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【サーフィン研究所】われは海の子白波の_布谷文夫さん_(873文字)

これは4月の頭、

カリンが、

ユウトを海の上に連れていっている画だ。

彼らはお姉ちゃんと弟の関係であり、

長兄はケントだ。

「くん」とか、

「ちゃん」等の子ども敬称を付けないのは、

両親の呼称に準ずるもので、

みんな呼びつけであり、

子どもたちが彼らのことを父ちゃん母ちゃんと呼ぶのは、

彼らが育ったときに「パパママ」じゃ言いづらいだろう、

そんな長期に渡る両親の思案によるものだ。

彼らとは去年のGWに金剛福寺浜で一緒にいたが、

そのときは、

今の100倍くらい海が怖かったと思う。

カリンは波打ち際なら一人で遊べるようになり、

ユウトは抵抗なく水に入れるようになった。

子どもの1年は、

牛の歩みであるが、

電光石火の早業でもある。

そんなことを考えて、

そとを見ると、

海が拡がっていた。

われは海の子白波の

さわぐ磯辺の松原に

けむりたなびくとまやこそ

わがなつかしき住家(すみか)なれ

スカイアンドシー・ムロトの裏庭に咲くビワ。

土佐の食の歴史を勉強して、

高知新聞等に寄稿する予定だが、

弘仁年間(810年から824年)に行き着いたのは、

『空海の生きた期間』

というのがキーワードになったからだ。

『レッツ・オンド・アゲン』

は、

3・3・3の諧諺(かいぎゃく)性に満ちている。

音頭は「をんど」なんですよ。

作者の大瀧詠一さんは、

この楽曲の発表から33年後の渋谷で語っていた。

日本人のDNAに語りかけてくる唄に心が寄せられた。

その布谷さん。

ココナッツ・バンクは伊藤銀次さんのバンドで、

今聴くと、

どれもオルタナティブで、

とすると、

DGP(ドラゴン・グライド・プロダクション)向きであると言えよう。

布谷さんのことをシーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんは、

『天性のヴォーカリスト、炎のボーカル』

だと評していた。

時代が産み落とした天才は、

あまり陽を浴びなかったが、

よく考えるとこれで良かったのかもしれない。

フレンチバゲット以外は、

全てこの付近から調達した豪華朝食。

また執筆に戻ろう。

Happy Surfing and Happy Life!!