鎌倉、妙本寺。
ミラーが感激していたのは、
日本での道路、
家、人、草花、
そしてこのお寺や手水舎、
それら全てのことのようだ。
本堂。
このあまりの美しさに声を失っていた。
それから私たちは旧サバリバ、
現ウナクネ会館でラカ法王をピックアップして、
一路逗子SURFERSへ。
サーファーズのロケーションは岬の上。
感激しきりのミラー。
サーファーズのオヤブンはナル(Nalu)ちゃん。
横須賀ロースカの成瀬さんと同一人物であります。
私は彼のことを36年前から知るが、
本当にすばらしい人であり、
ブルース・スプリングティーンが好きで、
料理の腕も一流で、割と全ての達人。
そしてこちらは横山泰介さん。
高名な写真家であり、菩薩系のご人格者。
ナルちゃんと同じく、
36年間のすばらしいだけの記憶があります。
ベティーズの大野薫さんとも、
そしてNISIさんたちの仲間であり、
兄であり、そして私たちにとって父であります。
その彼が七〇歳になられたというので、
遅ればせながらお祝いをしようと、
ナルちゃんのサーファーズにやってきました。
それは楽しい時間となり、
三十六年前に初めて連れていっていただいた吉浜。
そのときの車種や年式、
JJモンクスの話とか、ハワイの昔話等々。
そうこうしていると、
私の聖書『サーフィング・ザ・マインドコントロール』
の著者の一人である津田明さんもいらして、
話は銀河系の中心まで及ぶのでありました。
みんなでいただいたのは、
SURFERSバーガー。
「これぞサンクレメンテで食べる味だね」
そうやってミラーが感激していた。
ちょうどハワイで開催されているトリプルクラウンのことを思い浮べていた。
さらにはここサーファーズで、
12月23日にライブをするKEISONもやってきて、
ポータブルギターと、
電池式の飯盒スピーカーで聞く音と、世界各地の旅話。
彼はベンチュラ・セイジの友人でもあります。
フラットなんだけど、
潮が動いたらたまに波がブレイクし始めたので、
SURFERSでボードを借りてサーフすることになった。
これに一番喜んだのはラカ法王。
やっぱり海はいいですよね。
ホーオーの輝ける膝滑走。
もしかしたらナッキーが最も長い波に乗ったかもしれません。
ミラーのトリム。
光の中に立つ影は
ミラーマン♪
そんななつかしい歌詞を思い出しながらシャッターを押した。
夕陽まで待たずに、
8ホテルに戻り、
『ヘア・カリフォルニア』で聖式カット時間です。
さらにずっと続くのですが、
本日はこれまでとします。
教訓は
『フラットでも波は来る』ということですね。
Happy Surfing!!
◎