Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VT
at Misakimachi
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新春三が日の最後の日をいかがお過ごしですか。
お正月になってからは、
「はっぴいえんど」のアルバムをずっとかけている。
このタイトルに漂着したのは、
タキビパレス所蔵の『細野観光』という書籍を読んだところから始まった。
いやレコード・コレクターズだったかな、
とにかくそのどちらかに、
『読者からの手紙の稿』があった。
「はっぴいえんどは、
とってもすばらしいのにライブだと、
なぜそんなに良くないのでしょうか?」
そんな失礼な質問をしていた。
これに答えたのが、
当時からリーダー役の細野晴臣さん。
「それはね、僕たちは練習をしなかったんだよ。
練習をしないライブ演奏はさ、
どうしても下手に聞こえちゃうんだよ、これは仕方がないんだ」
普通は下手だとか評されると動揺するだろう。
けど、
確固とした技術だったり、
表現手法に自信があるからこうして客観的に見ることができるのだ。
そんなことを知って、
当時のはっぴいえんどが聴きたくなって、
かけてみたら心は1970年代に飛んでいった。
Photo by @gerrunii
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私も昨日のブログ(ここ)で、
やんわりとお叱りを受けました。
それはこんな内容です。
「サーフィン研究所のブログなのに何もサーフィンを研究しないどころか、
サーフィンの写真ですら掲載がなかったです」
あれ、
焦りつつ見返してみると、
サーフィンのことは、
ジローくんとタキビ神が、
楽曲で波乗りについて深くまで触れている。
良かった。
これはOK。
何がOKなのかと言うと、
思想的にOKということだ。(笑)
ビジュアルは確かにノーサーフだ。
そう思っていたら大瀧さんが救ってくれた。
トロちゃんこと、
トロピカル松村さんとショッタさんコンビが持っているシングルには、
多羅尾伴内に扮した大瀧詠一さんが、
ワイメアだかサンセットの波をタライで滑っていた。
ちなみに大瀧さんは、
前出した『はっぴいえんど』のボーカルである。
このときのターンは、
ストラトキャスター(Stratocaster)でしているのだろう。
このアルバムは、
1978年に発売され伝説となったのだが、
その見本盤のレコード情報にはこうあった。
DJ COPY Columbia TD 1038
なんと!
レコード番号が『テン・サバ』というところにも
ここにいる全員が打ちひしがれた。
これをタキビパレスの高音質PAで聴くと、
元シュガーベイブの村松邦男さんのギターの中に
大瀧さんの想いがまざまざと封じ込められていた。
繊細、
リズムカッティング、
魅力的な音色というのを知った新春。
サーフィンも魅力的なターンというものがある。
しばし、
そんなものに想いをはせていた。
あけましておめでとう2021。
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【巻末リンク:渾身機能便利なカレンダーをお忘れの方へ】
Happy New Year!!
Happy Surfing!!
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