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【サーフィン研究所】懐かしい波_ワイリーとサンオノフレ・サーフ・カンパニー(1007文字)

サンオノフレの波に乗ると、

最後に乗ったときからずいぶんと時は経ったはずなのに、

まるで同じ波にまた乗っているような感覚となった。

波の質感、

速度、

そして温度と密度。

San Onofre, San Clemente

.

これはサンオノフレのフォードアーズ。

逗子サーファーズ岬波に乗ったとき、

同じようなものを波面に這わせた。

これが決まると、

滑りが倍速となる。

波の力を受けて、

押し出すトルクを滑走速度に変えるのは

間違っていないと思います。

滑走に

フォードアーズのアウトサイドは、

ピンポイントでのテイクオフが要求され、

波の立ちが遅いので、

それを待てるようなディレイ(DELAY)なターンが求められる。

このフォードアーズだが、

少し前までは、

B級ブレイクだった。

だが、

オルタナティブが先導を切ったり、

考えをねじるサーファーが多数いるようで、

ねじれた波とねじれた人たちが、

ハング・アウト(たむろ)する場所に注目が集まっている。

そうなると、

「全体主義でない人たちが集ったら全体主義になりつつある」

そんな意味合いとなる。

つまり、

少数派が集まっていたら、

全体主義に見つかってしまって、

ここもまた他所のブレイクと

ハング・アウトしていた人たちは、

教えてしまった後悔と、

発見したうれしさが半々という気持ちだろうか。

この気持ちは、

千葉北エックスやインポッシブル発見のときと重なる。

こちらはベンチュラのエマ・ウッド。

波質は、

千葉北エックス波と酷似している。

けれど、

エックスのテトラポッド群のような、

視界をさえぎるものが何もないのに、

エックス波、

つまり波と波が合わさる不思議な波。

こちらはクリス・モンロー。

キャッチサーフのナンバー3で、

YouTube界では、

@Beefsofficial

として活躍している。

サンオノフレ・サーフカンパニーのワイリー。

名字がアーチボルド。

そうです、

マット・アーチボルドは、

彼にとって叔父さんとなるです。

頭脳明晰でキレキレというところが、

アーチボルドのDNAなのだろうか。

ワイリーが入って、

サンオノフレ・サーフカンパニーは良い意味で変わった。

そのくらいのパワーがワイリーにはあるのだろう。

クラシックなショットを得た。

これは1970年シングルフィンに、

そして、

2019年バリー・マッギー。

この2本立てボードが神々しく見えた日。

Happy Surfing!!