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naki's blog

大津波警報発令

「500万円札を拾う」

という変な夢を見て起きたのが深夜三時。

妙な胸騒ぎがして普段見ないTVをONにすると、

ほぼ全番組が

「チリで27日に発生した大地震(M8.8)からの津波が押し寄せてくる」

というニュースやテロップを流していた。

Tsunami warningこれによると、

*11:19AMに第一波がハワイにやってくる。

*波の大きさは未確定。

*警報サイレンが朝6時に鳴る。

*緊急災害対策センター開設

なんだか大変なことになった。

津波について少し調べてみると、

今回のは時速700から800キロメートルとジェット機並の速度で移動しているという。

普通の波の周期は10?20秒程度で、

これはなんと900秒(15分)の波長だという。

それはつまり高さ3m程度で、

その厚みが19kmと試算されていて、

第一波が陸に到達して、

そに波が通り過ぎるまで15分を要するほど波長が長い。

と各発表にあって、かなり驚く。

さらには実際の波の大きさは、

陸地に到達するまで一切わからないのだそうで、

その最初の陸地はハワイ諸島だと言っている。

どんなに大きいのだろうか?

朝6時になると、

予定通り高音の警報サイレンが大きく長く10分間に渡り全島に鳴り響いた。

そしてやはり

「ハワイ全島で沿岸部は避難命令」

ということになり、

断水、停電となると予測された。

TVでは飲み水を購入する人の行列、

ガソリンスタンドの行列、

徒歩で避難する人たちを映している。

7時にも同様のサイレン。

8時にはなんと市長から録音テープによる電話があって、

「市民は避難するように」

とのこと。

道路は大渋滞で、

このノースハワイもワイメアからこちらに向かう道路がパンクしたという。

9時、10時にも同様の高音警報サイレン。

少し経つと、ホノルルからの映像で、

無人の道路やホテル、海岸が映しだされた。

「本当に誰もいなくなった」

と驚いていたのだが、

よく考えると、

この避難命令は勧告でなく、

命令ですものね。

これは

「太平洋津波警報」という最大のもので、

長老フレちゃんと話すと、

「発表では波高3メートルとしているけど、

パニックを起こさないようにそう言っているだけで、

実際には波高100フィート(約30m)もあるんじゃないか?」

と恐ろしいことを言っていた。

とするとハワイは壊滅してしまうのだろうか?

世界も壊滅するのかも。

と、少し不安になった。

11時になった。

津波到達予想時刻まで後19分。

下の画像は、ホノルルの大動脈H1を通行止めにしている警察で、

なんだかものものしくなってきた。

R0018600

TVをつけると、

各チャンネルはそれぞれの島での独占映像を流していた。

ハワイ諸島で第一波が最初に到達するのは、

ハワイ島ヒロだということで、

その最も良い映像を探すと、

「チャンネル5」が一番いいカメラ位置と鮮明さだった。

TVモニターはその港の模様を据え付けカメラから送ってくる。

R0018586

11:19を過ぎる。

何もない。

解説者は、

「遠くからやって来るうねりなので、

いくらコンピュータによる試算でも、

予想時刻より1時間の誤差はあってしかるべきだ」

と言っている。

R0018602

その15分後。

津波の吸気がやってきた。

到達前は上の写真のように水深があったのに、

津波到達直前となると、

潮はこのようにドバドバと干いて行き、↓

R0018609

これからやってくる津波への準備がはじまったようだ。

R0018611

第一波は干いていったのと同様に今度は満ちてきて、

「あれ?これが津波なの?」

というほどささやかだった。R0018615

第二波も同様で、「よかったぁ」と安心する。

ワイキキも今のところ平和です。

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今、朝日新聞を見たら

『大津波3メートル警報 列島各地に午後到達!』

という文字がヘッドライナーに。

「避難場所に行き、沿岸に近づかない。

飲み水、食料、通信の確保」

といくつかのことを用意しておけば大丈夫ですので、

慌てないでくださいね。

天災はこうして突然やってくることを知りました。

みなさん、本当にお気をつけて。2010_NH_T7562

津波を先に受けたこちらからではありますが、お祈りしております。