Inaris, North Hawaii
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「全ての点がつながった」
そう感じていた。
人生のほとんどをかけて求めてきた黄金の波。
飛行機が不時着し、なんとか到着してみると、
波がみるみると大きくなったが、
今年1番の嵐に遭い、ものすごい豪雨を体験した。
そしてこの冬1番の波がハワイ各島にやってきて、
パイププロだったり、JOB、満月湾でのフルサイズサーフ。
これまで、さまざまな波に乗ってきた。
2018年、2月にここに戻ってきて思いだしていたのは、
故アンディ・アイアンズと一緒にサーフしたこと。
今朝、未明に目を覚まし、
アンディの顔が浮かんだので、カメラを持って真っ暗のイナリーズに行くと、
なんと、
信じられないほどの良い波が無風快晴コンディションにやってきていた。
彼が「ここは世界一さ」
と教えてくれたことの意味が再び巡ってきた。
イルカの大群と一緒にサーフし、
彼らは触れるほど近くにずっといた。
アンディの顔がまた浮かんだ。
そこまでの波。
「記憶に残る波」というエクセレントがあるが、
それを遙かに超えた すばらしく、
艶やかで、眩く、美しい波だった。
サーフィンとは不思議で、
そして私をここに連れてきてくれた不思議をかみしめている。
Aloha O’e,
◎