千葉一ノ宮にあるNAKIこと、船木三秀のコンセプトサーフショップ「NAKISURF ナキサーフ」。サーフボード入荷情報をはじめ、試乗レポート、セール・イベント情報、千葉周辺波情報などスタッフが毎日発信中!

Nakisurfスタッフブログ

【TYLER WARREN(タイラー・ウォーレン) NEW MODEL “OG FISH” 】

ウェブメディア、

SURFONLY

にて記事が公開されて以来、

沢山のお問い合わせをいただいております、

TYLER WARREN(タイラー・ウォーレン)のニューモデル、

” OG FISH ”

SURFONLYの記事はこちらから。

 

いよいよ、

NAKISURFでの取扱いが決定いたしました!!!

(※現在モデルページ作成中です)

 

「夢の魚」と銘打たれた至宝のフィッシュ「DREAM FISH(ドリームフィッシュ)」

毎日毎日発送しまくった伝説的フィッシュボードです!!!

こちらを更にORIGINAL(OG)のサンディエゴフィッシュに近づけたのが今回の最新モデル、

OG FISHです。

現在入っているタイラーからの情報ですと、

ロッカーを抑え、レイルは厚く、よりトラディショナルな風貌に最新のチューニング。

更なるフローを存分に楽しんでくれ!との事です♪

 

私ナカガワ、

テンション上がって既に5’2でカスタムオーダー入れています 笑

 

取扱いを記念してキャンペーンも開催予定です★

※内容が決まり次第ブログやSNS等で改めてご案内いたします。

 

少し前のものになりますが、

タイラーのフィッシュに関しての記事がNaki’sブログに掲載されていますので、

こちらに↓

 

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『永遠のフィッシュ』

NALU誌2015年10月号掲載

-TW-(タイラー・ウオーレン)

僕のファーストボードがフィッシュさ。

あれは5’8″、幅が19-3/4″。

ボキシーで厚い(レイルは)2-5/8″だったかな、

もしかしたら2-3/4″くらいはあったのかも。

誕生日のプレゼントだった。

それは大きな黒いゴミ袋で包まれていた。

それを開けたらそのフィッシュがコーヒーキャンドル・ワックスと一緒に入っていた。

チャンネルボトム、ウイングが付けられたスワロウテイル。

ブルース・ジョーンズのシェイプで、フォームコアのフィン。

ドヒニー(ダナポイント市)に行って、

ボーンヤードの波に乗ったのは21年も前のことになるね。

何から話そうか。

フィッシュについては話したいことが山ほどあるんだよ。

まずは歴史のことからかな。

サンディエゴのポイントロマ。

スティーブ・リズがフィッシュの原型をここでシェイプしたのは1967年。

ニーボードからのインスピレーションと聞いている。

5’4″のフラットロッカーで、

スイムフィン(足ヒレ)の代わりにテイルとツインフィンが付けられた。

これがサンディエゴ・フィッシュの定義さ。

そのサーフボードは速く、

見たこともない角度でのカットバックを可能とし、

波へのアプローチを変えただけでなく、

掘れた波への可能性を格段に高めた。

“フィッシュ”は、

1971年にカルト的な人気があったサーフロックスター、

デビッド・ヌイーヴァが乗り、

それからマーク・リチャーズが乗って世界チャンピオンとなった。

フィッシュ最大の特徴は高速滑走。

それを支配し、操作するために乗り手は

“低い中央重心”とするのが基本。

だからフィッシュに乗ったグッドサーファーを見ていると、

ターンがコンパクトで、

ハイライン(=波斜面上部の滑走位置のこと)を描けるので、

必然的にライディング距離が出る。

その特徴を活かすサーファーは絶妙のスタイルとなり、

逆に言うと他のボードではこういうことにはならない。

デザインキーポイントは、

「幅広く」「短く」ということ。

速く、ルースで、偉大なる小波用ボードである一方で、

極限の大波用にも使用されている。

フィッシュ・ラヴァー(愛好者)たち。

思いつくだけでスティーブ・リズ、デビッド・ヌイーヴァ、

スキップ・フライ、ラリー・バートルマン、マーク・リチャーズ、

デレック・ハインド、ショーン・ステューシー、

ボブ・ハーレー、カール・ヘイワード。

こんな人たちがそれぞれ自分たちの

「フィッシュデザイン」を産み出しながら現在に至っている。

しかも全員がフィッシュデザインの基本からぶれていないというのもすごい。

2枚のフィンを基調とし、それぞれのレイル、

乗る波に合わせてのロッカーとフォイルをベストまで調整してきた。

そして今日、

ハードリッパーたちが新しいバージョンのフィッシュで波に乗る。

ちょうどWSLタヒチ・チョープーのオンライン・ライブ中継で、

ケリー・スレーターのヒートが映る。

ケリーはこのヒートもフィッシュだね。

あれは5’9″くらい?

フィッシュは全ての可能性を秘めている。

いかに短く、そしてサーファーがどのように滑走表現できるか。

ニュージェネレーションのサーファーたち全員が、

フィッシュからの派生ボードを好んでいるというのも頷ける。

フィッシュデザインは、ありとあらゆる亜種がある。

自分でもさまざまなデザインに挑戦してきたし、創ってきた。

それはまた”終わりなき道”でもある。

©Brian Bielman

.

トゥインサーフィンにも大波用ガンもフィッシュからのデザインさ。

例えばネイザン・フレッチャーが、

チョープーで史上最も凄い波に乗ったボードもフィッシュからの派生デザインだ。

 

フィッシュデザインの起源に迫っていくと、

1950年代のボブ・シモンズに行き着くだろう。

広く大きなテイル、ツインフィン。

すでにコンケイブが施されていて、

ロッカーもあって、複雑なボトムデザイン。

ノーズにはアップ、ボトムにはダウンレイル。

シングルコンケイブ、VEE。

この近代デザインが1950年代に成し遂げられていたというのは、

60年以上経った今でも驚かされる。

1950 Bob Simmons

.

——フィッシュデザインにおいてのデザインの変移を教えてください。

まずは今も言った1950年代のシモンズ。

そして60年代後半になると、

『クラッシック・フィッシュ』をスティーブ・リズが創り、

70年代にはデビッド・ヌイーヴァ、

スキップ・フライたちがそこから現代フィッシュデザインの源を創造し、

マーク・リチャーズ、ラリー・バートルマンたちのツインフィンとなった。

ウイングが付けられて、

ハワイのパワフルな波のために曲線的ではないアウトライン。

80年代に軽量化という波があって、

フィッシュはいわゆる”ハイ・パフォーマンスボード”となった。

強いVEEがボトムに施され、

ショーン・ステューシーやボブ・ハーレイ、

カール・ヘイワードたちがこのデザインを好んだ。

マーク・リチャーズまでもがこのVEEに迎合したのも今となっては興味深いよね。

90年代になって、ボリューム(体積)がさらに小さくなり、

さらにはショートボードと融合していった。

軽く、薄く、フォルムも丸く、ロッカーもあって、

ここで頭角を現したスレーターたち、

つまりニュースクーラーたちがこぞって乗っていたのがこれさ。

例外的にトム・カレンが、

Jベイでスキップ・フライのクラシックフィッシュに乗っていたけど。

2000年になって、この長い歴史からデザインをなぞらえて、

そしてそこからインスパイアされて、

現代の古典的なフィッシュが再び誕生した。

(例としてリッチ・パベルを挙げた)

そして今もフィッシュデザインは常に変革し、

推移しては古典に戻ったり、実験されたりというのを繰り返している。

Tyler Warren’s P-pass Swallowed Gun

.

——タイラーにとってフィッシュのフォーミュラというか、味とはなんですか?

実は、最近になって

「サーフボードは正しい幅」だというところに気づいたんだ。

確かに(60年代から較べると)幅は狭くなったね。

けれど、

どんなサーファーがどの波に乗るかによってもデザインは変わる。

大きな波に乗るのなら基本はフラットボトムとし、

VEEもあり、小さい波ならばコンケイブを深くしている。

——それでは歴史上でのボトムコントゥアー(デザイン)の変移を聞かせてください。

シングルコンケイブ、フラット、そしてVEE、スパイラル…。

シモンズはシングルコンケイブ。

スティーブ(リズ)は、

フラットでヘア(ほんの少しの)コンケイブ。

70年代にはVEEボトムのブームがやってきて、

80年代後半からは、シングルとダブルコンケイブにVEEが加味された。

 

——フィッシュに対してのフィンの定義は、ツインかクアッドだけでしょうか?

 

そんなことはない。

トライでもシングルでもフィッシュになりえる。

どんなアウトラインのシェイプか、

スワロウテイルか、またはスクアッシュでもいい。

でも僕にとってのフィッシュはスワロウテイルだろうね。

深さ(切れ込み)もさまざまで、6〜7インチの、

または極小の、1インチというバリエーションが見られる。

今日、全てのシェイパーたちがこの歴史からデザインをなぞらえて、

そこからインスパイアされたボードを削っている。

フィッシュが究極的だとされるのは、

すでに完成されているのに、終わりがないデザインということ。

いつまでもシェイパーたちはこの丸まったアウトラインをなぞっていく。

それぞれの時代にさまざまなフィッシュがあって、

それですばらしい波を滑るサーファーたちがいた。

そんなサーフボードデザインが存在することに対して、

僕はただただ畏敬の念を抱いている。■(了、8/30/15)

初出ナルー。

この特集を提案した天才寺内編集長に改めて感謝をし、

そしてこれを読むことになった人たちにフィッシュボードの、

さらにはサーフィンのすばらしさを感じていただけたら幸いである。

(追記、修正2017/6/21)

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とにかく、

感動的です。

 

NAKISURFのFISH&SIMMONS(フィッシュ&シモンズ)コーナーは、

これから急加速度的に更なる充実をしていきます。

(※実はミッドレングスに特化したカテゴリーも現在作成中です)

 

こちらのOG FISHと共に、

どうぞお楽しみに★★★

 

 

 

【NAKISURF千葉】

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