サーフトリップ報告[中編]のヒッカドゥワでしたが、
徐々に波も小さくなってしまい、
現地の友人にガイドをお願いしていざサウスコーストへ。
▽スリランカ・サーフトリップ報告[中編]はコチラ
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/77654
ヒッカドゥワのメインリーフは、
到着した当初よりも徐々にサイズダウン。
1~2feet、セットでも腹程度の波となってしまいました。
そんな中・・・、
ビーチを走り寄る、謎の物体Xならぬ…サーフボードが!?
ムムム・・・、
これはCANVAS『レースカー』ではないか!
そうなんです!
弊社スタッフはぎうだも休暇をとりまして、
1週間違いでスリランカ入りしてきたのです。
さすが小波でも存分に力を発揮するCANVAS『レースカー』
メインリーフの小波をスムーズスケーティング!!
このセッションは、はぎうだが一番波に乗っておりました、ハイ。
【サーフスポットが点在するサウスコースト】
ということでワタクシは、いざサウスコーストへ!!
ゴールという世界遺産の街を超えて、
サウスコーストにはスポットが点在しています。
スリランカは運転がとても荒いので、
サーフサファリにはガイドを雇うのが一般的です。
ぼくの場合はスリランカ人の友人にお願いしましたが、
多くのゲストハウスではガイドサービスを実施しています。
ひとたびヒッカドゥワを離れれば、
観光色は抜けて、どこも地元感あふれる景色。
ところ狭しと露店が並ぶ市場や、
のどかな漁村風景がみられます。
道の途中にもサーフスポットがあり、
いつも混んでるヒッカドゥワとは違い、
混雑とは無縁のサーフィンができそうでした。
まずはゴール市街地を越えた辺りにある、
ブレックファースト屋さんで腹ごしらえ。
こちらでは朝に飲む甘いミルクティーが最高なのです。
さすが旧名セイロン島、暑い日でも温かい紅茶を飲むのが当たり前。
こちらでは紅茶はいつも正論(セイロン)。
この朝食屋さんの前にもスポットが広がっていて、
うねりが入れば良い波がブレイクしそうな湾の地形。
しかしながら、この日はロングボードならなんとか…という波でした。
ヒッカドゥワから約60分ほど南下したスポット。
カバラナと呼ばれる場所で、
ここは6~8feetオーバーの大波でもホールドするスポットで、
沖合にある岩からライト、レフトの波がブレイクするそうです。
バレルもあるビッグウェーブスポットとのこと。
この日はセット胸〜肩サイズで、保留として次のスポットへ。
そこからさらに5〜10分ほど南下したスポットのミディガマ・エリア。
ここもサイズの割には人が多くパス。
左手にもブレイクする波がありましたが、
ロータイドで波数も少なくさらに南下してみることに。
せっかくなので、多くのスポットを見ておきたいですね!
さらに南下すると、
初心者でも安心してサーフィンできるビーチブレイクの、
「ウェリガマ ベイ」というスポットを通過し、
サウスコーストでも有名なスポット「ミリッサ」の全景。
ヒッカドゥワから車で80分程度の距離になります。
小さくても美しいラインナップ。
頭オーバーになれば極上のブレイクを楽しめそうですね!
ログボードを持っていれば即ゴー!だったかもしれません。
さらに南下すれば、
南うねりをダイレクトにキャッチするマータラ。
ヒッカドゥワから2時間弱のマータラは、
スリランカでも最南端の寺院の多い素敵な場所だそうです。
↑これは帰国数日後にスタッフはぎうだから届いた画像。
3~5feetのマータラだそうで、
ふむふむ良い波を当てたようですね!!
ということで、
この日に一番サイズがあったカバラナでサーフすることに決定!!
場所が決まれば、いざいざと北上。
【小波を『クアドラティック・エッグ』でクルーズ】
頭サイズ以上で使おうと持ってきたTyler Warren Shapes『クアドラティック・エッグ』。
せっかく持参したので、この日に乗ることにしました。
これがドンピシャ、最高のクルーズができました。
カバラナのインサイド寄りの厚めの波。
白砂の美しいビーチで透明度の高い水質。
ここでサーフするのは、まさにヒーリング・セッション。
クアドラティック・エッグ 5’11” x 19″ x 2-3/8″
https://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/quadratic-egg/
厚めの波に対し、早くスムーズなテイクオフで、
レイドバックで波をクルージングできました。
丸みを帯びたエッグ形状が緩い波にもフィットして、
ミッドレングス感覚でもグライドできることを発見!!
頭オーバーの早い波用として持参したのに、
脱力して乗ればスローな波にもリズムが合う万能エッグ。
うねりの角度/サウススウェルのため、
ライトはブレイクしにくくカットバックして繋ぐ波。
レフトは厚めながらロングウォールの波。
サーファーも少なく、じゅうぶん楽しめるクリーンウォーターセッション。
これがサーフサファリの魅力ですね!!
うねりの角度によってはサウスコーストを狙うのもオススメです。
南国の暑さで喉もカラカラ。
そんな時は帰り道に生のココナッツジュース。
オバちゃんがそのままカットしてくれる路肩販売方式(笑)
ココナッツは体温を下げる働きがあり、
スリランカではどこでも飲める生ジュースなのです。
栄養豊富でサーフィン後の滋養強壮にも持ってこい♪
【本場スリランカの家庭の味を体験】
ランチはロングビーチゲストハウスのオーナーである、
サーマンさんのご好意でサーマンさんのお母さんの家に。
昭和初期を思い起こさせる釜戸スタイル。
ゆっくり煮詰めるカレーの香り、
ふーむ、ノスタルジック♪
これぞレストランでは味わえない家庭のスリランカ・カレー。
ふはふは辛い、けどウマイ。おかわりぜひ!
豆のカレーも、フィッシュカレーも最高、
パパダム(揚げせん)も野菜を和えたものも絶品!!
やはり、どこの国も家庭の味が一番ウマイようです。
気づけばワタシもスリランカ人、ってそれは違いますね(笑)
ビーチにいる物売りのオバちゃんに、
気づけば布を巻かれてしまっていた、という写真です。
【オマケの知識】
スリランカでの掛け算は「九九」ではなく、
なんと「14 × 14」の段まで覚えるそうです。
さすが算数大国インドのそばにある国ですね!
なぜかカレンダーは縦書き。
はじめは数独かと勘違いし、思わず解き始めてしまいました。
こうみると、ビンゴのようでもありますね(笑)
ぼくにとっての新たなるサーフパラダイス、スリランカ。
そんなこんなで今回のサーフトリップは終焉を迎えようとしています。
波(今回は当たりませんでしたが)、食、そして優しい人々、
美しい島スリランカの楽しい旅、
長いブログをお読みいただき、みなさまありがとうございました!!
みなさまも素晴らしい波乗りライフをお送りください。
(じゅん)
はじめまして!
来月、一週間仕事を兼ねてスリランカに行って来ます。
とても参考になりました〜!
kenjiさま
はじめまして!
コメントありがとうございます。
スリランカの西側(ヒッカドゥワ側)はこれからがシーズンですので楽しめると思います。
どうぞ気をつけて行ってきてくださいね!