試乗ボードを持って、
意気揚々と海に向かうニコリン師範ふちえさん。
ほっぺにはココサンシャイン。
しっかり塗って長時間サーフ対策です。
春が近づき陽射しが強まってきましたね。
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ちなみに前回のブログはコチラ↓
ニコリン師範ボード試乗会【前編】
~温故知新、オーソドックスへの誘い~
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/53649
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気になる波は・・・?
緩いオフショアが吹くコンディション。
たまに入るセットは波の形もよく、
絶好のサーフィン日和となりました♪
偶然にも、
ココサンシャイン製造メーカーの、
ココ鈴木さんも登場。
鈴木さんもバターゾーンLOVEなのであります。
類は友を呼ぶ、ルンルン♪
「千葉はパワーもありそうで良い波ですね!」
とは、ふちえさん。
波は腰?胸サイズ、
まさにニコリンサーフ日和でした。
さてさて、
今回の試乗ボードをご紹介します。
(右から)
DOC『NDR-P』 5’10” x 19” x 2-3/8”
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NATION『スコアボード』 5’8” x 18-1/2″ x 2-1/4”
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AVISO『ファイヤーフライ』 5’10” x 18-3/4″ x 2-1/4”
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AVISO『プレイングマンティス』 5’4″x 19-1/4″x 2-5/16″
(こちらはアパッチりょうた用)
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ちなみにふちえさんは、
身長170cm、体重70Kgです。
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まずは、
NATION『スコアボード』からスタート↓
ライアン・イングル率いる『Nation Surfboards』。
コンピューターがはじき出した、
マジックボードの明確な数値を、
細部にまで活かしたボード性能。
ハイパフォーマンス系が充実する、
新進気鋭のブランドです。
カリフォルニアでも話題になっていますよ!
ファーストテイクオフも好感触。
細身ボードのバランスに慣れるのに、
少し時間がいるようでしたが、
キレのある滑走を楽しまれていました。
体重70kgのふちえさんには、
少しアンダーフロートのようでした。
しかしボードが走り出した後は、
加速感あるライディングが印象的でした。
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【アパッチりょうたのクイック解説】
こちらの試乗用ボードはふちえさんにとって、
少しアンダーフロートサイズとなりました。
『スコアボード』は生粋のプロスタイルモデルなので、
一気にここまでボリュームを落としたサイズだと、
テイクオフ時の安定感は欠いたイメージとなるかもしれません。
特に今まで『バターゾーン』のような、
ある程度浮力が確保されているボードに乗っている方には、
もう少しサイズがあるボードの選択をオススメしています。
まさにバターナイフと果物ナイフくらい、
乗り味の違いを感じるかもしれませんね。
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つづきまして、
DOC『NDR-P』の試乗です↓
ずっと興味があったボードだけあり、
海に入る前からじっくりと、
その形状やアウトラインをチェックされていました。
テイクオフからとても安定した感じが出ていました。
ボヨついたセクションも、
速度を落とすことなく、
爽快に駆け抜けていましたよ。
バックハンドでの力強いボトムターン。
波のパワースポット。
NDR-Pの安定したレイルワーク、
スカッシュテイルが波のパワーを受け止めて、
ボードの推進力へと伝達していくのが、
良くわかる写真だと思います。
はじめてのボードですが、
ドンピシャなマッチングのように見えました。
満足のニコリン笑顔ですね♪
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【アパッチりょうたのクイック解説】
もともと小波用モデルのNDRが原型となっているので、
シャープなアウトラインの中にも、
ノーズやテイル回りにボリュームが隠されています。
「隠れボリューム」はサーフボードの妙です。
はじめて食べるイチゴ大福のような驚きがあります。
見た目よりも浮力はあり、
クイックな動きもできるモデルなので、
ふちえさんとの相性もバッチリのようでしたね!
このモデルがわたしのイチ押しだったので、
気に入っていただけたようでひと安心しました。
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最後に試乗したのは、
『グラスホッパー』、『ルースキャノン』という、
超名作の系譜を作りあげた、
いわゆるモダンクアッドの元祖モデル。
ピーク奥からのテイクオフでしたが、
グラブコンケイブを握って、
波面にレイルをしっかり押さえ込んでいますね。
AVISOボードのターンは、
グーンと伸びるような、
弾力性のあるターンとなります。
クアッドの加速感と相まって、
ちょっと驚いたようなニコリン師範でした。
その特性に慣れてきたようで、
良いセットをキャッチして、
インサイドまでグングンと滑走していました。
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【アパッチりょうたのクイック解説】
サイズだけではわからない、
AVISO中空素材特有の浮力がありますので、
このサイズ感でも安定したパドリング、
またテイクオフができていたようです。
クアッドデザインの『ファイヤーフライ』は、
シャープな動きよりもスムーズさを重視したモデルなので、
ふちえさんが思い描くイメージではないかもしれません。
アウトラインは似ていても、
ディテールの違いで可動性が変わるのは、
サーフボードの楽しみのひとつです。
左打者相手にアウトコースに投げておいての、
インコースへの決めのスライダーのように、
アッと驚くような嬉しさがあります。
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「オーソドックス」と呼ばれるような、
これらのサーフボードを試乗して、
どのような印象を持たれたのでしょうか?
インプレッションが楽しみですね!!
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ニコリン師範の試乗インプレッションは、
明日のブログ【後編】にて公開いたします!!
どうぞお楽しみに♪
(じゅん)
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【こちらがニコリン師範ボード試乗会シリーズ全編になります】
『ニコリン師範ボード試乗会』
【前編】~温故知新、オーソドックスへの誘い~
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/53649
【中編】~いざ!ニコリン師範ボード試乗へ?
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/53720
【後編】~新しいトビラを開く、ニコリン師範インプレッション公開~
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