これは4月の頭、
カリンが、
ユウトを海の上に連れていっている画だ。
彼らはお姉ちゃんと弟の関係であり、
長兄はケントだ。
「くん」とか、
「ちゃん」等の子ども敬称を付けないのは、
両親の呼称に準ずるもので、
みんな呼びつけであり、
子どもたちが彼らのことを父ちゃん母ちゃんと呼ぶのは、
彼らが育ったときに「パパママ」じゃ言いづらいだろう、
そんな長期に渡る両親の思案によるものだ。
彼らとは去年のGWに金剛福寺浜で一緒にいたが、
そのときは、
今の100倍くらい海が怖かったと思う。
カリンは波打ち際なら一人で遊べるようになり、
ユウトは抵抗なく水に入れるようになった。
子どもの1年は、
牛の歩みであるが、
電光石火の早業でもある。
そんなことを考えて、
そとを見ると、
海が拡がっていた。
われは海の子白波の
さわぐ磯辺の松原に
けむりたなびくとまやこそ
わがなつかしき住家(すみか)なれ
スカイアンドシー・ムロトの裏庭に咲くビワ。
土佐の食の歴史を勉強して、
高知新聞等に寄稿する予定だが、
弘仁年間(810年から824年)に行き着いたのは、
『空海の生きた期間』
というのがキーワードになったからだ。
『レッツ・オンド・アゲン』
は、
3・3・3の諧諺(かいぎゃく)性に満ちている。
音頭は「をんど」なんですよ。
作者の大瀧詠一さんは、
この楽曲の発表から33年後の渋谷で語っていた。
日本人のDNAに語りかけてくる唄に心が寄せられた。
その布谷さん。
ココナッツ・バンクは伊藤銀次さんのバンドで、
今聴くと、
どれもオルタナティブで、
とすると、
DGP(ドラゴン・グライド・プロダクション)向きであると言えよう。
布谷さんのことをシーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんは、
『天性のヴォーカリスト、炎のボーカル』
だと評していた。
時代が産み落とした天才は、
あまり陽を浴びなかったが、
よく考えるとこれで良かったのかもしれない。
フレンチバゲット以外は、
全てこの付近から調達した豪華朝食。
また執筆に戻ろう。
Happy Surfing and Happy Life!!
◎