【サーフィン研究所】ブライト・ロマンチカPure72先行予約終了のお知らせ_ギンサバミチの夜考察その8「桟橋について」_(1404文字)

昨日は、

ショートボードの真髄を求めるお三方(おさんかた)たちがやってきて、

これまでお持ちのミッドレングスへの憧憬と、

その現実へのすり合わせをされていた。

現実というのは、

エアリアルや垂直に上がるオフザリップを求めているのか、

またはあきらめているのかということだ。

「波は乗るもの」

遠浅の九十九里波は緩慢である。

よって浮力体はある程度以上必要とされる。

という原則を再確認されていた。

その後SS氏もやってきて、

奇しくも同じ話題となった。

氏は、

大手ショートボード・メーカー各社は、

ようやく最近になってミッドレングスを出してきた。

販売&展開しつつ、

各社の名人たちが、

指針とされる乗り方を動画で披露しているが、

違う解釈で驚かさせられると教えてくれた。

「滑走ラインではなく、

絶えずせわしない」

みんなプロで上手なはずなのに恥ずかしいですと、

氏の感想は驚きに満ちていた。

私は文学関係に忙しすぎるのか、

他流派の波乗りを見る暇はなく、

最近はアンディ・アイアンズのバレルラインを研究したり、

デビッド・ヌイーヴァーとスキップ・フライと類似点を見出して、

元NALU編集長のテラさんに展開しようとしていた。

ご報告としては、

ブライト・ロマンチカ第3弾、

TheOnePure72が先行予約中に完売してしまった。

Cosmos Surfboards TheOne Pure 72 (218cm)w/ Groovy Magical Curve Twin

全国から、

そして地元千葉からのたくさんのオーダー、

誠にありがとうございました。

やはりミッドレンジのマジックボードの人気に火がついてきたともわかった。

BRレバレッジ・フィッシュの二期オーダーもやっています。

こちらも高耐久性のバイアクセル・クロスが搭載されています。

このボードの詳しくは巻末までどうぞ。

【ギンサバ・サンデー・リターンズ】

ギンサバミチの夜考察その9
ポリリズムについて

――今日はギンサバ的な音楽観についてお話くださるようですね。

華厳:

音楽と文学は似ていて、

文体にもリズムがあるんだよ。

――それは句点、

句読点などによってリズムが生まれるということですか?

華厳:

それもひとつあるけど、

表現による世界観によってメロディが誕生していくようだね。

――そうなんですね。

華厳:

ミヤサバは、

文学にポリリズム(polyrhythm)を表現しているんだ。

たとえば、

波の音のようなリズムに造形力を持たせて、

その各々が存在する状態を表現している。

また、

複数の文脈や情景を組み合わせ、

どこでリズムを取っても、

それらの共通点となるシーンを作りだしている。

――私もそう思います

ギンサバミチには不動の姿勢がある。

それは常に新鮮なものを求め続け、

それをジロバンニによって表明する、

ということなんだよ。

しかもそれらは、

全てのエレメントで消去しないのだ。

それらは、

物語のどこかに収納されるが、

シーンを消費しないし、

それら蓄積してゆくんだよ。

それを文章としてじわりと開陳し、

メロディのようなもので記憶される美学。

ジロバンニが持つ感覚を常に開放し続けながら、

天に向かうこともいとわずに、

表現した作品はきわめてめずらしいとも思う。

――本日はありがとうございました。

【巻末リンク:BRレバレッジ・フィッシュについて】

【サーフィン研究所】ブライト・ロマンチカ第二弾レバレッジ・フィッシュ先行予約のお知らせ_(765文字)

 

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!

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