
うねりの稜線を読み、
地形を知り、
セットアップをする。

チューブライディングは、
太古から花形のサーフテクニックだけど、
それだけではなく、
思想や体系まで包括する一本の滑走線だと気づいた。

このことを詳しく書くと、
また長くなったのでBlue.のコラムの下書き保存とするべく、
タイトルと概要をまとめていた。

そとはすでに冷えて、
冬の気配だけど、
最高気温が18度もあるので、
まだ秋だとわかる。

なぜなら冬の最高気温は、
0度とか3度だからだ。

本日正午よりエンゲッツ・シャッチョさんが*来葉するので、
タキビ神に連絡を取って、
炎のゆらぎをリズムで表現することについて言及していた。
*来葉=千葉にやってくること

エンスーラボから前田博士も来店し、
レバレッジ・フィッシュの完成品に見とれた。

さらには、
目下SS氏が持つ、
エッジに関する疑問をシェイパーとして詳細にせまりつつ回答していた。

□
【ギンサバ・サンデー・リターンズ】
ギンサバミチの夜考察その8
桟橋について

――今日は桟橋についてお話いただけると
華厳:
ここで桟橋というのは、
「主観」であると仮定してみると、
この体系の中でアトム化した定冠詞(the)であると気がついたんだ。

NAKI:ほう。
華厳:
読者はここで物語は萌芽し、
新世代へと移行するためのシーンだと気づくはずだ。

NAKI:
としますと、
あのラストシーンは終わりではなく、
次のエピソードへのプロローグだということですね。
華厳:
その通り!
私はミヤサバ文脈を多角的に読み解き、
「タキビパレス」という概念を、
アートから換骨奪胎させてみると、
「はらいそ」という細野晴臣学が浮かび上がってきたんだよ。

――歌詞そのままですものね。
華厳:
そうだ、
あのシーンを読んでから「はらいそ」を聴いてみると、
するとなぜか、
バッファロー・スプリングフィールドが浮かび、
細野さんと大滝さんが初めて一緒に聴いた「I Am A Child」のメロディ、
つまりニール・ヤング的な活力が少年時代にさかのぼってみなぎり、
その意識がジロバンニのイメージに重なっていくんだよ。

NAKI:
私もニール・ヤングを聴きながら最終章を読んでみました。
そうしますと、
まさに天国からこちらへの問いかけのように感じました。
細野さん的な音楽の特質、
ひいては音楽一般の特質を決定づけるような要素は、
まさにミヤサバの旋律として、
タキビパレスの桟橋にしたためらていると感じました。
――本日はありがとうございました。

□
【巻末リンク:桟橋関係はこちらへ】
【巻末リンク*2:主題の桟橋方面へはこちら】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎




