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RVCAワールドツアー日本編が終わる瞬間_仲間たちのいろいろ_(1304文字)

横浪半島側から見た浦ノ内湾。

水滴内に宇宙が映り込んでいると確信するほど、

不思議な感覚だった。

巨大ホワイトハウスみたいだった波。

日本というよりワールドクラスであります。

キャッチサーフ・スキッパーフィッシュ6’0″

土佐清水の仁尾くん。

彼とは、

5月の石田さんの足跡旅(巻末リンク)で、

彼の一番好きだった岬波で出会った。

すると、

仁尾くんはハイカラ・マコちゃんの友人でもあり、

タヌーマンも旧知の仲だという。

「まにあっく〜〜」

そうやって風のように現れたマニア越智くん。

さまざまな方面でご縁が深い

グレイトサーファー&グレイトフォトグラファーです。

新居地区の観光交流施設を運営され、

『新居を元気にする会』の会長。

彼の熱いお話を累計5回伺った。

会長は、

テトラ(消波ブロック)と堤防の弊害、

さらにはダムによる海岸の減少傾向についてとてもお詳しく、

さらには、

サーファーの声も高知県知事に直接届けてくれるというので、

「護岸はいりません」
「海岸から砂を採ることは反対です」
「ダムによって、減少した排出砂を計算して、
それと同等の量の砂を海岸に入れてください」

そんなオーストラリア方式を提案し、

会長経由で尾﨑正直知事に届けてもらおうと思っています。

会長は道徳等についても、

とても上質なご意見をお持ちで、

それは深い内容を拝聴させていただいた。

テトラ100個のお値段も詳しく、

これらテトラや堤防は、

国民の税金から出ていること。

日本国内で消波ブロック設置をあきらめたら、

減税と消費税ゼロが瞬時に達成できるのだが、

国民は消波や護岸の愚策についてあまり考えがないともおっしゃっていた。

実際に海が失われている事実を考えると、

みんなで考える時が来ているかもしれない。

閑話休題。

マイケルは、

代々の仏教徒で、

さらにはボブ・ディランの詩の崇拝者だ。

「あのさあ、

レッド、ホワイトとブルーの靴の紐が40本あって、

鳴ることのない電話が1000台あるってどう思う?」

そう聞かれても、

当の歌詞を知らねば、

英語力がないと思ってしまうほど変な表現だし、

このことについて意見等があり、

それによって長い話になるのもあれだし、

「これは村上春樹さんのように笑うしかないよな」

そう瀧朗に言うと、

「違いますよ。安西水丸さんの絵がまたいいんですよ」

そうやって、

話はわからないほうに漂っていった。

質問者のマイケルは、

ヱビスビール缶をプシュと開けて、

「ボクはこれから(高知龍馬)空港に行き、

東京でミスター・ボブとなり、

湘南経由で、ニューヨーク方面に帰っていくんだよ」

そう言っていた。

(ミスター・ボブ=ロスト・イン・トランスレーションの主人公。

東京でロケをしたソフィア・コッポラ作品。2003)

その瀧朗ご一行。

そしてこれはまた

RVCAワールドツアーの日本編が終わる瞬間でもありました。

NISI(デビル西岡さん)を故郷で偲ぶ3人と、

マイケル和尚。

右からタキロー、

クリスチャン・フレッチャー、

そしてドクターA。

NISIさんのサイボーグ誌の、

クリスチャン・フレッチャーカバーと。

【巻末リンク:石田さん岬】

【特大号】龍の地で石田さんと愛のセッション_(2772文字)

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