東シナ海に『元大統領』という名のサーフスポットがある。
アウトリーフで、
駐車場から５００ｍはある遙かなブレイク。
めったに行かないのだけど、
そこにうねりが入っていて、風が合っていると聞いた。
ウナクネ会長の河合さんが来島したこともあり、
そこに行ってみると、
あれあれと言うほどフラットだった。
やはり東シナ海側を当てるのはむずかしい。
けれど、ずっと見ていると、時折白波がブレイクする。
せいぜい膝くらいだろうか。
その昔ーー１５年くらい前のことだがーー
中村竜さんと行ったときと酷似していたことを思い出した。
その時は胸くらいのサイズなのに、
ゆうに４００ｍは乗れる波だったこと。
なのでギャンブルになるのだが、
「行ってみようか」
「む、行こう」
そんな夢枕獏さんの『陰陽師』風となった。
East China Sea, Amami Oshima
.
遙か彼方までパドルアウトすると、
徐々にこんな極上の視界が現れた。
そうです！
腰程度のサイズで２００ｍは乗れる波がここにはありました。
しかも陸から見るとほぼフラットだというのに。
もちろん誰もいない。
誰も来ない。
ウナクネ会長の河合さん。
私のウナクネSX7 lllに乗って、
「こんなロケーション、ありえません」
「最高です！！」
そう繰り返していた。
こちらもうれしい。
長い斜面にレイルをかけて高速滑走する愉しさ、
愉快破顔、奄美は最高よ〜！
ちょっと見づらいけど、
沖に虹までもが現れ、
全員のボルテージが上がった。
上がってきて、
高まった気持ちのまま奄美まで届いたNAKISURFカレンダーを開く。
とってもすばらしいものとなりました！！
感動、感激。
来年版は少しコンパクトサイズとなり、
耐久製も激的にアップしたカレンダーをどうぞよろしくお願いします。
サーフ後は、
緑くんの同級生がいるカフェにコーヒーをいただきに。
その同級生は、
ランドローバー・ディフェンダーに乗っていた。
奄美大島とのマッチング感がすばらしいが、
メンテナンスが大変だろうなと感じた。
もうすぐ最終回らしく、
大きな盛り上がりをみせている『西郷どん』。
そのTシャツを見つけた。
「西郷さんは奄美にも由来が深いのですよ」
会長はそう言っていた。
ミラーが帰ると、
彼のカメラに画像が入っていたらしく、
SMSで送られてきた。
これは日本到着後すぐ、
そして奄美出発前の湘南の夜。
（巻末注釈リンクをご参照ください）
左から三蔵瀧朗（摂政、審査委員長）、
ラカ法王（爛漫）です。
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【巻末注釈リンク＊１：湘南デイ】
Happy Surfing!!
◎
