【サーフィン研究所&新春3部作】タキビ神個展の写真選評_Hair California The 10th Anniversary_ハッピーサーフィン_(2539文字)

【第一部】

タキビ神個展の写真選評編

タキビ神個展・情景部門グランプリ

「光る波」

カメラ:iPhone 7 plus
レンズ:3.99mm f/1.8 (35mm換算28mm)

■選評(審査員:トロピカル松村)

イノセントな視点、

naki’s blogでリフレインされる「光る波」をモチーフにした作品だ。

イチノミヤのソリッド・ステートな構図にセピアがかった色彩がよりかかる。

これによってエキゾティカなメイン・テーマが、

千葉北の冬という転調を繰り返す。

タキビ神さんのアルチザンぶりにほれぼれとさせていただきました。

タキビ神個展・情景部門特別賞

「ザ・クレセント(旧名ザ・エンペラー)」

カメラ:iPhone 7 plus
レンズ:3.99mm f/1.8(35mm換算28mm)

■選評(審査員長:三蔵滝呂)

今回のワークス(作品群)は、

タキビ神ならではのクールなメロディの興奮があった。

デジャヴのように立ちのぼってくる記憶が気化すると、

色彩がエキセントリックになり、

そしてなぜかセブンティーズという時代に吸い寄せられる自分がいた。

タキビ神個展・情景部門最優秀賞

「ジロー」

カメラ:iPhone 7 plus
レンズ:3.99mm f/1.8(35mm換算28mm)

■選評(審査員長:三蔵滝呂)

この写真には、

5つのフレンドリーな事項がある。

1. 波に乗るサーファーを全員が見届けている

2. 手を挙げて喜んでいる人

3. さらには新春の千葉は、どこも大混雑だったのに少人数の美波

4. メインのジロー君の純正ナチュラル・スタンス

5.  令和3年正月の天候の穏やかさ

どこまでもドラマティックな趣が、

これでもかとたたみ込んでくる。

タキビ神個展・情景部門最優秀賞

「サルサ・ソース」

カメラ:iPhone 7 plus
レンズ:3.99mm f/1.8(35mm換算28mm)

■選評(審査員長:三蔵滝呂)

賀正タキビナイトはメキシカンだった。

勝浦で水揚げされた新鮮なマヒマヒが、

「ビアバター」と呼ばれるフライとなって、

次々へと揚がっていく。

軽く焼いたトルティーヤ。

これを皿の上に拡げ、

サワークリームを薄く塗り、

細切りにしたキャベツとレッド・オニオン、

トマトとパクチーをパラリ。

フライをのせてライムを絞り、

このシンス・イクサバ・ソースをたっぷりとかけ、

ハラペーニョをぽとりと落としてクルリンと巻けば、

もうそれはエメラルド・ストリートと、

ミッション・ブルバードの角にあった『フィッシュ・ブリトー』だ。

オーセンティック・モダニスト。

タキビ神個展・情景部門最優秀賞

「トロピカル松村くん」

カメラ:iPhone 7 plus
レンズ:3.99mm f/1.8(35mm換算28mm)

■選評(審査員長:三蔵滝呂)

昔はウナクネターンと呼んだものだが、

最近はサバ手だったり、

ドラグラだったりとコンピレーションされているので、

文脈というか定義がむずかしい。

とにかく、

私たちが好むターンにはいくつかの約束があるのだが、

それは

一、大きく、のびのびと。

二、太く、どっしりと。

三、美しい線で、力強く。

四、気をゆるめないで入筆・終筆も心をこめて。

五、 それぞれがお互いにゆずり合って、セッション全体をバランスよく。

というものだ。

新ブレイク「ザ・クレセント」のこけら落としですらドラマティックであり、

ドラグラ・ターンとしての質感はきわめて高い。

タキビ神個展・人物部門特選

「ラ・シエスタ」

カメラ:iPhone 7 plus
レンズ:3.99mm f/1.8(35mm換算28mm)

■選評(審査員:トロピカル松村)

極曲『ごきげんいかが123』の高評価にともなって、

人気急騰中のジローくんの「おひるね」だ。

撮るだけでなく、

撮った写真が人の心を揺さぶり続け、

それが感動へと導いてくれる。

この作品は未知の世界へと人を誘い、

そして感動を与えることができる。

AメロからCメロまであるパートがあり、

それぞれの感動を受けた者として、

ここにそれを銘記しておく。

□

【第二部】

Hair California The 10th Anniversary

(タキロー特派員より)

ヘア・カリフォルニア10周年おめでとう!

湘南藤沢エキマエの8ホテルでは、

そのレセプションパーティが昨夜行われた。

ピースサインをしているのは、

サーフ界ではレジェンドの一人、

クレーン車前の清水さん。

カルちゃんとなじみが深い。

それにしても

カルちゃんが着ている特製パーカーが気になる。

初期から中期、

そして現在のビジュアルがそろい踏み。

カルちゃんはドラグラ界では、

聖式と呼ばれるほど聡明で、

清廉潔白かつ勤勉な努力家だ。

世界で活躍するヘア・アーティストであり、

ファッション・リーダーとしてこの時代を象徴しつつ、

バラエティ豊かな魅力を持っている。

これからも100年間ドラグラ界を盛り上げてください。

よろしくお願いします。

□

【第三部】

通常編

DJ VCA氏は、

両界歌合戦では、

タヌ氏とテルミンの演奏をしてくれたことで再評価された一人だ。

彼が提案するのは、

「ルンバのシンコペーション」ということだ。

須崎パラダイスに心が揺らいだ。

「シンコペーションをサーフィンに置きかえると?」

タキビパレス内の38スタジオにいた華厳さんが、

この言葉に反応した。

ダブル・リーシュプラグの良さ、

76というマジックボード。

さらにはタイラー・ウォーレンが理想だと提唱する

『2+1』が内包された傑作ボードが、

NAKISURFオリジナルとして登場する。

もちろん世界初であります。

末永くよろしくお願いします。

「スマイリー・グリズリーとラカ法王に見えます!」

ダイソーで見つけたウキウキ気分は、

浦ノ内湾の地中海的フレーズがあると書いてしまったのは、

写真展の選評文体が憑依したからだろう。(笑)

今年はデューク・カハナモク生誕104年記念です。

ハッピーサーフィン思想の始祖。

タローくんとジローくんにお年玉ではなく、

私からのプレゼントは本とTシャツ。

ハッピーサーフ思想が次世代へと伝わりますように。

□

【巻末リンク:恒例写真コンテスト】

第38回UNK写真コンテスト入賞作発表_(2367文字)

Happy New Year!!

Happy Surfing!!

◎

 

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