に
彼のタイラー・ウォーレン・ボンザー写真が送られてきた。
Tyler Warren’s Tracker 6’6” Lite green tint
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美しいトラッカー。
つくしちゃん。
こうして海で遊んでいるのですね。
ビーターがこんなに大きく見えました。
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[映画情報]
辻堂のテラスモールで
“MOANA”(邦題『モアナと伝説の海』)を観て、
その内容に大感動したが、
歌までが吹き替えだったので興ざめしたところもあった。
今回、オリジナル版を観る機会があったので、
再び観ると、初回よりもさらに感激してしまった。
なぜ自分が海が好きなのか、
なぜサーフィンをしているのか、
この映画によって解き明かされるほどすばらしい作品ですので、
ぜひ観ていただきたいと、
ここに予告編のリンクをおいておきます。
それにしてもこのマウイとベンチュラセイジがそっくりで、
ヘイヘイも誰かに似ていてびっくり。
子ども向けでありますが、
大人にこそ観ていただきたい最高な作品です。
それでは今日もすばらしい日となりますように!
Have a great day!!
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